高松のスポンジ DON

高松で社会人3年目を送る人の日記
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イタリア旅行13日目 ~ローマ~

2008年01月12日 00時58分57秒 | 15泊16日イタリア旅行! 07夏
2007年9月30日 
ヴァチカン宮殿→スペイン坂→パンテオン→ナヴォーナ広場→カラカラ浴場→サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂

 この日も早起きして6時半ごろに起きた。午前中はヴァチカン宮殿のクーポラに上る計画を立てていた。この日も雲一つない快晴。ホテル近くのBARでクロワッサンとコーヒーという軽い朝食をとってこの日も始まった。
 
 テルミニ駅から地下鉄に乗ってヴァチカン宮殿近くで降りた。少し歩き始めると、長蛇の列を発見!!どうもみんなヴァチカン博物館に入るために並んでいるらしかった。さすが人気のヴァチカン宮殿。ヴァチカン宮殿は翌日に行く計画を立てていたので、「明日はもっと早起きしよう」と誓ったのであった。



 また少し歩くと、ヴァチカン市国に入った。といってもパスポートなどの検査もなく、国境を越えたとは思えなかった。そして、ミケランジェロが考案したというヴァチカン広場に到着した。朝日に照らされてとても美しかった。彫刻の数がすごかった。



 ヴァチカン宮殿が目の前にどんと建っていて、まさにドラクエの世界。威風堂々とした姿だった。こっちはまだ人が少なかった。下は朝日のおかげできれいに撮れた噴水の写真。



 まずは、ヴァチカン宮殿のクーポラに上ってローマ市街を一望することにした。入り口は向かって右側で、すでに列ができていた。まだ8時過ぎなのにみんな早い。入場料金は、全部階段は5€、階段+エレベーターは7€。迷わず全部階段5€を選択した笑。下はクーポラへと続く階段の入り口近くに立っていた、おそらく警備員の写真。



 階段はゆるい傾斜で、ひたすらぐるぐる回りながらどんどん上っていった。ある程度上ると、ヴァチカン宮殿の天井近くのスペースに出た。壁も天井も見事に装飾されていて立派。でももうこの頃には立派な装飾に見慣れていた。ぜいたくな話だ。上から下の方をのぞいてみると、人がたくさん集まっていて、ミサが行われているようだった。



 さらにどんどん上るとついにクーポラに出た。もちろん絶景!朝日に照らされてとてもいい雰囲気だった。ヴァチカン広場の全体を見渡すことが出来た。



 ヴェネツィアやフィレンツェで見た高いところからの景色は、「街が赤い」という印象が大きかったが、ローマは都会的で、建物が立ち並んでいた。



 クーポラ近くの庭園もきれい。



 どこの町のクーポラも、長い階段を上った末にたどり着くので、着いたころはへとへと。疲れてしばらくぼーっと景色を眺めてしまうが、かえってそんなふうに見た景色がとても印象に残っている。

 クーポラから降りる途中に、ある建物の屋上に出た。そこはヴァチカン宮殿の正面に並ぶ9体の像の近くであった。ローマ法王が広場に集まった人々を祝福するときに上る台も見ることができた。



 帰りもひたすらぐるぐる回って階段を降りていった。いったいどこまで降りてきたのかわからなくなってしまうくらい長かった。



 地上に戻ってきて、次はヴァチカン宮殿の中を見学することにした。ここも中は巨大な空間で、天井や壁は見事に装飾されていて神聖な雰囲気が漂っていた。



 人だかりを見つけたので、ちょっとのぞいてみると、同じ格好をした人々がぞろぞろと出てきた。よくわからなかったけど、この日は日曜日だったし何か行事でもあったんだろう。



 ヴァチカン宮殿の右側の方には、あの有名なピエタが置かれていた。このピエタはテレビなどで見て知っていたので、本物を見ることができて感動した!布が彫刻に見えない。



 外に出ると、すでにクーポラに上る人の行列ができていた。やっぱり早めに行って正解。ゆっくり朝日のヴァチカン広場を眺めて満喫した。彫刻が見事だ。



 ヴァチカン広場から出てすぐに、また大行列に出くわした。あのヴァチカン宮殿に入るために並ぶ人の列が伸びてヴァチカン広場近くにまで達していた。結構距離あるのに・・・。ヴァチカン宮殿の人気は凄まじい。

