米国大学院貧乏留学日記

28歳の独身男が、貧しさに立ち向かい、貧しさから学ぶ、お金にこだわった貧乏な留学生活を綴ります。

プリンター来たる。 (1/2)

2010年08月19日 12時29分10秒 | 貧乏留学日記

8月18日(水)

少し前の話になるが、7月末にアパートを引き払って出て行ったアメリカ人のルームメートが、必要なくなったプリンターを置いていった。もう一人のドミニカ出身のルームメートは既にプリンターを持っているとの事だったので、欲しいなら僕が引き取り、欲しくないなら捨てると言う雰囲気になったので、隠れてガッツポーズをしながら僕が置き去りにされたプリンターさんを引き取る事になった。

僕も別にプリンターが特段必要と言うわけではない。アパートの3階には小さなコンピュータラボがあって、紙さえ自分で用意すればプリンターを使えるし、勿論大学の研究室にもプリンターがあるし、紙も支給される。大学の図書館などにあるコンピュータラボでも印刷は出来るが、1枚に付き5セントの費用が掛かるらしいので使った事は無い。つまり、お金をかけてまでプリンターを買う必要など無いのである。

ただ、タダより安いものは無いというのは貧乏業界の常識である。貰える物は貰っておこうじゃないか。しかもよく見ると置き去りにされたプリンターさんは、多少型は古そうではあるものの、FAXとスキャナー機能も付いている優れ物のようである。

型番を調べて、ネットで検索し、取扱説明書のPDFファイルを手に入れる。どうやらルームメートは接続用のUSBケーブルは持って行ってしまったらしいので、オークションサイトのEbayで見つけた安いやつを買って注文する。そのついでにこのプリンターさんの値段も調べたら、新品だと今でも200ドル以上するお店もある。むむ。200ドルとはなかなか。貧乏人を唸らせるのに十分な金額である。

でも既にUSBケーブルも注文したし、中古で正常に作動するかどうかも分からないプリンターをネットで売り飛ばす勇気は無いので、これも何かの縁と思い家具の配置のマイナーチェンジの末、置き去りにされたプリンターさんを我がベッドルームに正式に招聘する事にした。


置き去りにしたアイツを見返す為にも、貧乏な僕の為に頑張って役に立って欲しいものである。

ただ、上述した様に、研究や勉強の面で必要な書類の印刷はアパートのコンピュータラボと研究室のプリンターで十分間に合っているし、印刷スピードも速い。そんな僕が敢えてUSBケーブルを買ってまでこのプリンターさんを招聘したのには訳がある。研究や勉強には関係ない物で、研究室やコンピュータラボなどの公共のパソコンからは印刷できないが、自分のパソコンと接続してあるプリンターからであれば印刷できる「とある物」があるのである。

生活パターン改善中の為、次回以降に続きます。




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