いつかあなたの島へ・・・

ゆるゆるといつもいつまでもあなたの隣で。

2007-10-28 23:20:31 | お母さん
息子に「夜景が見たい」と言われて
ふたりで地元の夜景スポットまでドライブした

ライトアップされたソレが見える展望台は
アタシとカレが初めてキスをした場所で
まだ18時になったばかりだったけど
やっぱりカップルが何組かいた。
早い時間だから、教育上よろしくない雰囲気じゃなくてよかったんだけど。



ライトアップされたソレはやっぱり壮観で
ソレに寄り添うように島影から満月がのぼっていた。
オレンジ色に近い、大きなまぁるい月。

「きれいやねぇ・・・」
「きれいやねぇ・・・」




そして、思い立って次のスポットへ。

そこはライトアップされたソレが遠景で見えるんだけど
思いがけず、ソレよりももっと美しいものを見ることができた。



静かな海に映る月明かり。


海に映る朝日や夕日は見たことがあるけれど
月もこんなにきれいに映るんだってこと、初めて知った。

言葉もなくただただ眺めていた。


しょぼい携帯カメラしかなくて
そんなものではとてもその美しさを写せないんだけど
上手なカメラマンなら、その景色をきっと幻想的に写してくれるだろうと思う。



「大人になって都会に住んでも、こんなきれいな景色忘れんとってね」
「うん」
「もし、辛いことや苦しいことがあっても、この景色を思い出してね」
「う、うん・・・」


息子にはまだわかんないだろうな。
自分のルーツとなる景色が、自分を支えてくれるということ。

アタシの原風景はこの瀬戸の海だ。




アタシがまだ実家にいた頃、
会うには限られた時間しかなくて、よくデートした場所。

何度も夜景を眺めたけど、こんな景色は見たことがなかった。
一緒に見たかったな・・・・






夜ので息子とのデートを報告した。
海に映る月明かりの話も。

「一緒に見たかったな」
「いつか見れるよ」
「島では普通に見れる?」
「いや、方角からいって海からは上らんからな」

そっか。
島で見るのは海に沈む夕陽だな。





大事なひとと見る大事な風景。
それは大事な宝物




父と息子

2007-10-27 00:34:26 | カレへの想い
尋ね人番組の再放送をカレと一緒に見たときのこと。


この手の番組は正直苦手。
視聴者を泣かせようとする制作側のあざとさを感じてしまうし
簡単に泣いちゃうゲストもわざとらしい。
そのくせ自分ももらい泣きしてしまう。

アタシひとりなら絶対見ない番組なんだけど
たまたまチャンネルを変えていたカレが見入ってしまったものだから
一緒に見る羽目になってしまった。

さらにアタシにとっては間の悪いことに‘実の父’を捜しているとな。



「父と息子の絆」

・・・・・・・アタシが一番過敏なところだ。



カレはもちろんカレの息子さんをとてもとても愛しているけれど
普段一緒に住んでいない上に夫婦仲がこういう状態で
なおかつ経済的にはカレツマが息子さんたちを扶養しているから
「父親としての自分」を十分発揮できずにいる。
そして息子さんたちにとっての「父親の存在意義」を気にかけている。

「父親の存在なんて軽いもんや」 カレはよくそう言う。



テレビの中では依頼者が実の父に会いたい気持ちを切々と語っていた。
カレは真剣に見入っている。

「○くんはお父さんに会いたいとか言う?」

そら来たっ

「言わんねぇ・・・アタシに気ぃ遣って言わんだけかもしれんけど」
「将来お父さんに会いたい、言うたらどうする?」
「会いたい言うたら会わせんわけにはいかんやろ。アタシはイヤやけど」
「向こうはどうやろか」
「会いたいやろけど、会える状態かどうかはわからんよねー」
「再婚とかそういうこと?」
「いや、再婚しとんやったらええけど、どうしようもない生活しとるかもしれんし」


