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流浪の政治ブロガー、マサトヰシグロシャムロックがなんやかんやと語ります

実は志位、てか党中央が松竹より一枚も二枚も上手だった説w

2023-02-26 00:39:58 | 日本共産党

 どうもどうも。まずは25日付「しんぶん赤旗」に掲載された土井洋彦・日本共産党書記局次長の論文を紹介します。なお、土井氏の論文は今回の記事とあまり関係ありませんw

 松竹伸幸除名を巡る問題で、私が大いに参考にしているBogus-Simotukareさんという方が運営するブログがあります。このブログの記事で、私の過去記事が参考としてリンクされていました。光栄です。以前拙ブログにコメントをしていただいたのに、今日日まで返信できずすみません。

 該当記事は松竹問題に際して書いたのではなく、昨年8月に党中央が次の党大会を延期したことを受けて書いた内容です。これが今回の記事のポイントに当たるのですが、どういうことかは少々お待ちくださいw

 もう一つ紹介したい文章があります。共産党の長崎県長与町議・堤理志氏のtwitterで、このようなツイートを目にしました。リンクもしておりますが、以下に紹介します。

 松竹伸幸氏のブログ9月13日付を読んでみて、驚いたのは以下の記述。

「党首公選ネタは、しばらく封印。年内は深く潜行して、来年1月に再開することになるでしょう。(了)」

 "深く潜行"し周到に準備していたんだな。

(堤理志・長与町議の2月23日付ツイートから)

 今年1月、例の記者会見を開くに至った松竹の「用意周到さ」を批判的見地から堤町議は指摘していました。除名処分を受けても、翌年1月に開く党大会で撤回を目指す(そのために懇意の党内の人物に「支援」を呼びかける)ことも公言していることから、松竹の現在の動向を「彼のシナリオ通りではないか」と推測するツイートも他のアカウントで見かけました。

 ただ私は、松竹のシナリオ通りであれ何であれ、党中央は彼より一枚も二枚も上手だったんじゃないか。そうみています。

 なぜそう考えたかというと、上記で紹介した党大会の延期です。共産党の大会は3年ごとのペースで開かれており、前回大会は2020年に開かれたので次の29回大会は今年1月に開かれるという見方をしていた人は多かったと思います。私もそうでしたし。

 で、共産党規約の第52条。こう書いてあります。

第五十二条 中央委員会の委員、准委員の権利停止、機関からの罷免、除名は、中央委員会の三分の二以上の多数決によって決定し、つぎの党大会で承認をうけなくてはならない。

 つまりだいたい3年の間に中央委員会の多数決で除名された人(そんなにいっぱいいるかはさすがに知りませんが)は、次の党大会でまとめて承認を受けられると。党大会が終わってすぐに除名される人もいれば、次の党大会間近で除名される人もいるってことですね。

 ここまで書けば、私が何を言いたいかピンと来た方も多いのではないでしょうかw

 松竹は当初2023年1月、党大会終了直後に例の記者会見をするつもりだったのではないか。

 私は過去記事で書きましたが、もし従来の3年スパンで今年1月に党大会が開かれるなら、志位は委員長に留任する可能性が高いのではとみていました。その場合、マスコミを含め、世間では「まだやるの」という受け止めもあるでしょう。

 そこへ「我こそが党首公選制を掲げ、共産党内に蔓延する閉塞感を打破する改革者でござい」と本来はやりたかったんじゃないのかなあ、松竹は。

 もちろん自分が除名処分を受けるのは織り込みずみね。そうすれば次の党大会が開かれるまでの3年間、みっちりと自分の主張をマスコミを使ってアピールできる。やろうと思えば、ありったけ「分派工作」も打ち込めるでしょうね。

 でも実際には党大会は延期された。で、こっからが私の一番言いたいところw

 過去記事で、私は延期された党大会が開かれれば、志位は委員長職を下りる可能性高いんじゃね?と予想しました。もし私の予想が当たれば、大会期間中の選挙で承認された中央委員が第1回の総会を開き、新しい委員長が選出されるでしょう。

 新委員長に代議員から盛大な拍手が送られ、29回党大会は終了。さて、その時点で松竹も終了ですわ。どう終了なのかは割愛しますw

 ま、党大会の延期は表向き通り統一地方選絡みであり、松竹は関係ないかもしれません。でも彼が跋扈(ばっこ)する期間が3年から1年になったことは、党内の分断を最小限に抑える上で非常に有効ですよね。「肉を切らせて骨を断つ」という言葉が私の頭に浮かびました。

