5月6日撮影
中山法華経寺の新発見シリーズ。
歩いていてふと目に留まった極彩色。
祖師堂の屋根の下です。
ネットが掛かっていて見えにくいですが、この花は何でしょう。
遠目には葉の形がシャクヤクのように見えましたが、
よく見ると切れ込みのある葉。ということは牡丹ですね。
それより写真を見ていて気になったのは柱の上部で手を前に飛び出している生き物。
寺院建築でこの部分を「木鼻(きばな)」と言うそうですが、
調べたところ、木鼻の細工に使われる生き物は、獅子、獏、象、麒麟の4種。
正面からの写真では分かりにくいので、昨日あらためて撮って来たのが下の写真。
長い牙、長い鼻だけ見ると「獏」か「象」か分かりませんが、
小さな耳、巻き毛、鋭い爪のある足は「獏」の木鼻でよく見られる特徴だそうです。
「獏」は鼻はゾウ、目はサイ、脚はトラ、尾はウシに似ているとされる想像上の生き物。
鳥獣戯画にも描かれているそうです。
縁起の良い霊獣ということで、魔除けになっているのですね。
この「獏」の木鼻はお堂の横を向いていますが、
その隣り、正面を向いている木鼻は「獅子」です。
高い位置にあるので、目に入りにくいですが、他のお寺でも注意して見てみたいと思います。
中山法華経寺の新発見シリーズ。
歩いていてふと目に留まった極彩色。
祖師堂の屋根の下です。
ネットが掛かっていて見えにくいですが、この花は何でしょう。
遠目には葉の形がシャクヤクのように見えましたが、
よく見ると切れ込みのある葉。ということは牡丹ですね。
それより写真を見ていて気になったのは柱の上部で手を前に飛び出している生き物。
寺院建築でこの部分を「木鼻(きばな)」と言うそうですが、
調べたところ、木鼻の細工に使われる生き物は、獅子、獏、象、麒麟の4種。
正面からの写真では分かりにくいので、昨日あらためて撮って来たのが下の写真。
長い牙、長い鼻だけ見ると「獏」か「象」か分かりませんが、
小さな耳、巻き毛、鋭い爪のある足は「獏」の木鼻でよく見られる特徴だそうです。
「獏」は鼻はゾウ、目はサイ、脚はトラ、尾はウシに似ているとされる想像上の生き物。
鳥獣戯画にも描かれているそうです。
縁起の良い霊獣ということで、魔除けになっているのですね。
この「獏」の木鼻はお堂の横を向いていますが、
その隣り、正面を向いている木鼻は「獅子」です。
高い位置にあるので、目に入りにくいですが、他のお寺でも注意して見てみたいと思います。
LUMIX GM5 + LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6