いつかあなたの島へ・・・

ゆるゆるといつもいつまでもあなたの隣で。

イブ

2006-12-31 23:24:52 | ふたりの話
カレの腕の中で目覚めて
あまあまなちゅうをいっぱい交わしたあとは・・・・・自然な流れで

またまた腕の中でまったりとひっついていたら
「今日クリスマスプレゼント買いに行こや。靴買うてあげる」 って。
捻挫した足が長く痛むので、ヒールじゃなくてペタンコ靴を履いているんだけど
それが古びていることに気づいていたらしい。
「お兄さんは何がええ?」
「お兄さんは欲しい物ないんよ」
「でも・・・・」
「ええから。晴香はいつも頑張りよるけん、ご褒美にプレゼントさせて」


・・・・泣いちゃったよ、アタシ。



朝定食ではなく、モーニングセットで朝ごはんを済ませたあと、
うちを掃除してくれた
たんすの上のほこりとか取ってくれるんだわ。
うれしいけど・・・・ありがたいけど・・・・・落ち着かないのよ


昼ごはんのあと、一緒に買い物に行って、靴を買ってもらった。
プレゼントしてもらうとなると、やっぱりかわいいヒールのほうがよくて・・・
さっき泣いたのになかなかゲンキンなヤツだ。

それから、
「もうこんなん欲しがる年やないやろけど」とお菓子の詰め合わせを息子用に買ってくれた。
間違いなく息子は大喜びだと思う・・・




買い物のあと、カレは島に帰って行った。
すぐ後に出張の予定があるから、
ほんとなら帰ってこない予定の週末だったのに
お泊まりのためだけに帰ってくれた

カレの愛に感謝



イブイブ~その2

2006-12-31 22:35:55 | ふたりの話
続きをかけないまま大晦日になってしまいました

あれから忘年会もしたし
ハピハピな記憶が上書きされて、思い出せるやら・・・



☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°



夕食のメインはクリスマスらしく鳥の足。
あとは生ハムのサラダにきのことベーコンのガーリック炒め。
さらに・・・
カレが持ってきてくれた海の幸で、なまこ酢にでべらの天ぷらにはまちの刺身。
握り寿司も買ってきてくれたから
うひょ~~~食べきれんよぉ~
ってなうれしい悲鳴。


送らなくていいからアタシも飲む
何がおいしいって、なまこ酢がんまいっ
生きているなまこちゃんに包丁をいれるときは怖かったけど
これだけおいしくいただいたのだからなまこちゃんも本望だろう。



飲んで食べてしゃべって
このひとときが楽しくて楽しくて幸せ

久しぶりに外食しようかという話も出ていたけど、
結局おうちごはんになってしまう。
でも、やっぱりこれが落ち着くんだな。
人目を気にせずひっつけるし。




昼間に2回も激しい運動をしたからが回る回る
お布団でテレビを見ようと居間に布団を運んだものの、
テレビを見ることなく眠くなってしまった。

朝まで一緒
(ええ、またまた爆睡でしたとも)




イブイブ~その1

2006-12-24 22:34:56 | ふたりの話
イブイブの朝。

息子をキャンプ場に送り届けたら、大慌てでおうちのお掃除
このところ仕事がバカ忙しくて、掃除なんて二の次三の次だったから大変。
それでも前々日に松居一代の番組を見て、
お酢でトイレとお風呂と洗面所を磨いていたからまだよかったんだけど。

合格点スレスレくらいには片付いたかな、ってところで身支度。
ええ、アソコやアソコやソコをお手入れしておかないと。



で。
船が着く時間に港へ。
「おかえりなさい」
「ん」
カレが帰ってきたそのことだけで顔がゆるゆるににやけてしまう。
昼ごはんの相談などしながら、アタシはひとつ白状した。
「実は午後も少し仕事残っとんよ」
ほんとは準備に追われて仕事できなかったからなんだけど
「お~ほんならパチンコでもしよろかな」くらいの返事だろうと思っていた。
「え゛ーーーーー」
パチンコは全然する気にならないらしい。

結局カレー屋さんでカレーを食べた後、
アタシは会社に行って、カレはアタシんちで昼寝をすることになった。
部屋でちゅーしてるとその先に進みたくなるけど
その先に進むと会社に行けなくなる。
「う~~~
「はぁぁぁ・・・・
「我慢我慢やねぇ・・・」
「早よ行って早よ帰っておいで」
「うんっ」
「昼寝やめて掃除しといてあげよか?」
「いや、いいっ
お願いだからおとなしく寝てて。
あんなとこやこんなとこ掃除されるかもと思ったら落ち着いて仕事できやしない。


愛の力か、掃除されちゃうかもしれない恐怖か、
仕事は予定より早く終わって、すっ飛んで帰った。

よかった~~~
ちゃんと昼寝してくれてたみたい。
「待った?淋しかった?」
「うんうん」

ぎゅううううううううううううううううううううう
いっぱい抱きしめられていっぱいキスして
「あっち行く?
「うん


あっちの部屋のひとときは  
乱れた息が落ち着いてきて、
あともうちょっと落ち着いたら買い物行こうね、なんて話しながらじゃれあっていたら・・・
   
「もう1回・・・する?
ラブホに行っていた頃はそういうことも珍しくなかったけど
おうちでまったりになってからはいつでもできる安心感からか
立て続けにすることって無かった。
断る理由なんてあるはずもなく



ほんとにもう・・・     
(省略しすぎ?)


