Air’s blog

ハイセンスな暮らしをめざして・・・

~Advance interior residence~ 

コトバ・ニホンゴ・ケイゴ

2006年07月27日 00時04分03秒 | 生活

今日は、別のテーマを話題にするつもりだったのですが、インターネットを立ち上げるとこんな記事が目に入ってきました。とっても気になるので、今日はその話を少し・・・。





目上に「ご苦労さま」15%=「お疲れさま」を侵食-文化庁の国語世論調査




仕事後、目上の人に「ご苦労さまでした」と言葉を掛ける人の割合が15%に達し、主流を占める「お疲れさまでした」を侵食していることが26日、文化庁の「国語に関する世論調査」で分かった。同庁は「慰労の言葉は、本来は目上の人から掛けるもの」と説明する一方、厳密な使い方は必ずしも定まっていないとしている。
 調査は2-3月、全国の16歳以上の男女計3652人に実施、57.7%の有効回答を得た。
 それによると、一緒に働いた人が自分より職階が上の人の場合、「お疲れさまでした」と言う割合は回答者の69.2%。「ありがとうございました」も11.0%いた。その一方、「ご苦労さまでした」と言う人が15.1%おり、「どうも」が0.9%、「何も言わない」も0.6%いた。 (時事通信)





そう。「お疲れさま」が完全に侵食されているのです!
私の勤める会社も例外ではありません。私は入社当初から気になっていました。新人用に配布される書類の中にも『「ごくろうさまでした」と声を掛けましょう。』という表記。
後に、私の独断で「おつかれさまでした」に変えてやったこともありますが、全く浸透しません。

それでも私は頑なに使います。「おつかれさま」と言うコトバを。


あまりにも多用されるので、一時は私が間違っているのか。と不安になったこともあります。でも、どの本を読んでも、何を調べてもやはり「ごくろうさま」というコトバは、あくまで目上の人が目下のものを労う場合に使うコトバであり、本来目下のものが目上の人を労うという感覚すら、おかしいのです。

だからといって何も言わないのか?そこで適切だろうとされているのが「おつかれさま」というコトバ。私はそう理解しています。


日本語って難しいですよね。私は言葉遣いにコンプレックスを持っているので、言葉に関する本は、結構な数を読みました。でも、なかなか自分のものにならない。

そんな私が(キレイに話すなぁ~)と心から思うのが「あやや」。そう、松浦あやさんです。今のところ、私がその会話を聞いたことのある全ての人の中でダントツにナンバー・ワンなのが、彼女。



かなりの年下ですが、キレイに話せる人って憧れます。



参考
「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の使い分けは?



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