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マルカート(タテヤマユキ)

アコーディオンとうた
https://marcato-info.themedia.jp

<マルカートは20周年〜3rdアルバムに関連して>

2019-02-05 00:43:57 | マルカートはおかげさまで20周年!


アルバム制作でお世話になったご縁で、CDが完成してすこし経ったころ、
村田陽一さんからライブに声をかけていただきました。
六本木PIT INNで、村上“PONTA”秀一さんと佐山雅弘さんと
ご一緒できるとのこと!
シンガーは南佳孝さん、比屋定篤子さん、マルカートです。
村田さんが当時プロデュースなさったアルバムを中心に曲を選んで
構成してくださいました。

本番が近づくにつれてどんどん大きくなった思い、それは
「当日の数時間のリハーサルだけってすごい、どんなことになるんだろ、
お渡しする楽譜もわたしの手書きのこんなのでいいのだろうか?
・・いやいや、村田さんの中にすでに曲の完璧な地図があるのだから、
ふだんからよく一緒に演奏されているお三方どうしで
それも百戦錬磨中の百戦錬磨のみなさまでいらっしゃるし、
あうんの呼吸ですぐ曲調をつかまれるのにちがいない!
よし!当日はそういったすべてをしっかり吸収するぞー!」でした。

そして当日、実際のリハーサルでお三方によってとんでもない早さで
組み立てられる自分の曲を口あんぐりで体感することとなりました。
村田さんのすべてにおいての運びかた、あざやかすぎる〜!

あと、本番前にPontaさんとお話しできたことも忘れられません。
本番に向けての心構えなど、ためになることはもちろんですが、
その親切さや紳士さに感動しました。
(教えていただいた大事なこと、書いてもいいとは思うんだけど、
もすこし自分の中で大切にとっておきますね。)

そして本番です!ライブは順調に進み、ある曲が始まる前、
楽器のなにかの調整か曲の確認ををなさるために数分必要のようで、
Pontaさんが「しゃべって!」と小さく強めに指示を出されました。
「やさしいかたなんだ〜♪」とのんきに安心しきっていたわたしは
さっきの声色とのちがいにドキッとしてあわてながらも話をしたのですが、
あとになって気づきました。
ステージでのこの(かなりの)厳しさとそれ以外でのあの柔らかさは
きっと一対のものなのだ〜って。

佐山さんもどなたにも変わらぬほがらかさで接してくださり、
演奏のすばらしさはもちろん、その佇まいにも感銘を受けました。
先日悲しいニュースを知り、このときのことが鮮明に蘇りましたが、
一度だけご一緒した自分がなにか書くなんておこがましいと思いました。
でも、たった一度でも、たとえ半日でもご一緒できたことで、
その後19年間も心を灯す大きなものをいただいて、
小さいわたしではありますが、そのエッセンスみたいなものを大切にして
これからもやっていきたいと思っていますので、今書かせてください。

・・ちなみに、そのライブは落合さとこさんが観に来てくれていて、
「マルカートはいつものマルカートを普通にやってて笑ったわー!」と
感想をくれていました。
なのできっとのびのびやれていたのではないかなーと思ってます♪

この日の写真がなくてざんねんだな〜。
MDでの音源が残っているだけです。


<マルカートは20周年〜3rdアルバム『虹のむこうへ』>

2019-02-03 20:05:58 | マルカートはおかげさまで20周年!

 

<マルカートは20周年〜3rdアルバムのこと〜>
 2000/10/4にリリースしたこのアルバムは
村田陽一さんにアレンジとプロデュースをおねがいしました。
それまでは自分で書いた楽譜と大まかなイメージをもとに
ミュージシャンみなさまのお知恵拝借しながら作り上げたのですが、
初めて全面的におねがいしたことで、
「自分で作った曲ながらこういう雰囲気になるんだ〜!」と
発見がたくさんありました。
村田さんがいつもご一緒されている方々が集まってくださったので、
大船に乗った気持ちと同時に大先輩がたへの緊張の気持ちが
混じりあっていたのを覚えています。
村田さんのお姿はよくテレビでお見かけするので(体感的にはほぼ毎日)
「わたしも札幌で元気でおります!」と心の中で報告しています。
 
