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きょうのサポート

アプリクラフト Rhinoサポートに日々寄せられる『よくあるご質問』を紹介します。

ブール演算のツヨイ味方!!

2006-06-29 11:53:12 | ライノ 最新技術情報

以前『ブール演算: 思ったような結果にならない。』で紹介しましたが、
ライノのブール演算は、サーフェスの法線方向を基に実行されます。
でも、なかなか狙ったような結果にならず、法線方向(Dirコマンド)を
見ては、何度もやり直したご経験があるかと思います。

次期ライノの新コマンド Boolean2Objects は、
マウスのクリックによって
和 ⇒ 積 ⇒ 差(A-B) ⇒ 差(B-A) ⇒ 積(インバース) ⇒ 和
といったように、ブール演算の結果がサイクルします。
Boolean2objects

Solidメニュー>Boolean Two Objects からコマンドを実行したら、
オブジェクトを選択して、左クリックしてみてください。
希望する結果がでたら、右クリックで決定します。

本日、最新Rhino4.0ベータ版(2006年6月27日)が公開されました。
昨日紹介しました小ワザとともに、是非お試しください!


カユイところに手が届く!? 次期ライノの新機能

2006-06-28 14:00:11 | ライノ 最新技術情報

おかげさまで、6/21-23 東京ビッグサイトで開催されました
産業用バーチャルリアリティ展、設計・製造ソリューション展
を無事終えることができました。
ご来場誠にありがとうございました。

さて、気がつくと、前回投稿からはや5ヶ月...
紹介したいネタを抱えつつ、『きょうの~』のタイトルと裏腹に
なかなか投稿できず、今日まできてしまいました。
で、久し振りの今回は、先週の展示会でもご好評いただいた
ライノ4.0ベータ版の新機能。それも、UDT、徐変フィレット、
面沿いオフセットといった大技(!?)ではなく、
「カユイところに手が届く!?」小ワザな新機能を紹介します。

①『曲線ネットワークから』(NetworkSrf)にプレビュー追加
Netwroksrf_2
新しいデザインでは、赤丸のボタンがネットワークサーフェス
プレビューは、ダイアログボックスのPreviewをチェック!
Networksrf_2

②『点座標を設定』(SetPt)を
右クリックで一発設定!
Setpt
制御点を揃えるのに便利な『点座標を設定』コマンド。
でも、使うたびに、Xを設定(Set X)Yを設定(Set Y)Zを
設定(Set Z)
に、それぞれチェックを入れては外しの繰り返し…

4.0ベータ版では、使いたい項目の上で右クリックすると、
他のチェックが外れ、クリックした設定がチェックされます。
Osnapツールバーと同じようになりました。
Setpt

③ツールバーを画面から選択
ツールバーのない部分にカーソルをもっていって右クリック!
すると、ツールバーのリストが表示され、選択できます。
Toolbar

今回は、何気なくても、便利そうな新機能を紹介しました。
是非、Rhino4.0ベータ版をお試しください。


ヒストリー機能に新コマンドが!

2005-12-08 22:07:42 | ライノ 最新技術情報
最新Rhino4.0ベータ版(2005年11月29日)では
ヒストリー(作成の履歴)に新機能が追加されました。

History赤ワク左から、
Record History(記録を開始)
History Update(履歴の更新)
Stop Recording(記録を停止)

これらのコマンドを活用することで、
ヒストリーを持たせたくないオブジェクトを作ったり、
カーブの編集を終えてから更新したいといった場合に
対応できるようになります。

例えば...
B4
左のモデルが、断面カーブから生成したオリジナルで、
残りはそのコピーです。
真中のモデルは、ヒストリーをもたせてコピーし、
右にあるモデルには、コピーする前に、
Stop Recordingを実行して記録を止め、
オリジナルの断面カーブを編集しても、右のモデルだけ
ヒストリーに影響されない(変形させない)ようにしています。

また、制御点を移動して基のカーブを編集する場合では,
予めUpdate=Noにして更新を止め、
updateno
編集完了後、History Updateコマンドを使って
(コマンド実行後、更新するオブジェクトを選択)
更新を行うことができます。

ヒストリー機能はまだまだ改善されていくことと思います。
皆さまのご意見ご希望をお待ちしています。

R.I.P. John & Dimebag


Rhino4.0ベータ版(2005年11月17日)公開中!

2005-11-21 16:10:13 | ライノ 最新技術情報
現在、Rhino4.0ベータ版(2005年11月17日)が公開中です。

この最新ベータでは、Rhinoニュースグループでの告知のように
新機能SoftMoveコマンドに加え、
投影(Project)、交線(Intersection)のコマンドが
ヒストリー(作成の履歴)機能に対応しています。
Project

各コマンドとも、実行するコマンドはこれまでと同じですが、
ヒストリー機能を有効にするため、
まず、HistoryManagerコマンドを実行し、
History_Button

「Record(記録)」「Update(更新)」をクリックしてYesにします。
History_Prompt

このヒストリー機能は、今後も改善されていく予定ですので
是非お試しいただき、皆様のご意見ご感想をお待ちしております。


Rhino4.0ベータ版リリース

2005-10-20 21:07:53 | ライノ 最新技術情報
Rhinoニュースグループでもアナウンスされていますが、
次期バージョン"Rhino4.0"のベータ版が公開されました。

この最初のベータ版では、最終WIP(ワークインプログレス)版の
機能に加え、ご好評いただいておりますボーナスツールを搭載、
さらに開発途中ではありますが、ツールボタンのデザインを
一新しています。
R40B1

ベータ版に搭載された機能はこちらから、
Rhino4.0の開発情報はこちらからご覧ください。

皆様のフィードバックをお待ちしております。