梅干しのこと
「なあ、この梅干し食べていいんかな?」「なに言ってんのよ?自分で買って来たんでしょ!」「まあそうなんや...
正しいこと
君はいつも正しい。ボクはいつも正しくない。ボクはいつも間違っていて、ぜぇぜぇ言いながら、天を仰いだり、項垂れたりしている。思い返すと、恥ずかしい思い出ばかりが転がっていて、傷ついた...
無知の知のこと
「知らぬが花、忘れるが勝ち」この言葉に出逢って、施設の認知症の利用者さんのことを思う。ホントに、「忘れるが勝ち」なんやと思う。イタリア映画の「イル・ポスティーノ」の中で偉大なる詩人...
なんだかなのこと
人は思い入れに取り殺されるんだという。始まりと終わりがあり、終わりからまた始まる何か!人から非難...
言葉の群れ
梅の花の壁飾りを作っている。言葉が何処からか降りてくる。背筋の辺り。今、ボクは何を思っているのか...
春の予感
二月、肌寒さを糧にして、日々伸びていく日差しを感じるのが好きだ。先日、雪でびっしょりと濡れた靴から足肌に流れ込んで来る冷たささえ、なぜか愛おしく感じるのも何故なんやろか...
健康のこと
施設のお絵描き教室、梅の花を描いた。先日のことである。近所の立呑屋でオバチャンと話した。彼女とは数回会ったことがあった。「ねぇ、あんたはタバコ吸うの...
自分のこと
小さい頃からそうだった。自分がどうゆう人間なのか分からない。だからなんかな、他人のことはなおさら、分からん。世の中のことも良く分からない。どうなってるんやろか...
愛のこと
愛は奪うものだという人がいる。愛は与えるものだという人がいる。愛はそこここに溢れていて...
生まれ変わること
年の瀬なんだな。風呂とトイレ掃除をして疲れてしまう。窓、エアコンの掃除。本や衣類の整理。大変やなとゲンナリしている...