利久(Rikyu)の「エイジング・サポート実践研究会」ブログ

エイジングする人とまちをサポート
看取り援助から地域居住へ・・・情報&ネットワーク、エイジングの新たな価値創造へ

エイジング・サポート、ケアに生かす「自分史」

2015年04月20日 | 日記
2015年4月19日(日)9時30分から19時まで短期一日講座として開催された
一般社団法人自分史活用推進協議会主催の
「自分史活用アドバイザー認定講座」に参加しました。


しっかりと作られた1章から8章までで構成されたテキストに基づき、
とても優秀な講師による講義とワークショップが続きました。
長時間に渡りましたが、飽きることなく、無駄なく、受講をさせていただきました。










講師や参加者は編集関係者の方々が多いようですが、
私は認知症ケア、看取り援助などエイジング・サポートに大いに生かすことができると思いました。

さらには家族や地域住民の方々も巻き込めば、単なる自分の記録づくりを超えて
「地域居住=Ageing in Place」のために文化の継承ツールにも成り得るはずです。




その期待を込めて「自分史活用アドバイザー」に登録をさせていただく予定です。






参加者の方々も優秀な方々が多く参加され、数々のワークショップも高度なスキルでこなされていました。

素敵な出会いにも感謝です。


「悪の改正」か「想定の範囲」か

2015年04月20日 | 日記
2015年4月18日
大阪インデックスにて開催された「バリアフリー2015」





(株)メトス主催によるワークショップにて
「重度化対応のためのプロ経営」
 ~介護保険制度を生き延びる戦略」
というテーマにて情報提供をさせていただきました。

第6回目となる平成27年介護報酬改定がスタートしました。


業界内部からも「悪の改正」という制度批判の声がたくさん聞かれています。

しかし、特養に限らずデイサービスや訪問介護事業のマネジメントのしっかりとした経営者層からは
「想定の範囲」という声も聞こえてきます。

それぞれの視点から異なる判断がでることはいつものことです。


しかし「想定の範囲」という言葉は何を根拠に出てくるのでしょうか。

実は第5期の改正から続いている検討課題、昨年の診療報酬改定から国が示している方向性や議論されているポイントは見えていたはずです。
それを呼び込み、早期に対応策をとっている事業者がたくさんいることも事実です。

その変化は常にニーズに真剣に向き合い、掘り下げていないと分からないポイントでもあります。

そんな情報提供をさせていただきました。










展示場に設置されたセミナー会場だけに、外の声と自分の声が重なり、自分の耳に届きにくいプレゼンテーションとなりましたが
参加していただいた皆さま、ありがとうございました。

少しでもお役に立てたならば、光栄に存じます。



この機会を与えていただき、(株)メトスの皆さまにも感謝申し上げます。
真摯な対応は展示会場の来場者やセミナーの参加者にも伝わっていたように感じました。





バリアフリー展2015にはたくさんの来場者であふれていました。
事業者だけではなく利用者ご本人、学生さんもみかけました。

社会の変化が分かるイベントです。

さて来年度はどうでしょうか。