女流立葵杯の街から

囲碁の女流棋戦の中継予定を中心に投稿しています。

[詰碁・死活]手筋で分けて勉強する方法

2023年01月07日 | ○●死活の学び方の智恵●○

 詰碁や死活の本。
 その中で、昭和40〜60年頃に出版された本の中には、

「難易度別で問題を掲載している」

 のでは無く、

「技の種類別に問題を掲載している」

 ものが幾つかありました。

※随分前に図書館で見ただけなので、書籍の名前は忘れました🙇‍♂️



 詰碁や死活が苦手な人の場合には、どんな風に勉強すれば良いか?
 私が聞いた方法より。

A》
 戦前生まれのプロやアマ強豪より

「〝簡単な問題を繰り返し〟では無く、
 〝問題の筋ごとに勉強〟した方が、実は覚えやすい」


B》
 平成生まれのインストラクターより
 ※全国大会で優勝した人数人

「コウ、セキ、曲がり四目、攻め合いの九九。
 これを問題集で勉強・講義などで指導するのは、後回しにした方が良いです。
 そうした方が、段級問わず、早く強くなりやすい事が分かりましたから。
 指導するとしたら、実戦で出てきた時に、簡単に説明する程度で良い」


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【添付画像】
 手筋・攻め合い・詰碁・死活などで使われる〈主な技の名前〉をリストアップしました。
 昭和40年〜60年頃に出版された教材でされていた分類法より。


 これらを勉強用・指導用に分類しますと……

🔵の技について
 実戦でも問題集でも頻出する、結構重要な技。

🔶の技について
 実戦には滅多に出現しないけれど、「面白いから好き」と言う反響が多い技。

🟩の技について
 対局経験が少ない級位者は見過ごしてしまう可能性が高い。
 しかし、実戦に現れる可能性が〝ちょっとだけ〟高めの技。

🟣の技について
 私が信頼しているインストラクターさん数人によれば、
「🟣は、級位者や詰碁・死活が苦手な人への指導は後回しにしています」











#詰碁死活の指導概論
#昭和式詰碁分類
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