女流立葵杯の街から

囲碁の女流棋戦の中継予定を中心に投稿しています。

⭐️2023年01月02〜03週⭐️ 幽玄の間・中継予定

2023年01月11日 | 囲碁の女流棋戦



 2023年01月02週、女流棋戦および女流棋士の対局中継予定。

 加藤千笑さんの対局相手の、桑本晋平プロ。島根県を拠点に普及活動をされている……と聞いた事があります。


①2023年01月12日

[#扇興杯]予選

[#小山栄美]六段
  vs
[#岡田結美子]六段




②2023年01月12日

[#女流本因坊戦]予選

[#西山静佳]二段
  vs
[#安田明夏]初段




③2023年01月12日

[#大和ハウス杯]
  [#十段戦]予選C

[#辻華]二段
  vs
[#河原裕]初段




④2023年01月12日
 今回注目の対局。

[#棋聖戦]FT

[#桑本晋平]七段 (写真左)
  vs
[#加藤千笑]二段(写真右)


【写真】






⑤2023年01月12日

[#棋聖戦]FT

[#上野愛咲美]四段
  vs
[#並木響]初段




⑥2023年01月12日

[#天元戦]予選A

[#秋山次郎]九段
  vs
[#牛栄子]四段




⑦2023年01月12日

[#テイケイ杯]
  [#レジェンド戦]01回戦

[#苑田勇一][#レジェンド]
  vs
[#桑原陽子]六段




⑧2023年01月12日

[#テイケイ杯]
  [#レジェンド戦]01回戦

[#彦坂直人]九段
  vs
[#吉田美香]八段




⑨2023年01月12日

[#テイケイ杯]
  [#レジェンド戦]01回戦

[#片岡聡]九段
  vs
[#大澤奈留美]五段




⑩2023年01月12日

[#テイケイ杯]
  [#レジェンド戦]01回戦

[#趙治勲][#名誉名人]
  vs
[#小西和子]八段




【日本棋院ホームページ】
https://www.nihonkiin.or.jp/match_news/match_info/12_45.html


[詰碁・死活]手筋で分けて勉強する方法

2023年01月07日 | ○●死活の学び方の智恵●○

 詰碁や死活の本。
 その中で、昭和40〜60年頃に出版された本の中には、

「難易度別で問題を掲載している」

 のでは無く、

「技の種類別に問題を掲載している」

 ものが幾つかありました。

※随分前に図書館で見ただけなので、書籍の名前は忘れました🙇‍♂️



 詰碁や死活が苦手な人の場合には、どんな風に勉強すれば良いか?
 私が聞いた方法より。

A》
 戦前生まれのプロやアマ強豪より

「〝簡単な問題を繰り返し〟では無く、
 〝問題の筋ごとに勉強〟した方が、実は覚えやすい」


B》
 平成生まれのインストラクターより
 ※全国大会で優勝した人数人

「コウ、セキ、曲がり四目、攻め合いの九九。
 これを問題集で勉強・講義などで指導するのは、後回しにした方が良いです。
 そうした方が、段級問わず、早く強くなりやすい事が分かりましたから。
 指導するとしたら、実戦で出てきた時に、簡単に説明する程度で良い」


 ***** *****
 ***** *****


【添付画像】
 手筋・攻め合い・詰碁・死活などで使われる〈主な技の名前〉をリストアップしました。
 昭和40年〜60年頃に出版された教材でされていた分類法より。


 これらを勉強用・指導用に分類しますと……

🔵の技について
 実戦でも問題集でも頻出する、結構重要な技。

🔶の技について
 実戦には滅多に出現しないけれど、「面白いから好き」と言う反響が多い技。

🟩の技について
 対局経験が少ない級位者は見過ごしてしまう可能性が高い。
 しかし、実戦に現れる可能性が〝ちょっとだけ〟高めの技。

🟣の技について
 私が信頼しているインストラクターさん数人によれば、
「🟣は、級位者や詰碁・死活が苦手な人への指導は後回しにしています」











#詰碁死活の指導概論
#昭和式詰碁分類

『女流立葵杯』 2023年の準決勝〜3番勝負の予定

2023年01月02日 | 会津中央病院・女流立葵杯

 福島県の新聞『福島民報』より。
 2023(令和05)年の女流立葵杯の日程発表。今年は形式が少し変わり、


⭐️重要⭐️

 立葵杯の対局日程。
 3番勝負は、3日連続での対局。

⭐️重要⭐️

 となっています。


 ***** *****
 ***** *****


【対局日程】

 《本戦準決勝》

◎2023年05月20日(土)
 ……本戦T準決勝

◎2023年05月21日(日)
 ……本戦T決勝


 《タイトル争奪戦》

◎2023年06月17日(土)
 ……3番勝負1局目

◎2023年06月18日(日)
 ……3番勝負2局目

◎2023年06月19日(月)
 ……3番勝負3局目


⭐️2023年01月01〜02週⭐️ 幽玄の間・中継予定

2023年01月02日 | 囲碁の女流棋戦

 2023年01月01週〜02週の中継予定について。


⭐️ちょっと注目⭐️
 遠藤プロと木部プロの対局。
 遠藤プロはたしか、北海道を拠点に普及活動をされていると聞いています。


◎01月05日(木)13時30分~◎◎

[#打ち初め式]
 →→YouTubeにて中継あり




①01月06日(金)10時~
 #天元戦 予選A

[#安斎伸彰]
  vs
[#藤沢里菜]




②01月09日(月)10時~
[#博多カマチ杯]
   [#女流名人戦]リーグ

[#小林泉美]
  vs
[#謝依旻]