 ジャケットの全イラストを雑誌『装苑』シネマ・コラージュでおなじみの
中川清美さんにおねがいできたのもうれしいことでした。
「ユキさんの絵はわれながら似ていると思います」と完成後に
コメントをいただきました。(よく似てますよね〜、ふふ♪)
札幌に戻ってTVコマーシャルで見た大丸百貨店のカードデザインが
中川さんが手がけられたもので、映るたびにうきうきしたものです。
 
 マルカートはこのアルバムまで
ベースのフジモトマミさんとふたりで活動していましたが、
その後はわたしひとりのソロユニットとなります。
1st, 2ndアルバムでもそうでしたが
このようなすばらしいミュージシャンの方々に参加いただけたのは
マミさんの人脈とアイデアによるところが大きくて、
わたしひとりではとても成し得なかったことだと今でも感謝しています。
 
 このアルバムに参加してくださったミュージシャンの
お名前を書きますね。

岡部洋一(パーカッション)
小倉博和(アコースティック&エレクトリックギター)
金原千恵子カルテット
佐藤潔(チューバ)
比屋定篤子(コーラス)
村田陽一(トロンボーン、ピアノ、キーボード、プログラミング)
山木秀夫(ドラム)
山本拓夫(サックス、フルート、バスクラリネット)
(敬称略 あいうえお順)

 


<マルカートは20周年〜2ndアルバム『休暇の午後のハナシ』>

2019-02-02 15:41:16 | マルカートはおかげさまで20周年!
 
 2ndアルバムはなんと1stアルバムからたった7ヶ月後の
9/1にリリースしました。
どうしてこんなことができたかと思い返すと(今はむり!)、
デビュー前に曲をかなりの数書きためてあって、
それをこの2枚でほぼ出し尽くした感じでした。
(なのでそのあとは必然的に難産に〜、ハハハ。)
 
 このアルバムでは梁邦彦さんがともにプロデュースをしてくださいました。
わたしたちがレコーディングにまだ不慣れで経験も浅く
たくさんご迷惑をおかけしてしまったのですが、
梁さんとごいっしょできたことで作業の進めかたはもちろんのこと、
場の包みこみかた、みなさまへの気配り、じぶんの気持ちの保ちかたと、
書ききれないほど多くのことを学びました。
今回も参加してくださったミュージシャンのお名前を書きますね。
 
井上信平(フルート)
小畑和彦(アコースティックギター)
北島直樹(ピアノ)
木村万作(ドラム)
倉田信雄(ピアノ)
坂田学(ドラム)
笹子重治(アコースティックギター)
田中義人(アコースティック&エレクトリックギター)
古川望(エレクトリックギター)
三沢またろう(パーカッション)
山口とも(パーカッション)
梁邦彦(Co-produce)
渡辺浩志(Co-produce)
(敬称略 あいうえお順)

いつもありがとうございます!

2019-02-01 13:44:05 | マルカートはおかげさまで20周年!


 <マルカートは今日で20年>

 熊本の友人が手紙の中で「アコーディオン弾き語りは何周年?
記念ライブなどはしませんか?」と尋ねてくれて、
そういえば何年めだろう?と1stアルバム『マルカート』をひっぱりだして
リリース日を見てみれば1999/2/1、今日でちょうど20年でした!
 
 これまで元気にうたって弾いてこられたのはひとえに
この音楽を聴いてくれるみなさまのおかげ、それに尽きます!
(それと、じぶんのがんばりもあるかな、エヘヘ。)
いつもどうもありがとうございます。
 
 特に記念のライブなどはきっとしないけど(不向き)、
いつもどおりライブでお会いできれば、それがいちばんしあわせです♪
けっこうライブの予定も決まってきてるのでよろしく!
 
 それと、ずっと書き記したかったことを〜。
今は配信で音楽を聴くかたも多く、そうすると、
演奏しているミュージシャンがわからないのがさびしくて。
なのでこの機会に、アルバムに参加してくださったかたがたの
お名前を書きますね。
(4thアルバムまで続きます。)
 
 
赤松敏弘(ビブラフォン)
飯塚昌明(アコースティック&エレクトリックギター)
井上信平(フルート)
桜井正宏(ドラム)
笹子重治(アコースティックギター)
田中義人(アコースティック&エレクトリックギター)
原子美千代(プログラミング)
山口とも(パーカッション)
渡辺浩志(ピアノ、キーボード Co-produce&Co-arrangement)
(敬称略 あいうえお順)