いつかあなたの島へ・・・

ゆるゆるといつもいつまでもあなたの隣で。

思い描く

2006-01-17 07:55:27 | カレへの想い
先日カレと電話で話していたとき、
「長嶋JAPANドリームプロジェクト」のニュースが流れて
長嶋さん、だいぶん元気になったね~~という話になった。
カレのお父さんもアタシの父も程度は違えど同じ病気になったから、他人事ではなく身近に思える。


「お兄さんが下半身不随になったらどうする?」
「そりゃ、アタシがそばにおったら一生懸命介護したいと思うけど、現状じゃ無理やん」
「いや、そういうことやなくて」
つまり、ナニがナニできなくなったら、ということらしい。
誰かにそういうことを聞かれたこともあったし
どこかのコメント欄でもそういう話題を見たし
カレともずっと前にそういう話をしたことがあったけど
アタシとしては「それがすべてではない」という結論にしかたどりつかない。

「だってそのことで辛いんはアタシよりお兄さんやろ」
アタシが辛いのはそういう事態になったときアタシがそばにいられないことだ。
カレが本当にそばにいてほしいのは残念ながらアタシではない。
本来であればカレツマがそばにいるべきなのだろうし、
そうなれば丸く収まるのかもしれない。
カレんちの現状でそれがありうるのかどうかはわからないけれど。
「ほんまにそんなになったとき、家庭がこんなかったらどうなるんやろな・・・・」


話が湿っぽくなりそうだったけど、急に話題を変えるわけにもいかなくて
「親も自分も年とってきたら、若い頃には考えんかったことも考えるようになるよねー」
と答えた。
「年とったらどうなるとか考える?」
「そりゃあ考えるよぉ。子供もいつか独立するわけやし、女ひとりはねぇ・・・」
「出来のええ子供やったら親の面倒見てくれるかもよ」
「どうかね~~」
そして・・・・・・・・一瞬迷ったけど、言った。
「アタシの理想は、年とったときにお兄さんが隣にいることかな。夢のまた夢やけど」
言ってしまってから小さく後悔した。
・・・・・カレがどん引きしたらキツいな
「意外と夢でもないかもよ。ほんま、どうなるかわからん」
どれくらい引いたかわからないけど、意外と普通の口調で言った。
「ま~ま~そう言うてもねー」
カレが修復を望んでいることは痛いほどわかっているつもりだ。
でもカレから折れるつもりはないことも知っている。



とりあえずカレが気にしているのは加齢による
寄り添う心さえあればそんなのはどうってことない。
アタシは別にえっちじゃないし。(とかまた言ってみる)

夫婦のこともアタシ達のことも遅かれ早かれ何らかの結論が出るだろう。

なるようにしかならない。
でもどうせ思い描くなら叶えたい未来を思い描きたいな。