徹夜だったり午前様だったり、ピリピリする緊張感とストレスの中頑張ってきたけど
カレの腕の中でやっと安心してまどろむことができた。



いつの間にか外は真っ暗。
買い物はカレに任せて、アタシは夕食の支度だ。



夜はまだまだ長い


question

2006-12-18 00:03:01 | ふたりの話
各所でその質問が発せられているようなので
先日アタシも聞いてみた
「ねぇねぇ、アタシはお兄さんにとって何?」


今まで何度か同じ質問をしたことがあるのだけど
カレは聞かれたことも覚えていないくらいだから
なんて答えたかも覚えてない。

今回はこんな感じ。
「え~~~そんなんいちいち考えたことないわぃ」
「じゃあ今考えて」
「うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん・・・・」
考えすぎ。
その長さが不安になる。

何?
何!?
何なのっ!?!?


「ツマではないな」
ミ(ノ;_ _)ノ =3 ドテッ
「家族でもないし」
ミ(ノ;_ _)ノ =3 ドテッ ミ(ノ;_ _)ノ =3 ドテッ
‘心のツマ’とか言ってくれんやろか

「うーーーーーーーーーーーーーーーーーーん・・・・・・・・・・」
だから長いって。

「愛人?」
「あいじん~~???」
「いや、それも変やな。ちょうどええ言葉が見つからんわぃ」
「恋人とか彼女とかではないの?」
「おお、そうやな。コイビトでカノジョやな」

うーん・・・・
嫌じゃないけど、ありきたりな言葉で済んじゃったなぁ
『セミ家族』なんてラブリーな言葉は無理にしても
なんかこうぐっとくるような言葉はないんかい。

「そんなんいちいち考えんで。
 一緒におったら楽しいなぁっていうんを何か言葉で表さないかんのか?」

「だってーー 妻はどんなでも妻やけど、アタシの身分は不安定やもん」
「いや、どんなでも妻、やないぞ。あんなん妻やない。オレも夫やないし」
「でも戸籍上そうやん」
「戸籍上そうでも戸籍上だけや」

う~ん・・・・ツマの定義は戸籍上のつながりではないの?
アタシのこと、「ツマではない」と言われてそりゃそうだとついつい納得したけど、
戸籍が定義じゃないなら納得しかねるわ

ま、カレの定義する「ツマ」がどういうものかはわかるんだけどね。



カレはアタシといるのが楽しいという。
アタシんちで何を食べようとかどう過ごそうとか考えるだけで楽しいという。
ほっとしてくつろいで、幸せだなぁって思うという。


だけど。

3人でいる光景がどんなに和やかでも
あっちに戸籍上の家族がいる限り
こっちは‘semi’でも‘pre’でもない。


「大好き?」
「大好き」
「大事?」
「すごく大事」
半ば無理矢理言わせてしまったわ
ま、今日はこの辺にしといたろ。


なんであれ、ふたり(あるいは3人)で重ねていく時間が幸せであればそれが全てだ。
定義はあとからついてくるものなんだろう。



あ、これを言っておかなくちゃ。
「あのね、今度帰ってきたら」
「いっぱいいっぱいぎゅうっとして、やろ?」
「うん






で、この会話を交わした翌々日、
約束どおりぎゅうっとしてもらいました




次は・・・・イブイブにお泊まり・・・かも。

3人で

2006-12-04 07:47:41 | 3人の話
カレはこの週末も帰ってきていたのだけど。



3人で過ごす時間が多くて幸せだった(* ̄∇ ̄*)

・・・の一言に尽きる。



土曜日は9時半から。
アタシと息子はもう朝ごはんを済ませていたから
「3人ごはん」にはならなかったけど
一緒に仕事したり、遊んだり、クーラーの掃除をしたり、買い物をしたり、

3人で過ごす時間はどぉしてこんなにあたたかくて楽しいんだろう

昼も夜も一緒だったから
離れていたのはカレが散髪に行っていた1時間半くらいだ。



ほんとに錯覚してしまいそうになる。

靴下を投げあってきゃあきゃあ騒いでいる男ふたりに
「も~~~なんしよんで~~ なんて怒っていると(怒ってないけど)
なんだかずっと前からこうだったような気がして
これからもずっとこうであるような気がしてしまう。

もちろん、錯覚なのはわかっている。

これは『家族ごっこ』だ。




子供が寝たあと、静かに熱く深く大人の時間を過ごしたあと
あふれるほどの幸せと、ひとかけらの淋しさに胸がしめつけられて
ぎゅうっと抱きしめられながら涙がこぼれた。





どんなに楽しくて幸せな時間を過ごしてもカレは本宅に帰る。




カレがいる光景になじめばなじむほど
「本宅に帰る」という行為の意味がわからなくなってしまいそうになるけど
「まだその時期が来ていない」って思うことにした。
いつその「時期」が来るのかはわからないし
そもそもそんな日が来るかどうかもわからないけれど
来ても来なくても、こうして幸せな時間を重ねていることが大事なのだ。



日曜日は3人でドライブ
CDにあわせて歌を歌いながら紅葉のきれいなお寺へ。
紅葉はとうに終わっていたけど、
毎年ふたりできていた場所に今年は3人で来れた。




開店したばかりのお店で一緒に昼ごはんを食べて
一緒にショッピングセンターに行って
それから、島に帰っていくカレを見送った。




あっという間だったなぁ・・・・

ほんとにほんとに幸せなひとときだったなぁ・・・