 今度は南に向かって少し歩いて、ローマの休日で有名なスペイン坂へ行った。朝なのでまだ人は少なかった。ここは人がたくさんいた方が絵になる場所だなーと思い、また翌日の混んでいる時間帯に行こう、と決めた。下はスペイン坂の上の方から撮った写真。奥に見える通りが、プラダ、グッチ、ブルガリ、ルイ・ヴィトン、カルティエなどの高級ブランド店が連なる、僕とは全く縁のない通りである。中にはこれらの店をはしごして歩く日本人がいた。なんか腹立つー笑。格差だ。



 次はパンテオンに行くことにした。パンテオンは完成してから2000年以上の年月が過ぎているという。それでも当時のまま完璧に残っていて、柱がたくさん並び、見事な建造物であった。



 パンテオンの中に入ってみると、ちょうどミサが行われていて聖歌が歌われていた。その歌がとてもうまく、パンテオンのドーム型の天井に反響して、とても神聖な雰囲気を作り出していた。天井には円状の穴があり、直接太陽の光が差し込むようになっていた。



 次はすぐ近くのナヴォーナ広場に行くことにした。ローマは見所が満載。しかし!ナヴォーナ広場で一番有名な彫刻であるという「四大河の噴水」は工事中でシートに覆われていて全く見えなかった。無念。それでも「ムーア人の噴水」は近くで見ることができた。鳩が像にたかって水浴びしていて気持ちよさそうだった。近くにベンチがあって、そこに座って少し休んでいると、アコーディオンの路上コンサートが始まったり、地元の子どもが飼い犬と追いかけっこしていたりと、とても穏やかな時間が過ぎていた。
 


 ナヴォーナ広場近くには屋台の花屋が出ていて、とてもきれいだったので印象に残っている。



 もう12時をすぎていたので、そろそろ昼食をとることにした。「歩き方」に載っていたラ・モンテカルロというレストランに行ってみることにした。

 ラ・モンテカルロは大通りからちょっと路地に入ったところにあった。僕はカルボナーラとピザのマルゲリータを注文した。ここで食べたピザが大当たり!薄い生地にたっぷりチーズがのっていて、イタリアで食べたピザの中でここのピザが一番おいしかった。かなりおすすめ。カルボナーラもおいしかったけど、量がとても多く、もうお腹一杯になってしまった。



 午後はまた地下鉄に乗って、コロッセオのちょっと南にあるカラカラ浴場に行ってみることにした。

 チルコ・マッシモというところで降りて、カラカラ浴場に向かった。この辺はローマの郊外といった感じで、人通りも少なく、緑が多い地区だった。少し歩いてカラカラ浴場に到着。前日に引き続き、この日も「ローマの日」らしく、入場料が無料だった。ラッキー。

 カラカラ浴場は完成してから約1800年の年月が過ぎているという。パンテオンとは違って、今はもう完全に廃墟になっていて、当時はどんな姿だったのかがなかなか想像しにくかった。というか浴場には見えなかった。それでも当時の復元図を見ると、かなり豪華な浴場だったようである。地面には当時のモザイクの床が復元されていた。

  

 下はカラカラ浴場全体の写真。かなり大きい建物で、どうも真ん中が入り口だったようである。今はもはや完全に廃墟と化してしまっている。



 カラカラ浴場はとても広く、快晴で気温も高かったので、見学し終わるころにはかなり疲れていた。近くの屋台でコーラでも買おうとしたら、500mlペットボトルのコーラがなんと3€(500円)!!びっくりして買わなかった。ここが今回の旅行で見た中では一番高い店だと思った。



 再び地下鉄に乗り、テルミニ駅に戻った。まだ日が暮れるまで時間があったので、駅近くのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂を見学することにした。

 これもまた立派な建物。大きすぎて全体の姿を写真に収めることができなかった。中ではここでもミサが行われていて、歌が歌われていた。日曜日になると皆集まって神に祈りを捧げるんだね。



 ホテルに戻ってこの日も終了。昼の食事が多かったので、夜になってもぜんぜんお腹が減らなかった。結局、チーズやトマトをパンにはさんで焼いたものを一つ食べただけだった。それでも満腹。次の日は観光できる最後の日。朝早くからヴァチカン宮殿に並ぼうと、時計のアラームを5時にセットして寝た。




つづくーーーーーーーー


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