せっちゃんの明るいガン日記

乳ガンで(片パイ→まっ平らになったけど)鬱病だけど人生転んでなんぼ、生きてるだけで丸儲け!せっちゃんのノー天気な日常!!

ガン告知から2年

2008-03-06 12:12:40 | 病気のこと
今日で乳がんを告知されて丁度2年が経った。最初マンモグラフィーを撮った病院ではよく分からず(ようするに見る技術がない)レントゲンもってあちこち回った。おっぱいがなくなる、うんぬんより切る病院を選ぶまでがむちゃくちゃストレスだった。家庭の医学なんか広げれば凹む情報のオンパレードだし。

MRIでお世話になった技師さんに聞いて今の大学病院に決めた。針生検してガンだと言われたのが今日。

手術は仕方ないけど化学療法はやだとか放射線もいやだとか、無知な発言にも、つんつん先生は怒らず丁寧に説明してくれた。「先生は自分の奥さんだったらやっぱり同じ治療すすめる?」『当然です』彼のなんの躊躇もない言葉に、やるしかないか…と腹をくくった。

そんな日…もう2年?まだ2年?来月はまた全身検査が待っている。でも私はまたたぶん言う。「2年後も生きてたよ」(笑)

ガンがくれたものは沢山ある。失ったのは片側のおっぱいとリンパ節とお金!(治療費高いんじゃー)

でも悔しいが得たものは貴重で手放したくない。もとに戻しましょうと言われたら断る。(笑)

友達のほうが良い。無知より知がいいよ。

片乳も個性!

目に見えない大事なものを教えてくれたガン細胞。もとは自分の細胞だしね。不思議な病気だなと思う。

元気に毎年記念日をむかえてやるぞぃ!(*^^*)

今日は同時に馴染みの喫茶店のマスターの命日でもある。お花を届けた。ずっと忘れない日というのも不思議。安らげる空間がとても好きだった。ありがとうを届けてこれたよ。

今でも奥さまの横に立って厨房にいらっしゃると思う。(*^^*)

それくらい奥さまの料理は同じ味がする。温かい柔らかい優しい味。

ありがとうの気持ちが届きますように。