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OpenSUSE 10.2のknotes

2007-06-24 22:19:33 | Linux
kdeのアプリケーションにknotesというのがある。Windowsでもよくあるデスクトップの張り付ける付箋紙のようなアプリだ。これがパッケージをアップデートしたら動かなくなった。必ずアプリケーションがクラッシュしてしまうようになった。
インストールされているパッケージを調べてみると

kdepim3-3.5.5-39
kdepim3-kpilot-3.5.5-36
kdepim3-notes-3.5.5-36

これらは皆同じsrc.rpmからコンパイルされているはずなのにkdepim3-3.5.5-39だけがアップデートされ、他がアップデートされていない。多分それが原因でシェアードライブラリのバージョンが合わなくなっているのだろう。
でも何で同時にアップデートされなかったんだろうと、再度アップデートをかけても更新されないし、アップデートサイトの情報を探してもkdepim3-3.5.5-39だけがアップデートが提供されていて、他がされていない。これって?提供洩れ?

しゃーないな、kdeもオープンソースだから自分でコンパイルすればいいっか・・・と思ったが、なかなかてごわく、色々なライブラリとリンクしているので芋つる式に色々なパッケージをインストールする羽目になった。

ftp://ftp.suse.com/pub/suse/i386/update/10.2/rpm/i586/
または
ftp://ftp.suse.com/pub/suse/i386/update/10.2/rpm/src/
から
gnokii-0.6.14-27.src.rpm
gpgme-1.1.2-28.src.rpm
kdepim3-3.5.5-39.src.rpm
libical-0.24.RC4-78.src.rpm
libksba-1.0.0-17.src.rpm
libmal-0.31-198.src.rpm

これだけのsrc.rpmが必要となる。でもってkdepim3-3.5.5-39.src.rpmをコンパイルするためには、これだけにバイナリパッケージのインストールが必要となる

gnokii-devel-0.6.14-27
libical-devel-0.24.RC4-78
gpgme-devel-1.1.2-28
libmal-devel-0.31-198
libksba-devel-1.0.0-17

*-develの付く開発パッケージは何故かインストールDVDには入っていない。*-develの着かない実行のみのパッケージは入っているのに。何故だ?OpenSUSEはこーゆーのが多い。
てなわけで、付箋紙コンパイルするのに随分を大がかりになってしまった。

VMware Converter

2007-06-23 22:11:52 | Linux
VMwareからVMware Converterというのが随分前、今年の1月くらいに出ている。

このVMware Converterを使うと物理マシンを仮想マシンに変換できるらしい。変換できる物理マシンはWindows系に限られているが、それでも物理マシンを仮想マシンに変換できるのってスゴいと思う。

VMwareを使ったことのあるひとならわかると思うがVMwareはホストOSが動いているマシンのハード構成がどんなのでも全てVMwareがデバイスを仮想化してしまうのである。物理マシンのVideoカードがどんなのであっても、ネットワークカードがどんなのでもあっても、VMwareが別のハードに仮想化してしまうのである。つまり物理マシンから仮想マシンに単純に吸い上げているだけではなく、Windowsのドライバもまったく別なものに置き換えているのである。さすが、仮想マシンのパイオニアのVMware。

このVMware Converterを使って最近すっかりヘタれたSONY VaioのWindowsXPを仮想化してみようと挑戦してみた。まずは上のVMwareのサイトからVMware Converterをdownloadしてくる。VMware Converterにはstarter版(無償)とEnterprise版(有償)があるが、今回のようなケースではstarter版で十分用は足りる。

VMware Converterをインストールして起動しあとはウィザードに従っていけばいいだけなので簡単。ただし、途中でsysprepというツールの場所を要求してくる。

このsysprepというツールはWindowsを違う環境に複製するときに使うツールのようだ。おそらくレジストリを直接書き換えているのだろう。WindowsのインストールCD(かサービスパックCDに)入っているらしいが、VAIOはXPがプレインストールなのでリカバリCDしかない。そういう場合はMicroSoftのサイトから取ってくることができる。これを解凍してVMware Conveterにフォルダの場所を指定してやればOK。あとはConvertに時間がかかるので待つだけ。変換する元のマシンスペック、diskの使用量にもよると思うがVAIOで1時間程度かかった。

できあがった仮想マシンをLinuxに転送してVMwareWorkstationで起動してみる。
おおぉぉぉ・・・まるまんまVAIOだ。(当り前か)

当然のことながら、ハード構成が変わっているので最初にアクティベーションを要求してくる。VAIOはプレインストールなのでどうなのかと思ったが、VAIOの本体の底に書いてあったXPのライセンスコードを入力するとアクティベーションが通った。このときオンラインでMSのサイトに繋にいくのでDHCPでインターネットに接続できる状態になっていなければならない。

これが通ってVMware-toolsをインストールすればWindowsXPの仮想化が完了。

digiKam

2007-05-13 22:11:21 | Linux
WindowsVistaにも標準で入っているが、デジカメで取った写真を管理するツールがある。LinuxでもOpenSUSEににたようなのがあってdigiKamというのが標準でバンドルされている。

