こんにちは!!吾妻さくら病院の放射線課スタッフです。前回は、医療現場において放射線の活用についてお話をさせて頂きました。本日は、放射線の種類と違う磁気で利用する最新医療のMRI検査について紹介したいと思います。
医療現場で行われているMRI検査とは、核磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)の意味で磁気を使った検査です。
私達は、体の内部を調べるためにX線を利用して検査をして来ました。時代の流れが進み、新しい画期的な無害の磁気を利用したMRI検査が誕生しました。放射線のX線は、体を被曝させてしまいリスクを考えなければなりませんがMRI検査の磁気は体に無害なので考える必要がなくなりました。その点がMRI検査の利点であり凄いところです。
その原理として、磁石にはN極とS極の空間において磁場が発生しています。その磁場の中に体を入れて電磁波を加えます。そうすると体内にある水分子(H₂O)の水素原子が反応して核磁気共鳴現象が起こります。そして共鳴している水素原子の反応信号を読み取って画像が完成し見たい内部組織が分かるようになります。
検査部位の場所として頭部、脊髄、腹部、骨盤部などの多岐にわたって検査ができます。頭部検査では、脳梗塞や脳腫瘍、血管の動脈瘤や血栓に対して早期の発見が出来ます。脊髄では、椎間板ヘルニアや圧迫骨折の発見ができます。腹部検査では肝臓や胆のう、腎臓などの癌の発見に役に立ちます。骨盤部においては子宮、膀胱、前立腺の病変の発見ができます。
まとめとして、MRI検査はこれから医療現場で大いに役に立ちX線CT撮影検査との併用によって病変診断範囲が広くなり患者様への貢献が大きくなると考えます。





こちらの写真は、先月24日早朝にみられたダブルレイボーです。幸運を招くとか・・・
医療現場で行われているMRI検査とは、核磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)の意味で磁気を使った検査です。
私達は、体の内部を調べるためにX線を利用して検査をして来ました。時代の流れが進み、新しい画期的な無害の磁気を利用したMRI検査が誕生しました。放射線のX線は、体を被曝させてしまいリスクを考えなければなりませんがMRI検査の磁気は体に無害なので考える必要がなくなりました。その点がMRI検査の利点であり凄いところです。
その原理として、磁石にはN極とS極の空間において磁場が発生しています。その磁場の中に体を入れて電磁波を加えます。そうすると体内にある水分子(H₂O)の水素原子が反応して核磁気共鳴現象が起こります。そして共鳴している水素原子の反応信号を読み取って画像が完成し見たい内部組織が分かるようになります。
検査部位の場所として頭部、脊髄、腹部、骨盤部などの多岐にわたって検査ができます。頭部検査では、脳梗塞や脳腫瘍、血管の動脈瘤や血栓に対して早期の発見が出来ます。脊髄では、椎間板ヘルニアや圧迫骨折の発見ができます。腹部検査では肝臓や胆のう、腎臓などの癌の発見に役に立ちます。骨盤部においては子宮、膀胱、前立腺の病変の発見ができます。
まとめとして、MRI検査はこれから医療現場で大いに役に立ちX線CT撮影検査との併用によって病変診断範囲が広くなり患者様への貢献が大きくなると考えます。





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