10月11日撮影 大徳寺
この日拝観できたのは塔頭だけで、
本坊は特別公開の時期が終わっていました。
他に見るべきものと言ったら、
千利休切腹の一因になったと言われるこの山門でしょうか。
朱塗りの山門。
周りに囲いがあり、そばには寄れませんが、
立派な松の木の間から「金毛閣」の文字が見えました。

ここで眺めている時、たまたま通りかかった近所の方が、
この中に今も利休の立像があるらしいと教えてくださいました。
普通は非公開だけど、
遠くから来られた檀家さんが特別に中に入らせてもらって
利休の木像を見たと話しておられたそうです。
利休像は秀吉によって焼かれたという説もありますが、
焼かれずにいったん京都を離れて、明治になってから大徳寺に戻ってきたとも、
現存するけど、山門内に置かれているものはレプリカであるとも言われています。
本当のところはどうなのでしょう??
大徳寺の公式ホームページでは利休像のその後についてはまったく触れていませんが、
裏千家のサイトを見たら書いてありました。
裏千家今日庵邸内の「利休御祖堂」の奥に祀られているそうです。
山門内にあるものはやはりレプリカなのですね。
以下3枚の写真は特別公開の塔頭、興臨院で撮ったもの。
フジバカマやススキ、シュウメイギクでしょうか。
秋の草花が蹲(つくばい)に活けられていました。
重要文化財である本堂の廊下。
木の節の傷んだところを修繕した跡。
マツタケです。

職人さんの粋な遊び心が感じられます。
しおりには「貝多羅樹」と書かれていますが、
「タラヨウ(多羅葉)」の木ですね。
別名は「葉書の木」。案内の方も葉書の木と説明されていました。
葉の裏に文字を彫ると1分ぐらいで字が黒く浮き上がってくるそうです。
貝多羅樹(バイタラジュ)は古代インドで経文を書いたと言われるヤシ科の樹木。
タラヨウはモチノキ科で別の植物ですが、名前は貝多羅樹に由来するそうです。


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