Sは、

大変、良い男だ。デビット伊東のように
ハンサムで、T大卒、しかも大病院の副
院長。15年前くらいから、随分と声を
かけてくれ、いろいろな会に誘ってくれ
た。私は彼の期待に答えることなく、大
いに不義理をしている。残り僅かな時間
だけれど、取り返せるかしら。まあ、無
理だ。でも、出来る限りお返しはしよう、
と思わされた昨日の研究会であった。
他人の本当の素晴らしさを心から賞賛し
てやれない器の小さな私。今さら、治ると
は思えないけど。

振り返ると、

つくづくと思うのは、極めて多くの幸運に
恵まれた人生であった。しかし、また、
性格のいい加減さのために、多くのチャンス
を生かせなかった人生でもあった。
人間は何時でも変われるそうだから、残され
た人生はかなり少ないけれど、もう少し真面
目にやろう。

退学

春先になると、とても大学生に進学できる学力もないのに、
無理して進学した子供たちが単位がとれず、
退学するようになる。中学生の学力もない大学生。
とても卒業出来ない。しかし、勉強は必要だ。
お金をだして、補習をしても勉強は継続させた方がよい。
たかだか、4-5年の頑張りだ。
昔、田舎から私立医学部に進学させたものの、
勉強しない。母親が上京して、ズート傍について
勉強させること4年。漸く自分一人でやれるように
なり、追試は繰り返したものの、留年もせず医者になっ
た。開業したときいたけど、どうしているだろう。
親も歯科医だったから、商売は上手いだろう、と思う。

チラシ配り

毎日、帰宅してポストを覗くと
殆ど関係のないチラシの山。
来る日も、来る日も。どうにか
ならんのかな。募金するより、
これらの資金をユニセフや被災
地に贈った方が、よほど世の中
のためになる。始末をするのが
大変。本当に必要な書類は埋ま
ってしまうし。
何方か、チラシ配りの、散らし
配りお姉さんを殺害していただ
けませんか？