goo blog サービス終了のお知らせ 

愛猫ダイオ物語

愛猫ダイオの猫生を綴った『ダイオ編』は終了し、現在は『ニャキエ編』を更新しています。

興奮するおもちゃ。(2006年3月26日、4月8日)

2013-02-14 13:55:41 | 日記
この頃になると、猫たちの性格の違いがはっきりとしてきた。
ダイオはどこかおっとりしていて、ややおニブちゃんで、優しい性格。ニャキエは神経質でいて、遊び好き。ダイオが特に好むおもちゃは、あみぐるみのくまさん以来ヒットがなかったが、ニャキエはいろんなもので遊んだ。ウサギの皮でできている1個10円のネズミのおもちゃがお気に入りで、投げてやると跳んで取りに行って、首のところをくわえて戻ってきた。
釣竿のようになっているおもちゃで、ゴム紐の先に鳥の羽のついているものは大ヒットした。ヒュッ、と竿を引いた途端、鳥の羽めがけてニャキエが飛翔した。口から先に獲物を目がけてロケットスタートをしたのである。捕まらないように羽を動かし、飛びかかってくるニャキエをよけながら手を止める間もなく連続して竿を振った。何度かそうした後、ニャキエが羽に食いつき、1ラウンドが終わりになる。ニャキエは腹を動かして荒い息をしているようだった。食いついたまま、なかなか羽を離さない。むしって食べ始めたので慌てて取り上げた。
毛皮のついた皮手袋もお気に入りの獲物だった。ネズミのおもちゃと同じウサギの皮で出来ているからだろうか。ニャキエが、遊んでよ、とくわえて持ってくる。投げてやると捕ってきた。この手袋はもともと私が使っていたものだったが、あんまりニャキエが気に入っていたので、とうとう彼女にあげてしまった。
釣竿のおもちゃは、ダイオもニャキエも捕まえるとすぐにゴム紐を噛み切ってしまうので、私は細い髪を縛る用のゴム紐をスーパーで買ってきた。そして、釣竿に新しいゴム紐をつけて、おもちゃを自作してみた。獲物にあたる部分には、細くちぎった紙を縛り付け、竿を振ると、カシャカシャと音が鳴るようにした。この自作おもちゃはダイオにもニャキエにも大人気で、ふたり一緒によく遊んだ。猫たちの間には暗黙のルールがあるようで、獲物めがけて飛びかかる時は、どちらか一方が飛びかかり、もう一方は待機していた。待機しながら、かがんでおしりをぷりぷりと動かす。そして自分の番がくると飛びかかるのだった。猫同士が同時に飛びかかって頭をぶつけるなんてことは絶対になかった。
また、物陰に隠れている姿勢から、前を通りがかった獲物を捕まえる、というシチュエーションを作っている時もあった。そんな時、猫の瞳は瞳孔が開いてキラキラと輝き、獲物の動きを見てタイミングを計りつつ、全身をうずうずさせて待っているのだった。
猫の遊びには、猫たちが作る設定やシチュエーションが発生するので、人間はそれに合わせて遊んでやることが肝要であると知った。

手袋とニャキエ。



親離れの喧嘩?

2013-02-13 13:54:05 | 日記
私が1面に2枚画像を印刷した自社制作のネットラジオの広告用チラシを、カッターナイフで半分に切っていた時のことである。
カッターナイフは、シャーッ、シャーッ、と音をたてていた。
不意にダイオとニャキエが毛を逆立てて、フーッ、と言いながら、睨み合いを始めた。
プロレスごっこの時とは何かが違う。互いに両足を突っ張り、背中を丸めて、猫が自分を大きく見せる時の姿勢をとっている。
カッターナイフを使うたびに、シャーッ、シャーッと鳴る音は、まるで私が発しているうなり声のようだった。その感じに反応したのだろうか。猫たちは間合いを取りながら、猫パンチをはじめた。激しいパンチの応酬が続いた。どちらかがどちらかをこの場から追い出そうとしているようである。シャーッ、というカッターナイフの音がなんらかの影響を与えたことは明らかだった。
「やめろよ、おい」
私は猫たちに言いながら、しばらく作業を続けた。猫たちはやがて追いかけっこを始めた。

あれは何だったのだろうと今思うに、親猫が子猫を突き放す時にシャーッ、と鳴いたりするのではないだろうか。だからダイオとニャキエは、お前が出ていけ、と喧嘩を始めたのかもしれない。猫の習性だろうか? 不思議な喧嘩だった。

猫たちとの生活に必要なもの。

2013-02-12 16:09:34 | 日記
2006年の年明け頃までに購入したもの。猫たちとの生活にこれだけは必要だったと思う。

・猫トイレ……80センチ四方くらいの屋根のない平らなもの。
・猫砂……ネットで見つけた砂で出来ているもの。濡れると砂の灰色が濃くなるので尿色はわからないが、よく固まり、とても安かった。
・キャットタワー……天井に突っ張り棒をつけて設置する大型のものを買った。ポールに巻いてある麻縄で、猫たちはすぐに爪とぎを始めた。
・ドライフード……ロイヤルカナンを与えていた。キトンから標準的な猫用に切り替えていった。
・おやつ……タラをリボン状に加工し、葉緑素を加えたという緑色のおやつをちぎって与えていた。
・フード用のお皿……猫が食べやすい形にしたという陶器製の器がネットにあったので、それにした。
・お水用の容器……小さな両手鍋を水入れにした。底が平らで安定している。底の丸いボウルに水を入れて与えてみたが、なぜか飲まなかった。
・猫ベッド……2匹でぎうぎうで入れる大きさの猫ベッドを買ってみた。猫たちはそこで昼寝をした。
・おもちゃ……いわゆる猫じゃらしはすぐに飽きてしまった。ウサギの皮で出来ている1個10円のネズミのおもちゃがあり、ニャキエはそれがお気に入りだった。他にも鳥の羽がついたおもちゃなど、いくつか買ってみた。
・キャリーバッグ……子猫のときは2匹一緒に入るナイロン製のバッグを買った。大きくなってからは1匹ずつ入れるプラスチック製のゲージに買い替えた。

水飲み器。