カレが気にしているのはうちの息子と父親の関係ではない。
息子さんたちと自分に置き換えて考えているのだ。

今でも希薄な父子関係が、これ以上希薄になることをとても恐れている。

だからアタシとしては「全然会いたがらない」とは言えない。

ほんとは「おいちゃんがお父さんになってくれたらええのに」と言っていることも。



カレはほんとにうちの息子をかわいがってくれる。
悪いことをしたときはビシッと注意もしてくれるし。

どういう手続きをすれば戸籍上の親子になれるかもちゃんと知っている。


でも。




でも。







でも。。。。。。。。。











やっぱりこの壁は越えられないなぁ・・・・・と思う。








毎度毎度考えてもしょうがない同じ壁にぶつかってるなー








ま、もう結論は出ているんだけどね。







いやーまいった。
案の定もらい泣きしちゃったし。
この手の番組はやっぱりダメだわ。


腕の中

2007-10-24 21:44:56 | ふたりの話
先々週末に帰ってきたから、先週末は帰って来ない予定だったけど
しばらく帰って来れなくなるから、と急遽帰ってきた。


うれしい予定外。

でも金曜日の夜『居酒屋 はるか』は都合により臨時休業だったんだけど。


そのぶん、それから後はたくさんの時間を一緒に過ごすことができた。



久しぶりにふたりでランチに出かけたこと、
カレの実家のこたつを買いに一緒に電器屋さんに行ったこと、
少し早いカレのお誕生日パーティを3人でできたこと、
溶けるほど求め合ったこと、



そして何より

日曜日の夜、泊まってくれたこと・・・・・



腕枕してもらって、いろんなおしゃべりをした。
他愛もないおしゃべりだけどそれがとても幸せで。

「年をとってもこうしてお兄さんのそばにいられたらいいなぁ」
「そうやね・・・」


何気なく言った言葉だったけど
かないそうで手の届かないその夢に
胸がぎゅうっとなった。


「腕、重くない?」
「ちょっと重い・・・けど、このままおって」


ほんとは朝までそうしていたかったけど

しばらくひっついていて

静かな沈黙がやがてカレの寝息に変わる頃

アタシは息子の部屋に移動した。







    年をとってもこうしてお兄さんのそばにいられたらいいなぁ・・・・・

    あなたと生きていけたらいいのに。





短いメール

2007-10-18 21:31:02 | ふたりの話
本日21:15頃、アタシから送ったメール

 
 (ひよこではないけど)


で、カレからの返事

 
 (カエルではないけど)


これ、ちゃんと会話になってるのよ。
わかるかな~






ロッテ負けた~
巨人負けそう~



おでんの季節

2007-10-17 23:53:04 | 食いしん坊
ついこの前まであんなに暑かったのに
もうすっかりおでんの季節になりました。


もう毎年書いているけれど

カレは結構おでんが好き

もうまたそろそろ言い出すだろうなぁと思っていたら
案の定「おでん食べたいなぁ」って。



皆さんはおでんに何いれる?
うちは
 大根・厚揚げ・こんにゃく・卵・牛すじ・ちくわ・平天・ごぼ天
が基本形。
あと仕入れ状況によってもち巾着だのウインナ天なんかが入ったりする。

でもね、毎回思うんだけど

材料多いよ

我が家で一番大きい鍋で作ってるんだけど、それでもいっぱいいっぱい。

確かにね、3人分とはいえ多めに作る。
別の日にも食べようとか思うから卵は6個入れるし、大根もほぼ1本近くいれる。
男どもは牛すじが大好きだから、1串の量を少なめにして本数を多くするとかさばる。
ほんとはもっと厚揚げを入れたいけど無理。


ほら、よくレシピ本にあるようなおでん。
あんな上品な量じゃない。
食べるときは大鍋から卓上コンロにきれいに移してみるけど
たちまち足りなくなって大鍋から補充、補充、補充。


だけど、はふはふとにぎやかにおでんを食べる光景はアタシを幸せにする。
今思い出すだけでも幸せだ。



さ、次は何にしようかな


祭りの日(後編)

2007-10-16 23:48:47 | カレへの想い
苦い思いをしまいこんで、
カレと一緒にみこしの列を追いかけていった。

カレんちでお昼を食べたことはみんな知ってることだけど
一緒に遅れていくのはまずいんじゃないの?

カレが気にしてないならいいのかな?




