「う~~~~~~さぶぅ~~~風呂用意できとる?」
おかえりただいま(?)のキスもそこそこに風呂場に向かうカレ。
「風呂上がったらすぐに食べるけん」
それまでに並べておけってか?
はいはい。
「替えの下着持ってきといて」
へ~へ~。
部屋着のスエットも出しておきましょう。
・・・・なんていうか・・・つけあがってないか?
さすがにカレも気づいたらしい。
「お兄さん、勝手?」
「あはは。でもええよ」(否定はしない)
ごっこだからね。
ごっこじゃなかったらどうだろう?
ま、考えても仕方ないことなんだけど。
カレがお風呂に入っている間に食事を仕上げた。
おでんはまだ仕込み中だから、この日は居酒屋メニューで。
好物の軟骨の唐揚げや、持ってきてくれたアワビのバター焼きetc
ほぼ並べたところでカレが出てきた。
「あ~~~~ええ風呂やった。お、うまそう。ビールビール!!」
無邪気に喜んじゃって、アタシが悩んでたことなんて気づきもしないんだろうなぁ。
悩むだけ無駄ってこと?
他愛もない話をしながら食事をして
早く帰りたいのがわかっていたから、食後はひっつかずに後片付けをしていた。
ぱぱっと後片付けを済ませてこたつに戻ったら
「こっちおいで」
「帰るん遅くなるよ」
「まだ大丈夫」
アタシはカレの足の間に座って背中から抱っこされた。
優しい優しい腕の中。
悩んでいたことがバカバカしく思えてくる。
いやいや、ちゃんと話すべきか?
いやいや、白黒つけることに何の意味がある?
アタシはどうありたいか?
・・・・・カレの隣で笑っていたい。
あれこれ思い巡らせてみたものの、結局アタシはただの甘えん坊になった。
甘えているうちにブラのホックをはずされて
パンティもずらされて
明るい部屋でアタシは四つん這いでいじられていた。
「やぁ・・・ん・・・恥ずかしいよぉ・・・」
でも恥ずかしいと火がついちゃうのを知ってるカレは容赦しない。
「○※△◆∞∈∴◎×●」
「やぁぁぁぁぁんん・・・・・・」
カレが入ってきた。
お尻をぐいっと広げて結合部を見ているのがわかる。
恥ずかしい。
でも、イイ。
正常位で抱かれたいから『あっちの部屋』に行った。
えろはずかしい度は下がるけれど、やっぱりこれがいい。
カレの右腕にぐっと抱かれ、アタシはぎゅうっとしがみついて
いろんな角度で突かれかきまわされ・・・・大きく達した。
カレも果ててアタシの上に突っ伏し、
アタシはその重みを感じながら幸せをかみしめた。
指を絡めて手をつないでしばらくふたりでぐったりしていたけど
・・・・・早く帰さなければならない。
気を抜くとふたりとも眠ってしまいそうになる。
このまま眠ってしまえたらどんなにいいかと思うけど
そういう訳にもいかないから交代で起こし合って、やっとのことで帰り支度をした。
本宅近くに着いたのはぎりぎり日付が変わる直前。
もうちょいゆっくりしたいなぁ。
でも、そんなこと言ってたらキリがない。
それはお泊まりチャンスまで我慢我慢