今回は「放射線課」より情報発信します。
初回は、「一般撮影(X線撮影)」について紹介します。
健診や検診車での胸部のX線撮影は、誰でも経験あると思います。一般撮影というと、胸部だけでなく頭部や腹部などの体幹、四肢(手足)の撮影が含まれます。
胸部は、両肺の血管や気管の走行、肺炎・胸水の有無などたくさんの情報を読み取ることができますが、その他のほとんどの部位は、骨折などの疑いで撮影すると思って良いでしょう。理由は、骨の主成分がカルシウムなので、X線の吸収率が高く白黒画像のレントゲンでは、白くくっきり写るからです。
以前は、X線フィルム(レントゲン)で現像していましたが、現在は、モニター診断(フィルムレス)に移行しています。
X線撮影で気になることに、被ばく量の問題がございます。こればかりは、「0」にできないので、なるべく少ない線量で高画質な撮影を心がけていくしかございません。
当院では、コニカ製の「デジタル・ラジオグラフィー(DR)」を採用しています。従来のCR撮影よりも半分の線量で高画質を実現していますので、若い女性の方にも安心して検査を受けることができます。

写真は胸部のX線写真です。真ん中(やや左寄り)に心臓、両側に黒い肺が確認できます。肺はほとんど空気で満たされているので、X線は透過しやすく黒くなります。
初回は、「一般撮影(X線撮影)」について紹介します。
健診や検診車での胸部のX線撮影は、誰でも経験あると思います。一般撮影というと、胸部だけでなく頭部や腹部などの体幹、四肢(手足)の撮影が含まれます。
胸部は、両肺の血管や気管の走行、肺炎・胸水の有無などたくさんの情報を読み取ることができますが、その他のほとんどの部位は、骨折などの疑いで撮影すると思って良いでしょう。理由は、骨の主成分がカルシウムなので、X線の吸収率が高く白黒画像のレントゲンでは、白くくっきり写るからです。
以前は、X線フィルム(レントゲン)で現像していましたが、現在は、モニター診断(フィルムレス)に移行しています。
X線撮影で気になることに、被ばく量の問題がございます。こればかりは、「0」にできないので、なるべく少ない線量で高画質な撮影を心がけていくしかございません。
当院では、コニカ製の「デジタル・ラジオグラフィー(DR)」を採用しています。従来のCR撮影よりも半分の線量で高画質を実現していますので、若い女性の方にも安心して検査を受けることができます。

写真は胸部のX線写真です。真ん中(やや左寄り)に心臓、両側に黒い肺が確認できます。肺はほとんど空気で満たされているので、X線は透過しやすく黒くなります。