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きょうのサポート

アプリクラフト Rhinoサポートに日々寄せられる『よくあるご質問』を紹介します。

ツールヒントの日本語化

2008-08-22 12:01:59 | ライノ 操作環境

弊社ライノ専用Webサイトの"サポート"ページにある
"よくある質問"でご案内していました、「ツールヒント英語表示の不具合」が、
サービスリリース4(SR4, 2008/08/7)で改善されました。

以下手順のように、新たにツールバーファイルを用意して
ツールバーボタン(アイコン)をドラッグ&ドロップする際は、
手順(2)(3)の設定に、ご留意ください。

1) ツールメニュー>ツールバーレイアウト を実行し、
  "ツールバー"ダイアログボックスで、新しいツールバーファイルを用意。
   ("ツールバー"ダイアログのファイルメニュー>新規作成
Toolhint01b

2) 新しく用意したツールバーファイルを選択しておき、
  ファイル>プロパティ を実行。
Toolhint02b

3) 下の画像のウィンドウで、「ローカライズ」にチェックし[OK]で閉じる。
Toolhint03

4) (1)で用意したツールバーファイルに、ツールバーを作成。
   ("ツールバー"ダイアログのツールバー>新規作成
Toolhint01_2

5) "ツールバー"ダイアログを閉じて、(4)で作成したツールバーへ
   ツールボタン(アイコン)をドラッグ&ドロップ。
   ※ [Ctrl]キーを押しながらドラッグ&ドロップすると、コピーします。

6) 追加したツールボタンに、カーソルを合わせると...
Toolhint04b

【ご注意】
ツールボタンをコピーした後で、「ローカライズ」設定(手順(3))を行っても
日本語表示されません。
※ 「ローカライズ」設定後に追加したボタンから、日本語表示されます。


ツールバーがない!ステータスバーがない!

2008-05-02 14:14:10 | ライノ 操作環境

下の画像のように、Rhinoceros(以下ライノ)の画面から
ツールバーやステータスバーが表示されなくなったら、
Interface_3

まず、Rhinoオプションダイアログ(*)の画面ページにある、
「表示するアイテム」の項目(下の画像)をご確認ください。
(*) ツールメニュー>オプション を実行。

Options_2
ここでは、画面に表示する項目を設定します。
表示するアイテムにチェックを入れてください。

では、ツールバーを表示するには...
ToolbarResetとコマンドエリアにタイプ入力して[Enter]キーを実行、
または、サービスリリース3(SR3, 2008/02/22)をご利用の場合は、
「ツールバーをリセット」ツールメニュー以下)を実行します。

ToolbarResetコマンドは、ご利用の環境に保存されている、
デフォルトのツールバーファイルを読み込んで表示します。


コマンドを組み合わせて、作業効率UP!

2006-07-05 15:28:36 | ライノ 操作環境

同じコマンドで同じ設定を使って作業することはありませんか?
そんな作業には、コマンドスクリプトを組んでみてはいかがでしょう。
複数のコマンドを組み合わせたり、あらかじめ数値やオプションを
設定してスクリプトを作ることで、作業効率を上げることができます。

例えば...
SolidWorksにデータを渡すと、XYZの座標系がライノと異なるため、
下図のように“サイ”が横を向いてしまいます。
R30sw
これを防ぐため、前もって“サイ”を寝かせて保存すればよいのですが、
保存のたび、回転して、出力して、また回転で戻しては、ちょっと面倒。
こんな場面こそ、スクリプトの出番なのです。
! _SelNone _Select _Pause _Rotate3d
0 1,0,0 -90 _Export _Pause _Undo _Undo
_SelNone
このスクリプト例は、3D回転コマンドで、x軸に対して90度回転後、
保存ダイアログが出現。保存が完了すると、元の位置に戻ります。
※左の画像は、GIFアニメになっています。
Sw_export Sw_yup
このほかにも、x軸に対して対称コピーするスクリプトなんかも
できそうです。
_Mirror pause 0 1,0,0

上述の各スクリプト例は、コマンドラインにコピー&ペーストして
お試しいただけますが、ツールボタンに割り当てることで、
ボタン一発!でコマンドが実行できます。
Toolbutton
コマンドスクリプト並びにツールバーボタン作成・編集の詳細は
Rhinoのヘルプをご参照ください。

ツールバーボタンを作成する場合は、"default"のツールバー
ファイルではなく、新たにツールバーファイルを用意することを
お勧めいたします。
※サービスリリースのインストール等で上書きされる場合があります。

【参考】Robert McNeel&Associates Support Newsgroup


3Dモーションコントローラー

2005-11-01 18:07:22 | ライノ 操作環境
3Dconnexion社 3Dモーションコントローラ新製品「SpacePilot」
Rhino3.0で試してみました。

見たいところ、行きたいところへ、
すい~っとアクセスしていく操作感はもちろん、
このSpacePilotでは、"Shift", "Ctrl", "Alt", "Esc"といった
Rhinoでも使用頻度の高いキーボード・キーを備えています。

さらに!
ビューの切替えボタンと自由に割り当て可能な6つのボタンを使い、
モデリング中、極力マウスとモーションコントローラから
手が離れないようこんな設定にしてみました。

SpacePilotの設定パネルで、コマンドを割り当てたキーを設定して、
Panel

SpacePilot本体のLCD画面に、割り当てた機能が表示されます。
SpacePilot

この画面の設定は、複数設定して呼び出すことができるため、
「Rhinoceros - 曲線ツール」とか、
「Rhinoceros - サーフェスツール」といったように
ボタン設定を行って、場面場面での使い分けも可能です。

一度使ったら手放せなくなる(!?)、この3Dモーションコントローラー、
明日のIDフォーラムで展示予定です。
その操作フィーリングをアプリクラフトブースで是非ご体験ください。

その他、Rhino3.0動作確認済みの3Dモーションコントローラーは
こちらをご覧ください。