今まではフォルダで分けて、ファイルマネージャで管理していたが、使ってみると以外と便利。EXIFの撮影日付でソートできたり、タグやコメントを自由に付け加えたりできる。

ただ、digiKamの場合は何故かよくポコポコと落ちる。それさえ無ければ合格点なのだが。

VMwareWorkstation 6.0

2007-05-13 22:01:03 | Linux
VMwareWorkstation 6.0をインストールして気がついたことが・・・

仮想マシンのWindows2000にVMware-toolsをインストールできない。「パスが間違っています」とかいうエラーになってしまう。googleってみると、一旦vmware-toolsをアンインストールして再度インストールするとうまく行った。

VMwareWorkstation 6.0が出た

2007-05-10 23:24:38 | Linux
遂にVMwareWorkstation6.0が出た。

6.0の目玉は
・マルチヘッドディスプレィに対応
だが、残念なことにマルチヘッドディスプレィを試せる環境が無い。昔の17インチのCRTでも無理矢理繋げれば試すことが出来るだろうか。仮想マシンの設定にディスプレィの設定が増えている。

そのほかにも
・USB2.0サポート。って今まで2.0じゃなかったのか?
・統合型仮想デバッガのサポート。vmware-config.pl実行時にEclipseのプラグインをインストールするかどうかを聞いてくる。一体これで何すんの?
・仮想マシンの実行を記録して、再実行する機能。
・VMI(なんだろ、これ、たぶんAPIみたいなもんか)

なんだか面白そうな機能満載。
32bit版と64bit版がある。64bit版は64bit版OpenSUSEで是非たみしてみたい所だ。

64bit Linuxへの道は険しい(8)

2007-04-29 17:52:10 | Linux
とりあえず、アホアホな無線LANルータのDHCPサーバの機能のせいで、へんてこな設定になってしまったが、なんとなく64bitLinuxが使えてる。

特段、64bitだからといって何ら変わることは無いが、Firefoxで日本語入力が聞かなくなるときがある。どうやらFirefox自体と日本語入力メソッドのscimとの相性らしくOpenSUSE10.0の頃から潜在的に持っている問題らしい。

OpenSUSE10.2に入っているFirefoxはどうやら32bit版らしい
suse/i586/MozillaFirefox-2.0-30.i586.rpm
suse/i586/MozillaFirefox-translations-2.0-30.i586.rpm

でも何故かThunderBirdは64bit版だ
/mnt/suse/x86_64/MozillaThunderbird-1.5.0.8-3.x86_64.rpm
/mnt/suse/x86_64/MozillaThunderbird-translations-1.5.0.8-3.x86_64.rpm

どーも、この辺がよくわからん。あるものは32bit版であるものは64bit版で。これに対し、scimはと言うと
suse/x86_64/scim-1.4.5-20.x86_64.rpm
suse/x86_64/scim-32bit-1.4.5-20.x86_64.rpm
suse/x86_64/scim-anthy-1.2.1-22.x86_64.rpm

結局、どっちなのよ。これ全部入れると何が動いているの?32bitアプリの場合は32bitが、64bitアプリの場合は64bitが動くのだろうか?

うむむむ・・・WindowsもLinuxも64bit版はまだ時期が早すぎるのだろうか。安定性を求めるなら32bit版を使えという話もある。32bit CPUが世に出たときにOSやアプリがまだ対応できなくてしばらくの間、早い16bitとして使っていたあの時代に似ているような



Oracle互換のPostgreSQL

2007-04-24 23:55:47 | Linux
自称、オープンソースエンジニアを名乗る身として過去に仕事でPostgreSQLを使ったことがある。オープンソースであることと、機能が豊富であること、クセが少ないことからパーソナルユースでも重宝している。

たまたま、Oracle互換のオープンソースDBが登場という記事を見付けた。結構、OracletとPostgreSQLを比較した記事を見かけるが、一方は無償のオープンソース、一方は高価な商用ソフトというところで比較するのもなんだか、性能面ではやっぱりOracleでしょうな。PostgreSQLは履歴型DBという宿命からVACUUMが避けられない。

このOracle互換DBというのはPostgreSQLをベースにしてOCIが使えるという。一体、どんなものなのだろうか?JDBCドライバのように皮を被せただけなのだろうか。

64bit Linuxへの道は険しい(7)

2007-04-22 20:48:36 | Linux
64bit OpenSUSE 10.2でどーにかこーにか、無線LANが繋がるようになったが、よその家のアクセスポイントに繋がってしまった。

どうも無線LANの場合はDHCPが有効でないと具合が悪いらしい。我が家のネットワーク構成では元々、無線ブローバンドルータとして使っていたものを単なる無線Hubとして使っている。この無線ブローバンドルータのDHCPサーバがアホアホでDNSサーバとデフォルトゲートウェイに自分のアドレス以外を設定できないから困ってしまう。