それからはまた楽しい時間だった。




真っ青な空

真っ青な海

にぎやかな掛け声

味わいのある祭り歌



休憩所ではそれとなく並んで
「祭りやけん誰も気にせんけど、後で変に思う人がおるかもなぁ」
「ふふふ



そんな感じでいくつかの休憩所を楽しく過ごしたのに、次の休憩所では別々だった。
そのこと自体は特に気にしていなかったんだけど
トイレに行こうとして・・・見てしまった。
学校の先生だという若い女性と仲良くおしゃべりしているのを。

 ふーんだ
 妬いちゃうんだから~

そうメールしてやろうと思いながらトイレに座ったら

 ん?がない。

用を済ませた後リュックを探したけど、ない。
さっきの休憩所に戻っても、ない。

もし誰かが拾ってて中を確認したとしたら・・・・・・・

カレの名前は「山田一郎⇒山本一美」的な置き換えで登録してあるけど
ずらっと並んだ発着信履歴がカレの番号であると気づく人もいるだろう。

 やばい。
 やばすぎる。


酔いでぐるぐる回る頭を必死で鎮めて、歩いた道筋を逆にたどってみた。
昼時には間違いなくあったから、午後の休憩所かも・・・と
午後の休憩所をひとつずつ回ってみたけど、ない。

がない苛立ちとさっき見た光景の苛立ちが
ぐちゅぐちゅに混ざり合って不愉快さが増してくる。


  あ・・・・・・
  まさかあの人の生理用品!?



ありえんだろ、と頭の片隅で声がするのに
「いーや、絶対そう」と不愉快さを拡大していくアタシがいる。


  そーかそーか、それでわかった。
  道理で島にいるときは淋しくないわけだわ



暑いわ、リュックは重いわ、酔って気持ちが悪いわ、
アタシは何度もトイレに寄って、便器にしがみついて吐きながら泣いた。



はカレんちにあった。
カレからの着信が5件。
結構長く鳴らしてたらしい。
話す気分ではなかったけど、かけてみた。

「どこにおるん子供が心配しよるで
「携帯なくしたけん探しよったんよ。○○さんに言うといたよ」
「もうみんな神社まで戻っとるよ。はよ上がってきなさい

えーーーーまじかよ


くらくらしながら神社に上がっていったら、相当怒っているカレがいた。
でもそれ以上にアタシの様子が変だったから怒れなかったようだ。

「どしたん?」
「携帯なくしたって言うたやん」
「見つかったん?」
「見つかったけん電話したんやん」
「どこにあったん?」
「・・・・・・・・・」
「なにすねとん?」
「だって」
「だって、何?」
「・・・・・・・・・


半泣きで帰り支度するアタシ。
ガラガラに枯らした声でなんだかんだ言いながら
お土産の海産物を紙袋にどんどん詰め込んでいくカレ。
いつもと違うふたりの様子に戸惑う息子(・・・・心配かけてごめんよぉ


帰りの船でもまだあれこれ考えていたアタシは
下船のときだったらしくて
顔見知りの船員さんがとても心配してくれた。

おかげでカレはその船員さんに
「晴香さんにどれだけ飲ませたんや」とえらく怒られたそうだ。





今となれば酔っ払いのバカバカしいけんか。
小さい島の小さい学校の先生だもの、誰と話していたって不思議ではない。
そういうアタシだっていろんな人としゃべっていたわけだし。
全然やきもちをやくようなシーンじゃないのに
どうして妄想を暴走させてあそこまでぐじゅぐじゅになったのか

・・・・自分でもわからな~い ┐( ̄д ̄;)┌

 え?からみ酒

 教訓:「酒は飲んでも飲まれるな」



たぶんカレは今でもアタシがすねていた意味がわからないと思う。
「またなんかひとりで落ち込んでひとりで暴れてひとりで立ち直った」 って
思ってるだろうと思う。

まあ、実際そうだし








「来年は前の晩からおいでよ
「うんっっっ

でへへへへ~
まぁ、こんなもんですわ


祭りの日(前編)

2007-10-11 20:40:45 | 3人の話
カレは桟橋で待っていた。
もちろんアタシだけじゃなく、大勢のお客を迎えるために。

仕事っぽい適当な理由をつけて、鳥皮やなんこつのはいった紙袋を事務的に渡す。
カレも「ああ、わかりました」なんて事務的に受け取る。

そんな小芝居のあと神社に向かい、祭りが始まった。
お神酒がふるまわれ、
全身に軽くアルコールが行き渡ったところでみこしスタート

アタシは子供みこしなのでカレが担ぐ大人みこしより少し先を行く。
担ぎ疲れたところにちょうど休憩所があって、
そこでまた飲み物や食べ物がふるまわれる。
少し遅れて大人みこしが到着すると、それとなく一緒に飲み食いする。
「ほれ、持って帰りなさい」とリュックにビールやジュースを詰め込んでくれるものだから
だんだんリュックは重くなるし、
坂道や階段はみこしが肩に食い込むし、
アルコールはどんどんどんどん回ってくるし、

