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ノアの足跡

西湘南どうぶつ愛護会が発行しておりました会報誌の活動報告をご紹介します。あわせて近況もUP予定です。

地震の被害と法改正

2004-10-24 21:28:31 | Weblog
昨日から続く、新潟を震源とした地震。
犬達への支援はどうなっているのでしょうか?
阪神淡路大震災の時は、避難所に入ることを
許されなかった犬が多く、係留されたまま余震により
死亡してしまったり、迷子になってしまったり、
飼い主さんが亡くなられてしまい途方に暮れたりと
たくさんの犬や猫達が被害に会いました。
今日、新橋の駅前で配られていた地震を伝える
号外・・地すべりを起こし、倒壊寸前の家先には
犬小屋らしきものが映っていました。
この集落は、孤立しているため、ヘリからの空撮と
言う事でした。
現地にいける手段は、空からしかないようです。
現地にて、多くの犬や猫、飼い主さんが途方にくれているのかの
情報さえ集める事が難しい状態です。
一時的にでも、シェルターを設置し飼い主さんの家へ
かえれるまで世話をするということは、困難なのでしょうか?
苛立ちとともに、焦るばかりです。

本日「名犬チロリ」の原作者であり、「セラピードック協会」の
大木トオル氏とお会いする事ができました。
一度は放棄され保護センターに連れて行かれた命たちが
車椅子に寄り添い、杖歩行の方と歩幅をあわせ
顔をじっとみあげてくれます。
この犬たちの瞳は、輝いていました。
誇り高くも思われました。
それを支え、法改正にご尽力される大木氏には
ただただ敬服するばかりです。
お話をさせていただき、改めて来年3月の法改正には
越えなくてはならない大きな壁がたくさんあると言うことを
痛感いたしました。
でもなお、犬たちの未来のために・・・・
殺処分される何十万頭もの命の存在は
私たちの世代で終わらせなくてはならないと
強くかんじました。