米国大学院貧乏留学日記

28歳の独身男が、貧しさに立ち向かい、貧しさから学ぶ、お金にこだわった貧乏な留学生活を綴ります。

1日25時間の日。

2007年11月05日 14時37分25秒 | 貧乏英語学習
11月4日(日)

昨日の夜(正確に言うと今日の午前2時の時点)で、半年前に始まったサマータイムが終わった。半年前に1時間進めた時計の針を今回戻す事になる。

アメリカに着たばかりの頃は、サマータイムが終わる日は1時間得したような気分になっていたのだが、いつの間にか、「1日24時間だろうが25時間だろうが、所詮人間の決めた枠組みの中の話であって、1時間得しようが損しようが寿命が延びたり縮んだりするわけではない」と思うようになった。まるで「渡る世間は鬼ばかり」に出てくるやたらと弁の立つ小生意気なガキみたいな冷めた考え方である。

ただ、今日ふと気付いたのだが、時計を一時間遅らせたせいで、日が沈むのが大分早くなる。ここ最近は6時を過ぎる頃には大分暗くなっていたのだが、今日からは5時を過ぎると大分暗くなる。日が短くなると何となく気分が沈みがちなのは僕だけだろうか。

逆に、朝は7時を過ぎるとやっと明るくなる位だったのだが、これからは6時過ぎには明るくなり始める。朝起きて外が暗いとあんまり1日をスタートする気にならずボーっとしてしまう事があったが、明日からはその心配をしなくて済みそうだ。

ところで、昨日血を売りに行ったものの、結局売れずじまいで家路に着く途中、バス停で同じくバスを待っていた黒人の若い兄ちゃんに突然話しかけられた。

若兄:“Do you know when to sent it back?”

僕:???

僕:“Sent it back? Sent what back where??”

と意味不明な会話になってしまったのだが、僕はきっと自分が相手の言っている英語を聞き取れていないのだと思い、何度も聞き返した所、どうやらサマータイムについて言っているらしい事が判明した。

“Sent it back”の“it”は、どうやら時計の針の事を意味していて、「いつ時計の針を(一時間)戻すのか知ってる?」という質問だという事が判明した。

どうやら彼は僕よりもずっと長くバスを待っていたらしく、「もしかして幾ら待ってもバスが来ないのは、昨日(土曜日)の時点で既にサマータイムが終わっていたからかもしれない」と思ったとの事。

それにしても、いきなり“Sent it back”なんて言われたのでさっぱり分らなかった。
こっちが何回も聞き返しているんだから“Daylight Savings Time”と一言言ってくれればすぐ分ったのに・・・

アメリカに来て4年半経っても未だに相手の言っている事が聞き取れない事はよくあるのだが、今回に関しては、僕の英語力より相手の国語力の方が問題ありだった気がする。


 
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