安全安心まちづくり研究会(NPO)

宗像・飯塚警察署・防犯協会から委嘱を受け、安全・安心まちづくりの為に福岡と長崎で活動している防犯設備士の石橋夫妻です。

応挙や大観の掛け軸など23点盗難 奈良の美術館

2007-01-04 01:05:56 | Weblog
 3日午前9時ごろ、奈良県桜井市初瀬の私立美術館・大和玉仙閣美術館(岸本嘉郎館長)から「美術館内が荒らされ、掛け軸などが盗まれた」と桜井署に通報があった。調べでは、江戸中期の画家・円山応挙や近代日本画家・横山大観の掛け軸、陶芸家・富本憲吉の皿など23点(計1億5360万円相当)がなくなっていたという。点数が多いことから、複数犯による窃盗事件と見て調べを進めている。  同館は3階建て。同署などによると、1階出入り口のシャッターがバールのようなものでこじ開けられ、2階の展示室内のガラスケースが割られていたという。同美術館は2日も開館しており、同日午後4時20分ごろに施錠されてから3日午前8時30分に従業員が出勤するまでの間に盗まれたらしい。  盗まれた中で最高額は応挙の掛け軸「雪景山水図」(5000万円相当)。大観の掛け軸「山羊(やぎ)」(1200万円相当)もあった。ほかに額、つぼなどが盗まれた。  同館は00年に開館、長谷寺の参道沿いにある。桜井市内で自営業を営み、同市観光協会長も務める岸本館長が集めた約300点を、収蔵している。

以上、朝日ドットコムより引用。

●入口シャッターをバールでこじ開け、ドアのガラスを打ち破り、建物内部に侵入したものです。いわゆる事務所あらしの手口と同じですね。展示品が入っていたガラスケースも叩き割られていました。
夜間無人になる事務所などは予防防犯(防犯ガラス・防犯フィルム・防犯補助錠・窓用カギ付き補助錠・防犯カメラなど)と駆け付け警備(警備会社と契約)をセットにした対策を取る事が肝要です。

☆安全安心まちづくり研究会長崎支部より配信☆