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サブロー日記

随筆やエッセイを随時発信する

5月23i日  日記

2006年05月23日 | Weblog
やりました。安居銅山への道、踏破。 銅山より、川内谷の馬立(馬の駅ここから舟で仁淀川を下る)の間約15キロ、4里、文政から約200年のこの山坂の道、遂に踏破。
同行2人であるが、弘法大師ではなく、畑からハマグリの細木栄三郎先生、彼は先生と言うと嫌がるので、釣りばか日記に習ってハマちゃんと呼ばしてもらう、このハマちゃんとふたりで 4日かかった。一日目は昨年の事、昇竜の滝から五丁谷の上まで、椿山越えの所。この間、第三駐車場の上の雑木林の中に立派な六尺道を見付けたのが病みつき、これならひょっとしたら200年前の道が全線残っているかも知れない。次は銅山から下ってここ五丁まで、その次は大屋から樫山の間。次々と昔々の道が確認された。巌の上で植林も畑作も出来ない区間、雑木林の中は今でも馬が通れるような立派な道が残っている。
最後に残ったのが、安居土居から川内谷まで、ハマちゃんも嫌とは言わん、私も一人ではちょっと。5月21日日曜日、晴天。安居銅山から毎日のように馬に精銅が積まれ、馬子も背に負い、20頭くらい通って居たという、ここで疑問がうまれた。地図によると成川から土居に上がり、八幡を越えて入江谷出る。此の道しか出て無い。私は思う、いくら昔の人が力があったとは言え、成川から八幡神社まで上がるはずがない。ここには必ず中間に道があるはず。中山福茂さんに聞いてみた。あるある、内からずーと横に行きよったら谷がある。しかしその言葉の最後の方は小さかった。
 さあ!行こう!二人は植林の中に消えた。ハマちゃんやっぱり正解じゃったねえ、横道は狭いが上等、しばらくするとすぐ下に人家が見えて来た、やあ..あれが川崎先生くか?.早.や来たか。
地図をハマちゃんが調べる。どうも早すぎる。よくよく調べると、土居の一番下の家、安岡弘夫さんち、まだ土居の分である。それからまあまあの道。これでくつろいだと思いきや、なんと道が無くなって来た。あちこち探しても見付からない、水の音がするので谷の方へ下りた。迷ったら、ここから藪の中を無茶苦茶突っ切れば入江谷へ上がる道へは出るはず。
ここで急に腹が減った。まだ11時だが、食うと決まった。谷に下りてみると何と好いところ。
しかし此の道も夢だったか?。食後勇んで藪を掻き上がってみると、何とそこには以前のような道があった。福茂さんの声が下がった理由がわかった。此の谷付近の道は崩壊か何かで消えているのだ。畝を回ると其処には本当の川崎先生所のお家がすぐ下に有った。
 つづく これから川内谷までが、また大事であった。



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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すごい (かっちゃん)
2006-05-24 19:28:38
すごいですねーいっぱい書いていますよ。
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一年かけて (ハマちゃん)
2006-05-25 10:13:10
たった4日での踏破と言えますが、足かけほぼ1年での達成ですので感慨ひとしおです

4里ですか、いろんなとこを通りましたね、スーさん現在、写真を引っ張り出してますので暫しお待ちを。順番も分かりにくいフィルムで撮ってますので適当に味付けて下さい。

大きな失敗のある日もありましたが、それもひとえにサブローさんの根性が成し遂げてものです踏破賞としてプロフィールの写真を作ってみます。つかって下さい

他に道はないですか?

その日まで。スーさんもおいしいお魚釣ってて下さいね
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