しんどいけど・・・・めっちゃ楽しいっっ

担いで飲んで食べて騒いでを繰り返し、午前最後の休憩所。
「○○さん、□□さん、△△さん、昼はうちに来てください。晴香さんも」

みんなでぞろぞろカレについていくと・・・・
行った先はカレの実家ではなくカレんちだった。
なんでカレの実家と思い込んでたんだか

台所のテーブルにはお母様が作ったたくさんのご馳走が並んでいた。
「あの~お手伝いすることあったら言ってください」
「じゃあ、お客さん使うて悪いけど、これ、運んでくれる?」
「はい♪」

 だって、ほら、女手ないし。

・・って心の中で誰にともなく言い訳しながら
アタシは結構かいがいしく動いていたのではないかと思う。
(うーん、計算高い?)
アタシが作っておもてなししたいなぁ、とか思ったり。
(かなりずうずうしい)

一緒に呼ばれた方々も、直接的・間接的に知ってる人ばかりで
和やかに盛り上がって楽しいひとときを過ごした。
しばらくすると、他の人たちは別のお宅にも呼ばれているから、といなくなって
カレとアタシと息子だけになった。

アタシは洗い物、男ふたりはげらげらおしゃべり。
「なんか、いつもとおんなじやね」
ほんとだ。
場所は違うけど、この感じ、いつもとおんなじ

仲のいい子が迎えに来て、息子もいなくなってしまうと

ふたりきりだーーー



アタシはたぶん浮かれていたんだと思う。
前回のことを忘れたわけではなかったけど、油断していたんだと思う。

一息ついたアタシはトイレに行った。
このあと、ぎゅうとちゅうくらいしてくれるかな~なんて思いながら
ふとドアの上を見上げると、
カントリー調のかわいいカーテンで目隠しした棚があった。

 ふーん・・・カレツマの趣味だったのかな・・・・

こういう家族の痕跡を見せつけられると苦くなる。
その苦味をうまくやり過ごそうとしたとき、
カーテンの隙間からトイレットペーパーに混じって
・・・・・・・・・生理用品の入ったかごが見えた。

 カレツマが島を出て何年?
 その間何回帰ってきた?

置いてあったものをそのままにしているのだとわかっていても
物が物だけに生々しくて・・・




苦さたっぷりでトイレを出たら
アタシがそんな想いをしてると知る由もないカレは
のんきに演歌のCDを聞きながら鼻歌を歌っていた。

「おいで」

素直に抱きしめられた。
複雑な想いは胸の奥にしまって、
優しい腕の中でカレの演歌を聞いていた・・・・・・・・・・


祭りの前に

2007-10-10 01:07:23 | カレへの想い
島の祭り。。。。

カラオケ大会も見たかったし
仲のいい人たちとちょっと飲んだりしたかったし
前の晩から行こうと思っていたのに

「最終便で着いてから神社に来よったら遅いわぃ」
「終わってから飲む言うたって、片付け終わるん11時過ぎやん。次の日もあるし無理無理」


ふん、なによ。
自分が「デュエットするか~?」ってその気にさせたくせに。


それでも、若い衆は誘ってくれてるし
泊りがけで行こうと思っていたんだけど、
肝心の宿が取れなくて諦めた。


「土曜日の晩に泊まったら?」
「次の日、学校の用事がある」
「そのかわり言うわけやないけど、昼飯食べにおいで。
 親に言うて適当に作ってもらうことにしとるけん」

「えーーーー 大丈夫なん
「○○や□□も呼んどるけん大丈夫」

  そっかー、なら大丈夫だな。
  えっ・・・・ってことはカレのご両親と会うのよね・・・
  うわーなんて挨拶しよう
  ・・・って普通に挨拶すればいいのか
  あ、やっぱりでしゃばりすぎない程度にお手伝いとかしたほうがいいよね
  あ~息子に行儀よくしぃよって釘さしとかないかん

