暇潰しのこと
蓮の花の折り紙飾り。100個ぐらい作った。おばあちゃんたちが玄関に置いたり、壁に飾ってくれている。デイの送迎の時、「飾っているのよね」と笑顔で云われると、照れくさい笑顔になってしま...
夏のこと
夏は在りし日を思いだす季節なんかもしれん。蝉の鳴く声が、幼い頃みた神社の杜の情景に重なり、ノスタルジックな風情が降りてくる。縁側で食べたスイカの薫りまでも思い出してしまう。中学の頃...
ぼっとした時間のこと
男がぼっとした時間を過ごしていたら、10分でも20分でも女はほっといて欲しい。男はそのぼっとした時間に宇宙や世界の果てまで行こうとしているんだ。ほっといてくれたら、男は彼女の元に帰...
今日いち-2024年8月11日
熱海花火大会に行きましたよ🙋夕闇前の熱海の街並みが優しかった。
水曜日のこと
デイで15回目のお絵描き教室を開催しました。毎日デイで朝礼をやっている。「はい、今日は水曜日ですね」先日恒例の日付け確認をしたあと、あるおばあちゃんが手を上げて、「すいません。質問...
言霊のこと
2ヶ月かけてやっと壁飾りができました☺️親父が言った言霊が降りてくる。「得か損か迷った時は、損なほうを選べ」親父は分かってたんやろな。ありがたいと...
与えること
15年前だった。ぼくは鬱病で苦しんでいた。鶴見川沿いの小さな寺の弘法大師さんの小さな銅像には、「願いが叶う」と書いてあった。「大師様、人に与えて与えて与えられるものをぼくに与えて下...
雨のこと
母の胎内にいるような雨に包まれている。ボクは部屋の中でひとりでいる。軒先にあたる雨の音、コンクリートの土間から跳ね返る雨の音、隣の家の糸杉の葉に触れる雨の音、おっとりとした風が穏や...
綿飴のような空のこと
川沿いの芝のグランドに寝っ転がって空を見上げるのが好きだ。美味しそうに綿飴のような雲たちが、パロラマの絵のように広がっていて、思わず大きくノビをしてしまう。しんどい想いばかりが心を...
梅干しのこと
「なあ、この梅干し食べていいんかな?」「なに言ってんのよ?自分で買って来たんでしょ!」「まあそうなんや...