③01月09日(月)10時~
[#十段戦]予選C

[#遠藤悦史]
  vs
[#木部夏生]


【写真】






④01月09日(月)10時~
[#新人王戦]予選

[#上野梨紗]
  vs
[#日野勝太]




【日本棋院ホームページ】
https://www.nihonkiin.or.jp/match_news/match_info/11_1962026.html

羽根直樹

2023年01月01日 | 囲碁の女流棋戦

羽根直樹(あいたくてながくて)

 



【雑人】 
【羽根直樹】


 【アドレス】

  https://nagakute-zatto.jp/archives/2910


 【本文】

まちで話題の“あの人”に会いたい!
2020年5月1日
人 雑人-春12番 2020
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〜会いたくてながくて〜


AIの時代と言われても
相手を思いやる
「人の賢さ」が好きです


囲碁プロ棋士 羽根 直樹さん


 歴史に残る囲碁の名手に与えられる称号「碁聖」。その名をかけて一流棋士が勝負を繰り広げる囲碁のビッグタイトル戦「碁聖戦」で昨年夏、8期ぶりに2度目のタイトル獲得を成し遂げて話題となった羽根直樹さん。自分の囲碁スタイルを貫くストイックさと、周囲を気づかう優しい人柄で国内外にファンの多い羽根さんに囲碁のことはもちろん、長久手での子育てについてもお話をうかがいました。
 
 
 🔷人の知恵ってすごい🔷
 
 
【雑人】 
 AI(人工知能)からもっとも遠いトップ棋士と言われていますが。
 
【羽根直樹】
 囲碁には長い歴史があって、優れた先人たちが考えた手が無数に存在します。そんなお宝ともいえるものがまだまだたくさん眠っていて、私はそれを勉強して一つ一つ自分の引き出しにしていけたら、と思っているんです。
 
【雑人】 
 古きよきものを大切にされているのですね。
 
【羽根直樹】
 そうですね。
 コンピュータの囲碁アプリがここ数年で飛躍的に進化して、特に若手の棋士の中には囲碁AIの手を熱心に研究している方もいます。新しい発想をくれるという意味では、とても興味深い。
 ですが、先人たちの手、昔の棋士たちの知恵も本当にすごいんです。それを多くの方にもっと知ってもらいたい。そう思っているだけなんですよ。
 
【雑人】 
 お父様であり師匠の羽根泰正棋士の影響は大きいですか
 
【羽根直樹】
 はい。あと兄も。物心つく前から兄と一緒に碁を打っていましたから。
 
【雑人】 
 そんな小さな頃から!
 
【羽根直樹】
 小学生になると近所の教室に通いました。平日は学校のあとすぐにそこへ行って、土、日曜日は院生(プロの養成所)に通っていました。家族全員が囲碁をやっていたので、そういう生活が当たり前になっていましたね。
 
【雑人】 
 お友だちと遊んだり、部活とかはされず?
 
【羽根直樹】
 ええ。じつは、ちょっぴりサッカーにあこがれた時期もあったんですが(笑)
 やっぱり囲碁のほうに足が向きました。
 
【雑人】 
 そんなお父さんと同じように、囲碁が大好きな三女の彩夏さんもプロ入りされました。
 父であり師匠。どんなアドバイスをされるのでしょうか
 
【羽根直樹】
 特別なことは何も…… ただ、
「勝ちたいと思い過ぎないように」
 とは言っています。長い道中、正解ばかり打てるわけではないですので。
 それよりも、のびのびと打って失敗から何かを学ぶほうが結果として力になるんだよ、と。
 
 
 🔷「強さ」は「思いやり」🔷
 
 
【雑人】 
 今また囲碁・将棋を習いたいという方が増えています
 
【羽根直樹】
 将棋の藤井聡太さんのご活躍もあって、そういった声をよく聞くようになりました。
 日本棋院の中部総本部(名古屋市東区)で初心者から上級者までレベルに合わせた教室をやっていますし、長久手市役所が夏に企画する市民講座は父や長久手の囲碁クラブ「九星会」が指導、妻(しげ子プロ)も長久手の聚福院(じゅふくいん)で囲碁教室を開いています。
 どなたにも、ぜひ囲碁を体験してもらいたいですね。
 
【雑人】 
 囲碁に親しむことで得られるものは何でしょう
 
【羽根直樹】
 いろいろありますが、よく言われるのは「がまん強さ」でしょうか。
 対局は長い時間になります。その間集中して考え、途中で自分の形勢が良くなくても好転するまでじっと耐えることも必要ですから。
 
【羽根直樹】
 あと私個人的には、意外かもしれませんが「思いやり」だと思います。
 囲碁で勝つためには、相手がどうしたいのかを読まなければなりません。自然と他人の気持ちをくみとろうとするクセがつくんですよ。
 
【雑人】 
 勝つことと思いやり。
 一見相反するもののようなのに、じつに奥深いですね!
 
【雑人】 
 はい。昔の賢い人たちが考え出し、残してくれた知恵や思いから学ぶことは多いです。
 それを未来に伝えていくというのが私の囲碁のスタイルと言えるのかもしれません。
 
 
左/2019年8月23日、タイトル奪取を伝える記事(週刊囲碁9月2日号)
右/父の泰正さんへのインタビュー記事(中日新聞夕刊2019年10月19日付)
 
 
 羽根さんは1999年から長久手にお住まいです。
 家庭では大学生のいわゆるリケジョの長女さんから小学生の末っ子くんまで計5人のお子さんのパパ。このまちのどこかで、対局のときとは違ったアクティブなパパぶりが見られるかも!?
 
 
 
 
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