色々調べた結果、Linux側のDHCPクライアントの設定ファイルでDNSサーバとデフォルトゲートウェィのアドレスを固定にしてやることでなんとか自分家のアクセスポイントと繋がった。

/etc/dhclient
この行を追加
supersede routers 192.168.x.x;
supersede domain-name-servers 192.168.x.x;

ここを変更
#request subnet-mask, broadcast-address, time-offset, routers,
#	domain-name, domain-name-servers, host-name, nis-domain,
#	nis-servers;

request subnet-mask, broadcast-address, time-offset,
	domain-name, host-name, nis-domain,
	nis-servers;

勿論、この方法だとどのアクセスポイントに対してもこの設定が有効になり、DNSサーバ、デフォルトゲートウェイのアドレスが同じになってしまうので注意

あと、64bit OpenSUSEで動作していないデバイスはアナログモデムだけだ。このモデムはWindowsでは
Conexant HDA D110 MDC V.92 Modem
と出ている。どうやらバリバリのWinモデムらしい。Linuxのlspciではこのデバイスは表れない。おそらく、soundデバイスとして動作しているのだろう。ドライバはまだ無いようだ。

64bit Linuxへの道は険しい(6)

2007-04-14 21:00:42 | Linux
やっと、どーにか、こーにか、64Bit版OpenSUSEのインストールが出来る状態までいった。インストール自体はインンストーラのbootオプション以外は特に注意することは無い。32bit版と同じようにインストールを進めていけばいい。

最後のbootLoaderはルートパテーションにインストールしてVISTAの場合はbootマネージャがXPから変わっているのでNTLDRと同じ方法は使えない。ここに書いてある通りにやればVISAのbootマネージャで切替えられる。

WXSGA(1280X800)の液晶も問題なく認識してバッチリ。

さて・・・あと残っている難関は、無線LANである。こいつは難しい。とりあえず、OpenSESEのホームページに書いてあるこの通りにやってみたがネィティブのbcm43xxを使ってもndiswrapperでうまく行かなかった。dell Inspiron 1501で使っている無線LANのchipはlspciでは

05:00.0 Network controller: Broadcom Corporation BCM4310 UART (rev 01)


と出る。この辺のchipは型番は同じでもrevisionで平気でドライバが違っていたりするので一概にこの方法で絶対できるとは言い切れない。

色々、検索した結果ここのページのリンクからDRIVER20070323.zipというWindowsXP64bit版用のドライバをダウンロードし、ndiswrapperを使うと認識された。

これでやっと無線LANも使えるようになったと思ったら・・・
あれ?よその家のアクセスポイントに繋がっている。
何故か自分家のアクセスポイントに繋がらず、よその家のアクセスポイントにつながっている。今、この御時世WEPもアクセス制限もかけない設定もなんだかなー。

でも、何で一番近い自分家のアクセスポイントじゃなくてよその家のに繋がってるんだ?色々調べてみると、OpenSUSE+KDEの場合はyast2で無線LANの設定をする方法とknetworkmanagerを使う方法がある。yast2の方は古典的な設定方法だ。knetworkmanagerの方はタスクトレィにアイコンが常駐してアイコンから切替えができるのでどちらかというとこっちのほうが近代的。knetworkmanagerを使った場合、必ずDHCPでアドレスを取得しに行き、アクセスポイントでDHCPサーバが動いていないと接続に失敗するようだ。それで次に近くて制限のかかていないアクセスポイントに繋がっていたようだ。

我が家のネットワーク環境はひかり電話にしてから、ブローバンドルータはNTT東からのレンタルなので今まで使っていた無線LAN付ブローバンドルータはただの無線Hubとして使っている。しかもこの無線LAN付ブローバンドルータはアホでDHCPサーバの機能でdefault gatewayとDNSサーバのアドレスを個別に設定できないのである。何ななんでも無線LAN付ブローバンドルータ自身のアドレスをDHCPクライアントにわたしてしまう。本来はdefault gatewayとDNSサーバのアドレスはひかり電話のレンタルルータのアドレスを設定しなければならないのだが、これでは役に立たない。しょうがないのでDHCPサーバの機能は止めて手動でアドレスを設定していた。

ま、よその家のアクセスポイントでもいいか・・・と思ったが、道義的それはどーなのか。

ん・・・またしても、あと一歩というところだ。yast2で固定アドレスを設定してもうまくいかない。でも何でknetworkmanagerがDHCPを必須としているんだぁ?固定アドレスだっていいじゃないか。

64bit Linuxへの道は険しい(5)

2007-04-08 10:56:16 | Linux
pre-installのVISTAが32bit版だったのか、64bit版だったのかうやむやの状態だが、ここを見るとUltimate版以外は64bit版は別途申込になっている。

やはり、最初から32bit版だったのか・・・dellの納品書や見積書をみてもそこがはっきりと書かれていない。ただリカバリデスクのDVDには32bit版と書かれている。

うむむむ・・・

VISTAはもーいい加減にしてLinuxインストールしろちゅう話もあるが・・・