11月9日撮影 中山法華経寺
いつも南側から見ている大銀杏を反対側から眺めたら、こんなに黄葉が進んでいました。
南側はまだ緑が目立ったのですが、角度によってずいぶん違うものですね。
2年前の台風では、塩害の影響がひどくて、去年もまだ十分に回復していない印象でしたが、
今年はきれいな樹形に戻り一安心です。
イチョウの黄色に負けじと咲いているツワブキ。境内のあちこちを明るく照らしています。
吸蜜しているのはヒラタアブの仲間。右端にもう1匹。
すっかり葉を落とした桜と宝殿門を撮っていたら、
ムラサキツバメが飛んできて、翅を広げてくれました!
きれいな表翅はメスです。
以前も同じ場所で撮ったことがあります。
幼虫の食草であるマテバシイが宝殿門の向こうの林にあるので、そこで繁殖しているのでしょう。
成虫の活動は5月頃からということですが、見かけるのは決まって11月から12月にかけて。
日向ぼっこに現れるのでしょうね。その後成虫のまま越冬します。
宝殿門の向こうでぽつりぽつりと咲いているツツジ。このところ毎年のことでもう驚きません。
まだアジサイが咲いているぐらいですから。
従来とは違う気象の変化に戸惑うのは人も植物も一緒ですね。
OM-D E-M10 MarkⅡ+ M.ZUIKO DIGITAL 14-150mm