フィリップ・ジョルダンさんだー!
録画してあった『旅するフランス語』を観ていたら、
パリオペラ座の音楽監督のジョルダンさんが出てきて、
わすれられない1週間がなつかしくよみがえってきて〜・・
2007年、東京から札幌にもどってすこし経ったころに、
PMFオーケストラへのエキストラ参加のおはなしをいただきました。
ヘルベルト・ヴィリさん作曲の現代音楽作品に
アコーディオンが入っていたためです。
届いた楽譜はすごく難解で、1ヶ月かかりきりで準備をしました。
芸術の森でドキドキのリハーサル初日!
音合わせの前にありがたいことにヴィリさんから直接説明と指導を受けて
(こういうとき言葉がわからなくても「音」でなんとかわかりあえるって、
考えてみればすごいことだなー。)、
いざ全員で合わせたところ、指揮のジョルダンさんが、
「・・え〜と、アコーディオンってこういう感じでいいのかなー?」と
リハーサルを客席で見守るヴィリさんに尋ね、
「いいんだよ、それでオッケー!」
「そっか、いいみたい!いいんだって(こっちにニコッ)。」、
このやりとりがオーケストラ全員を待たせつつ行われる、
そのあいだのわたしの汗タラ〜リの不安→安堵(どっと消耗・・)、
こんなヒリヒリする瞬間を何度も味わったものです。
でも、なにより、オーケストラのまんなかで
みんなの音を浴びながら気持ちを合わせて演奏できるよろこび、
それに各国から集まるほかのメンバーみなさんのように
きびしいオーディションを受けていないのに
特殊な楽器のおかげでこの場でこんなふうに学べるとは
なんというしあわせだろうか〜!と感じていました。
その思いを旭川・札幌でのコンサートでバクハツさせましたよ。
たのしかったあの夏ー!Vive le PMF〜♪(PMFバンザイ〜♪)
得がたい体験をさせていただき、
この機会をくださった久保達男先生にたいへん感謝しています。
う〜、いくらさがしても夏のコンサートの写真がない、ざんねん!
これはそのあたりの写真です。
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