こんにちは、吾妻さくら病院リハビリスタッフです。
今回はリハビリ室にある器具:エアウォーカーについて
紹介したいと思います。
【エアウォーカーで使われる筋肉】
・太もも前側の筋肉:脚を前に出す動作で、太もも前側の筋肉である大腿四頭筋が使われ、脚を引き締める効果があります。
・太もも後側の筋肉:脚を後ろへ引く動作は太もも後側の筋肉であるハムストリングス、お尻の大臀筋が使われ、ヒップアップさせる効果もあります。
・太もものインナーマッスル:エアウォーカーは歩くというよりも、股関節を動かす運動です。脚を前に出す動作では、インナーマッスルの腸腰筋が使われます。腸腰筋が強化されると、つまづきや転倒の予防になります。
【エアウォーカーの運動効果】
・スライド走行で有酸素運動:エアウォーカーは空中で脚を前後に、スライド走行する運動です。ウォーキングやジョギングでは着地の際に、膝に負担がかかりますがエアウォーカーは、着地の動作がなく、膝に負担をかけずに有酸素運動ができます。
・わき腹の筋肉を刺激する:スキー、クロスカントリーの動作では、体をひねるので、腹斜筋が使われます。ツイスト運動のような形になり、わき腹の脂肪を刺激します。
・股関節の可動域が広がる:股関節の屈曲、伸展により、股関節周りの筋肉が柔らかくなり、可動域が広がります。運動機能の向上やケガの予防にもなり、代謝も上がります。
【リハビリスタッフから】
12月に入り寒さも本格的になりました。体の冷えなどによりケガも多くなってきていると思います。ケガをする前の予防としてもリハビル室で治療を受けたり、運動をしたりすることをおすすめします。ケガをしてしまうと治すまでに時間がかかってしまうからです。ぜひ、当院でリハビリを受けに来てください。心よりお待ちしております。
吾妻さくら病院 リハビリスタッフ