高松のスポンジ DON

高松で社会人3年目を送る人の日記
主にサンガ観戦記、競馬予想、旅行記を書いてます
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青春18切符旅行記 3日目

2007年04月05日 00時55分48秒 | 大学生活
つづき。

31日
この日は山口県へ秋芳洞とカルスト台地を見に行く計画。
カルデラとカルストを制覇です。しょーもない。

7時ごろに起きてもちろん青春18で博多→門司→下関→新山口へ。
九州と本州の間は海底トンネルでつながってたんだな。知らなかった。
またまた約3時間の乗車でさすがに疲れがたまっていて電車の中では爆睡。
寝てる間に一気に新山口到着。

新山口駅からは1時間に1本しか出ないバスに乗って秋芳洞へ。
ここで予想外の出来事。
乗っているの時間は約40分ぐらいなのに料金掲示板の値がどんどん上がっていく。
600円を超え700円を超え・・・そして1000円を超え最終的には1130円!
予想外の高さ!
普通のバスで1000円以上払ったのは初めてでした。
まあこれもいい思い出?

ちょっと歩いていよいよ秋芳洞へ。
入り口はそんなに大きくないのに中は想像以上に広い。
入ると一気に視界が広がり洞窟はどこまでも続いているようにさえ思えた。
あまりの広さに唖然としてしまった。
それからひんやりしてた。
春だから中も外もあまり気温は変わらなかったけど洞窟の中は一年中16~18度らしい。
夏に行けばありがたい場所かもしれない。

洞窟の天井は写真で見たことのある独特のつらら?が無限に垂れていた。
石灰岩が上から浸透してきた雨水によって少しずつ溶けてあの独特の形になるそうだが、あれだけの量を溶かすのにはどれくらいの時間がかかるのだろう、などと考えた。

名前のついている、形に特徴のある鍾乳石がたくさんあって、最初の方に見た「百枚皿」は神秘的。
とても自然に作られたのは思えないほどの人工的で整った形に感動。
でもよく見ると表面はぼこぼこでやっぱり自然の生成物だな、とも思った。

他では「黄金柱」という高い天井から長いつららが密集してたくさんできている鍾乳石がきれいだった。
長い滝が止まったような景色で感動的。

明らかに無理やりつけたような名前の鍾乳石も結構あった。(笑)
正確には覚えてないけど「くらげの滝のぼり」「かぼちゃ」「富士山」「幽霊川」あたりは言われないととてもそうは見えなかった。
ある意味名前をつけた人すごい。

洞窟内はライトはもちろんあるけど暗くて写真を撮るのが難しかった。
なかなかパンフレットのようには撮れないけどよく出来てるやつはアップしてみます。

洞窟は約1,5キロあってたくさんの鍾乳石を眺めながら、写真を撮りながらゆっくり歩いていきました。
洞窟内の湿った独特の空気も印象的だった。

洞窟を出るといよいよカルスト台地へ。
バスも出てたけど歩けない距離ではないみたいなので歩くことに。
でも歩いていたのは僕らだけで、山々に囲まれた広く長い自動車用に整備された一本道はとても静か。
タクシーやバスが次々と僕らを追い抜いていってうらやましく思ったが、なぜか心地よくも感じた。

一本道から表示板を頼りに林の中をひたすら登っていると徐々に「らしい白い物体」がちらほら見えるようになってきて、頂上に着くといきなりすんばらしい壮大な景色。
いきなり視界が大きく広がったのが印象的。
どこまでも続く大草原に無限の石灰岩がむきだしになっている壮大な景色に感動!
ここの名物だという夏みかんソフトクリームを食べながら見る壮大なカルスト台地は忘れられない。
日本でもこんな景色が見れるんだなー、と思った。広かった。

そばに建っていた秋吉台科学博物館は見た目はぼろくて、立ち寄る人も少なかったけど中には結構色々なものが展示されていた。
興味深かったのは目が退化した魚。
洞窟で発見された魚で、洞窟は真っ暗で目が必要ないから退化したらしい。
金魚に似てるけど決定的に違うのは「目がない」こと。
目があるはずの場所は普通の皮膚になってた。
色はちょっと赤みを帯びた白、というか透明でやはり洞窟の中では必要ないから色素が抜けていったらしい。

帰りは新山口まで行くとまた高いバス賃を払わないといけないのでけちって最寄のJR美祢駅に行くことに。(それでも600円)
着いてびっくり、駅はぼろぼろ。「美祢駅」の文字がかすれかかっていて駅の周りも古い建物ばっかり。
電車の本数も2時間に1本ぐらいで時刻表がスカスカ。
改札も自動ではなく、なんとプラットホームの端と駅前広場に境目がなかった。
切符買わなくても乗ろうと思えば電車に乗れる状態。
JRの広告で「正しく乗車切符を買いましょう」というのを見た時は、改札があるから「ずる」をするのは無理じゃないかと思っていたが、こういう駅もあるからこういう広告もあるんだな、と納得した。
普段5分電車来ないと長いなーと感じる阪急を利用する僕にとってはびっくりだった。

しばらく待ってやってきた電車も1両編成。
後ろから乗らないといけないらしく、前から乗ったら注意されてしまった。

本来なら新山口から厚狭まで行ってムーンライト九州に乗って旅は終わり、のはずだったんだが旅を計画したのが遅くてムーンライト九州の帰りの指定席券が取れなかった。
帰る日が土曜日なのも運が悪かった。

なので新山口から一緒に行った友達の下宿先の広島へ。青春18で3時間ちょっとかかりました。
ここまで乗ったら慣れたもんで別に長いとも感じなかった気がする。

広島駅に着くと定番、広島焼きを食べることに。
昼飯はソフトクリームしか食べてなかったので(笑)腹ペコ。
駅前の最近できたらしい広島焼き専門店が20店ぐらい並んだところから適当に1店選んで食べました。
もともと広島焼きは好きだったのでやっぱりうまかった。
やきそばのばりばり感がよかった。
食べていると横浜マリノスのユニフォーム着たサポが来店。
今日はビッグアーチで広島-横浜戦があったらしい。
横浜が快勝したらしく乾杯してご機嫌。
いつかJIで戦うサンガのアウェイ観戦をしに広島まで来て勝って広島焼きを食べよう、と誓うのであった。

友達の家に行って今日も終わり、のはずが疲れているのに朝日が見えるまでひたすらゲーム。
やっぱ友達の家に行くとこうなるなー。ひたすらウイイレの試合数だけが重なっていきました。

友達はこれで旅は終わりだけど僕にはまだ広島→京都の青春18大移動が待ってると思うとしんどくなった。
ネットで調べると広島→京都は普通と快速を乗り継いで6時間半。
でも新幹線を使えばわずか100分!!
けど青春18が使えるわけもなく約1万円余分にかかってしまう。
せっかくの貧乏節約旅行なのにここで1万円使ったらなんかもったいない、とは思うが6時間半はしんどい。
しかも春休みの日曜日だから絶対座れないだろう。疲れている上に6時間半立ったままはきつい。

そこで!!
日曜日だから競馬やってるし近くにウインズ広島もあったので、新幹線代をかけた勝負をすることに!(笑)
予算は1000円!
10倍を一点で当てて新幹線で京都まで帰ってやる!
そう決意して朝方疲れ果ててしばらく寝ました。



眠いので最終日はまた明日書くかな。


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