アジアンちっく

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死にゆく町ってどんなとこ?~6日目-1

2009-10-31 | イタリアねた
6日目。

今日も朝からすがすがしい。
カプチーノもおいしいね~

今日はあたしの旅の目的であるウンブリア州へ。

行きたいところはバスの本数が少ないので、
エイビーロード海外ガイド記事でおなじみの堂さんに個人ツアーをお願いした。

堂さんとはオルヴィエートで待ち合わせ。
切符は日本で事前にTRENITALIAのHPでGET。
amica割引とかもあるので、きっちり時間が決まってる人にはおすすめ。
オルヴィエート駅まで1人10.6ユーロ。



テルミニ駅で予約した電車に乗る。
今日はスーツケースがないから身軽だ。
あたしたちの席のあるコンパートメントだけでなく、
通路まで満員御礼。
やたら混んでいる。
そして席の間違いがあったのか、人の出入りが激しい。

発車時間が過ぎたが電車の動く気配はない。
どーしたんだろうな~
今回の旅では珍しく電車の遅れがなかったのでちょっと不安だったけど、
ま、いつものことっちゃあいつものこと。

しばらくして発車。
25分遅れ。
とりあえず堂さんに連絡。

ヴェスヴィオ行きのINTERCITYに乗ること約1時間。
オルヴィエート到着。



駅の目の前にあるフニコラーレ乗り場からカーエン広場へ。



切符は乗り場で売ってます。



一番前でかじりつく1号。

1分ほどで到着。
堂さんとの待ち合わせまで少し時間ができたので、トイレへ。
場所がわからずインフォメーションで聞いてみた。
イタリア語でわわわ~っと言われたのでよくわからなかったけど、

出てまっすぐ


だけはわかった笑
ついでにオルヴィエートの地図ももらった。
(ちゃんと日本語のもありました)

おねえさんに言われた通りに行ってみたらちょっとした公園になってて、
でもトイレらしいところはない・・・

どこ~??

と振り返ったらあった。

待ち合わせの時間になり、堂さんとご対面。
HPで見たとおりのナイスガイだ。

堂さんの運転で、まずはチヴィタへ。
時間が短いというのに、電車の遅延でさらに短くなったので急いでGO→→

オルヴィエートは世界一の丘上都市って言われてるので、
車はぐるぐる坂を上ったり下ったり。
しばらくすると田園風景が広がります。
羊が放牧されてたり。
なんとものどかな感じ。

途中の絶景ポイントで下車。
遠くにこれから行くチヴィタが見えます。



↑画像クリックでチヴィタ拡大↑

すげーーーー
チヴィタの断崖絶壁っぷりにはびっくり。

さらに車で移動して、ついに到着。


チヴィタ・ディ・バニョレッジョ(civita di bagnoregio)

別名「死にゆく町」と言われております。

町の説明はプロの方におまかせするとして・・・



さあ、のぼるよーーー



すごい急な坂。



あとちょっと。



到着っ!

なかなかのぼりごたえのある坂でございました。
昔は荷物運びにロバくんたちが大活躍したようです。





現在は20名くらいしか住んでいないそうです。
そんなチヴィタに唯一残っているオリーブオイル農家さんへ。




にゃんこがお出迎え。
↑画像クリックでにゃんこ拡大↑




ここでもロバくん大活躍!!
昔、オリーブを石臼でひいてたのはロバくんたちだったそうです。
がんばるがんばる。

重いのは承知でオリーブオイルを購入。
数本しか置いてなかったので遠慮がちに。
でも結局お願いして追加で瓶につめてもらいました。
最後のろ過がされてないオリーブオイル。
ヴォニッシモっ!!

おじさんがハウスワインをごちそうしてくれるというので、
いただくことに。



驚いたことにこの洞窟、3000年以上も前に掘られたんだそうです。
そこでいただくワインのおいしいことおいしいこと。
ハウスワインらしくとってもさっぱりと飲みやすくてぐいぐいと笑
ごちそうさまでした☆

その後くるりと散策。



1号の片手にずしりとオリーブオイル笑



チヴィタの端。
奥の庭から下は怖くて見れないなあ・・・



チヴィタからハガキを自分宛てに。
そして来たらきっと気に入るであろうRちゃんにも。



1週間で届きました。
いい思い出。


帰りはもちろんのぼってきた坂を下りるわけですが、
これがまた怖いのなんのって。
ブーツのすべり止めを補強してきてよかった~

チヴィタをあとにし、お次はボルセーナへ。
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