「○※▼☆$&%*□・・・なぁ」
「はい?」
やばっ
頭ぐるぐるで話聞いてなかった。
「だからー、他にもなんかつまみ欲しいなぁって」
「何が欲しいの?」
「鳥皮となんこつ」
それってアタシに作ってきてっていうメニューじゃん。
それくらいどうってことないけどさ。



祭りの朝、鳥皮となんこつの分だけ早起きして
朝一番の船でカレの島へ向かった。
(めっちゃ揺れた~~~~~

 

あふれる

2007-10-08 16:26:39 | ふたりの話
実はこの日2度目の大人タイム
そこそこ飲んでいたし、もう無理かな~と思っていたんだけど。


じゃれあったりしているうちに
アタシが「あぁんなんて言っちゃったりすると俄然火がつくみたいで
結合部を見るために明かりをつけるのを恥ずかしがったりするとまた
(見られるアタシも )




最後に一緒に果ててぐったりと倒れこむときには
押し寄せる快感と溢れそうな幸せと
それでももっともっともっとカレが欲しくて・・・でも届かなくて
涙がこぼれてしまう。。。。



そんなアタシを腕枕しながら、カレがぽつんと言った。
「何歳まで抱けるかな」
「まだまだずっといけるんやない?」
涙を拭きながら、思ったとおりのことを言った。
「それに、‘抱く’んは何歳になってもできるよ」

カレが言っているのはそういうことじゃないってわかってるけど
アタシにはむしろこっちのほうが重要だ。


涙がひいた頃、何気なく聞いた。

「ねぇ・・・アタシのどこが好き?」

「優しいとこ・・・・・・それと一生懸命頑張っとるとこ」

どういう答えを予想していたというのでもないけど、予想外

「アタシ、優しくないよ」
「優しいよ。お兄さんわがままやのに受け止めてくれて・・・・
 優しくなかったらこんなに続いてなかったと思う」

「そーかなー」
「絶対そう」


うれしかったけどね・・・・
でも知ってるのよ。
カレはわがままかもしれないけど、
カレよりもわがままだというカレツマのわがままをよしよしと聞いてあげてたこと。


ま、いいんだけどね。



ふにゃふにゃとひっついてじゃれついて少しうとうとして
このまま泊まっていけばいいのにと思うけど、そういうわけにもいかない。




「次は晴香が島に来る番やな」
「そーやねー。泊りがけでいけたらええのに」
「また作戦たてよ」



高望みしても欲張っても仕方ない。
こうして一緒に過ごせることが全てなのだと思う。





そして、次の休みにカレの島に行ってきました

まわる

2007-10-06 23:36:18 | 3人の話
アタシがあまりにもへとへとだったのと
ちょっとしたおめでたいことがあったのとで
その日は珍しく3人で外食することになった。


まわるおすしやさん♪


日曜日の夜ということもあって、店内は結構混んでいた。
知った顔がいないことを確認 


カレは酒の肴的なものを取りつつビール
息子はひたすらすし(絵柄注意)
アタシはふたりの間であれもこれも。

「ねえ、見て。あわび。めっちゃ派手なお皿にのっとるよ」
「へぇ~ 食べようかな」
「も~ そんな気全くないくせに」
「ははは」
「お母さん・・・あわびってあんなにちょっとであんなに高いもんなんやね・・・」

息子っちはテレビとかであわびが高いってこと知ってたけど
うちで食べるときは一気にどばっと何個もバター焼きにするし
大きくて活きているのをもらったときはお刺身にして3人でたらふく食べてるから
手を出したら怒られる絵柄のお皿にのってまわっていることにあらためてびびったらしい。


「○くん、太刀魚なんか食べよん?」
こっちじゃ焼き魚の太刀魚は食べれても刺身はなかなか口に入らない。
でも、カレにしてみれば太刀魚ごとき、みたいな感じなんだろう。
イカも白いのじゃなくて半透明のコリコリしたのが好きだとかで
(どんだけ新鮮なんだか)
基本的に好き嫌いはない人なんだけど、魚に対するハードルが高いよ

そんなカレが喜んだのはブリかま焼き
なんだ~ それこそうちでもしてあげられるメニューじゃん。
(あんまりしたことないけど)



ゆっくり飲んでたらふく食べて
おなかも心も満足満足~


おうちで軽く飲み直したら次は大人の時間・・・