 そうそう、党大会の延期について松竹がどう書いていたか、当時のブログを見てみました。引用します。

 ということで、党大会が2024年1月に開催されることも決まったし、ようやく腰を据えて準備ができる。2013年1月に公式に声明を出して、その年の内に党員投票を実施することを求め、翌年1月の党大会を迎えるというスケジュール感かなと思っている。(続)

(松竹の昨年8月3日付ブログ記事から)

 公式に声明を出す時期、2023年1月と書きたかったのでしょうかね。すいませんね、ミスを掘り起こしちゃって。

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松竹伸幸は吠えても歴史は進む

2023-02-08 00:49:13 | 日本共産党

 さて現役の日本共産党員でありながら綱領と規約を逸脱した行為を公然化した松竹伸幸の問題。面倒くさがって、ブログになかなか手を付けないうちに「党機関が松竹の除名を決定した」ということで一区切りがついた。

 参考までに、松竹の逸脱行為が明るみに出た際の藤田健・赤旗編集局次長の論文と、松竹の除名を決定した党京都府委員会・同京都南地区委員会の声明をリンクしておく。

 まあ私が書くこともなくなってしまったのだがw、一言触れておきたいのは松竹が党員として真剣に組織の発展を願い、良かれと思って今回の件に至ったと認識している人が少なくないように見えるので、それは違いますということです。

 じゃあ松竹の動機は何かと言えば、私怨でしょうな。松竹は2005年、党機関誌『議会と自治体』に載せた論文が党の方針と食い違っているとかで委員長志位和夫に詰められ、自己批判文を次の号に載せた、程なく松竹は党職員を退職したという出来事があります。松竹のブログを「志位 自己批判」で検索すると、彼の回想めいた文章がなんぼか上がるので参照してください。

 松竹は自己批判文の件で書記局長小池晃に言及したことがあります。こちらの記事ですが、ちょっと引用をしてみます。

 

 小池氏に対してきびしいことを書いているけれど、私はとても尊敬してきたのだ。(中略)私が志位氏と大げんかして退職することになった際も、まわりには冷たい視線の人が多かったけれど、小池氏は最後まで温かく見守ってくれた。(中略)

 もう退職して十数年になり、小池氏とお会いするのは京都で開かれる「赤旗まつり」などに限られているけれど、当初は親しげに話しかけてきたのに、時間が経つにつれて「お前とは話したくない」という雰囲気になってきた。なぜこうなってしまったのかと考え込んでしまう。

 要は尊敬していた小池は、以前は親しく話しかけてきたけど年がたつごとに疎遠になっていった。まあ結局は両者大して親しい関係じゃなかったてことだろうが、引用からはそのことを松竹が非常に恨みがましく思っていたことが伝わる。

 小池に対してこうなのだから、そらあ志位に対しては七代祟りたいくらい恨み骨髄だろうね松竹。

 てことで、今後心ある共産党関係者・支持者の皆さんは、松竹を批判する際にはぜひこの「私怨」を積極的に指摘してほしいとご検討願う次第である。

 ただもう、個人的には松竹のことはもう放っておいて、別のことに注力しなければと思う。別のことってのは、もちろん「130%の党づくり」。2月中に飛躍をつくらねばならん。

 冒頭、松竹の問題を「一区切り」としたのは、党の規約上、処分に不服の者は来年あるだろう次の党大会で再審査を求めることができるってんで、松竹がその行使を既に宣言しているからである。まあせいぜい松竹のやれることはマスコミを扇動し、反動勢力の神輿に乗って反共攻撃くらいだろうし、そうなると党員資格を取り戻すどころじゃない(もともとそのつもりもなく党攻撃をしたいだけかもだが)から、党機関および機関紙「しんぶん赤旗」に適宜批判してもらって、地域に生きる私たちは粛々と党勢拡大に努めたいところだ。

 そうそう、松竹の昨日(7日)付のブログでは、自身を宮本顕治になぞらえるというきっつい自己陶酔を披露していた。こう自分に酔っている性分な時点で、この人は公党の党首に向かなそうなんだけど。

 てわけで私たちは、それこそ宮本顕治が残した大論文「犬は吠えても歴史は進む」の気持ちで行きましょう。

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