昨日は絹ふとんの生地に付いた「和じみ」を落としてくれという依頼があり、魔法の洗剤？で洗い、水ですすぎ、ぼかし作業を繰り返し繰り返し半日の作業となりました。「染み」とそうでないところの境界をいかに目立たなくするか、これは「濡らしては乾かし」を繰り返す以外ありません。絹は手をかければちゃんとそれに答えてくれる、また風合いも違った味が出てきて、実に奥が深いといつも思い知らされています。
昨日の「絹わたベビーかけふとん」が届いたという電話がさっきＳさんよりありました。生地が高級な丹後ちりめんにも匹敵するくらいとの高評価をいただきました。早速お孫さんのところへ届けに行くそうです。Ｓさん、これからも末永いお付き合いよろしくお願いいたします。
静岡のＳさんより絹わたベビー掛ふとんのご注文を受けておりました。一歳のお孫さん用だそうです。今からこんな素晴らしい布団に寝られるなんて幸せですね。幼稚園くらいまでは使えます（サイズ：110×125ｃｍ）。実は「絹の良さ」は小さいお子さんが一番分かるのではないかと思うのです。伊勢崎市のＨさんのお孫さんは絹の敷布団でないと寝ないそうです。それとペット。絹ふとんに代えたら猫がもぐりこんで来るようになったという話をよく聞きます。絹には何か見えない波動のようなものがあり生き物を惹きつけるのではないでしょうか？未だ純粋さを失っていない子供、或いはペットには大人には見えないものが見えているのかも知れません。
