米国大学院貧乏留学日記

28歳の独身男が、貧しさに立ち向かい、貧しさから学ぶ、お金にこだわった貧乏な留学生活を綴ります。

銃を持ったサスペクト。 (1/2)

2010年09月10日 11時00分44秒 | 貧乏留学日記

9月9日(木)

今日の午後、携帯電話にテキストメッセージが入った。
銃を持った“suspect”がキャンパス周辺に出没しているとの内容。
大学からの緊急メッセージである。

一体何の事件かについては全く情報がなかったが、銃の所持が憲法で認められているアメリカなので、“suspect”と言うからにはただ単に銃を所持しているだけでなく、何らかの事件を起こしたのだろう。

場所を詳しく地図で調べてみると、大学近くの湖のほとりである。いつもならジョギングや犬の散歩をする人達で賑わうのどかな公園のある場所である。因みに僕のアパートからは徒歩10分程の距離になる。決して遠くない。

数時間して“suspect”は警察に身柄を拘束されたとの続報が入った。これでひとまず安心である。歩いてアパートまで帰れる。

いや、待てよ。本当に安心か?確かに“suspect”は捕まったかもしれないが、そこら辺を歩いているイカレた輩が普通に銃を持っているかもしれないのがアメリカである。僕の住んでいるバトン・ルージュは、そのアメリカの中でも治安の悪いとされる都市だ。

今の所は特に直接危険な目に遭わずに済んでいるが、実際は自分がどれ位危険と隣り合わせな状況にあるのかなど知る由もないのである。今日みたいな出来事があると、やはり自分はアメリカに住んでいるのだとハッとさせられる。





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