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64bitへの道は険しい(3)

2007-04-07 15:54:57 | Linux
そろそろ64bit版OpenSUSEをインストールしょうかなと思っていたが、困ったのはどうやってパテーションを分割するか。ntfsresizeはなにやら危険な香りがするし。かと言って、1回しか使わないのにPartationMagicなんて買えないし。ここは漢は英断か。

とも言ってられないので、まずはVISTAを丸ごとアックアップ取ろうと思ったがVISTA HOME Basicには丸ごととる機能が省略されている。ちぇっ。

じゃ、昔DVDドライブを買ってきたときにバンドルされていたライティングソフトをインストールしてバックアップ取るか・・・と思ったら昔のこれらのライティングソフトはVISTAでは動かない。うぅぅぅぅぅ・・・・やられた。

もう、しょうがない。思い切ってやるか!とりあえず、重要なファイルはバアクアップ取って。

最初はntfsresizeで一発でパテーション分割できるのかと思ったらここを見るとntfsresizeを実行した後で、fdiskでパテーションを削除してまた作成しなおさなければらないらしい。

これは危険だ!あまりにも危険な香りがする!
しかし、残された道はこれしかない。これをしなければ64Bit OpenSUSEをインストールする場所がない。漢は勝負!で、結果は・・・・
失敗した・・・VISTAがブートしなくなった。(泣)
もう、これ以上どーにもこーにもならなくなったのでリカバリCDからインストールし直した。

しかし、インストールし直してみると、何か・・・ちょっとふいんきが違うような気がする・・・

コントロールパネルのシステムのプロパティを見ると32ビットオペレーティングシステムと出てるが・・・ここは64ビットのはずだったのではないか・・・

dellのサポートに電話して聞いてみると「64ビットのVISAはアプリケーションが動かないのが多いので32ビットで出荷しています」と言っているが、本当にそうだったのか・・・今となってはわからない。なんだか4気筒エンジンの2気筒だけで走っているような気分・・・

ま、たしかに64ビットVISTAじゃアプリケーションが限られるから、ま32ビットでもいいかという気分にならないでもない。なんだか騙されているような騙されていないような・・・



64bit Linuxへの道は険しい(2)

2007-03-31 22:15:55 | Linux
64bit版OpenSUSEのインストールがSATAのドライバのロードのところで止まってしまうのはinstallerのbootオプションに

pci=nomsi

を指定すると解決することが分かった。UbuntuでもFedraでも同じような問題があるらしい。

更にVISTAではXPとはboot loaderが変わっているのでXPや2000のときのようにNTLDRを使った方法はできない。なんだか、こんな面倒臭いことをしなきゃならないらしい。

64bit Linuxへの道は険しい

2007-03-31 20:14:38 | Linux
新しいノートパソコンが届いて一通りWindowsVISAをつかってみて、そろそろ飽きがきたところなので64bit Linuxでもインストールしてみようかと思った。VISTAとLinuxでどのくらいの速度差があるのか、それも興味のあるところだ。

相変わらずMicroSoftの作るもんは「一体何考えてんだぁ?」的なものが多い。64bit DualCoreのCPUで1Gのメモリでも全然早いと感じない。相変わらず起動にやたらと時間がかかる。特に最初にユーザを作成した1回目は一体何やってんだろう?と思うくらいだ。

ま、ハデハデ、ゴテゴテのGUIは要らんので一番負荷の少ないclassicなテーマでGUIのアニメーション効果なんてOFFにしたほうがいいだろう。

さて、installの前に入念な事前調査と思って色々調べてみたらVISTAのNTFSはXPや2000のNTFSとはちょっと違うらしい?はぁ?と思うが、まいかにもMSらしい。実際VFATでもOSやバージョンによっていくつかの亜流があるのでNTFSも亜流があっても不思議では無いなと思っていたが、その通りだった。

まずはpreinstallの状態からLinuxをinstallするためにパテーションを分割しなければならない。ここでオープンソースのntfsresizeを使って分割しようと思ったが、上の様にVISTAのNTFSは今までのNTFSとは違うのでntfsresize 1.13.1よりも前のバージョンだとVISTAがbootしなくなるらしい。おっとっと、危ない所だった。やっぱり事前に調べておいて良かった。

うむむむ・・・やはりその前にしっかりバックアップは取っておくかと思ったが注文の時できるだけ安くあげようと思ったのがアダとなったのか、添付されているDVD WritingソフトではDiskのまるごとバックアップができない。うむむむ・・・これは予想外。

じゃ、しょうがないのでパテーション分割する前にinstallerが起動するのかどうか、64bit版OpenSUSEをDVDに焼いてbootするかどうか確認だけでもしてみるかと思ったが

最初の青い画面までは行くがその後のメニューで
・通常のインストール
・ACPIをdisable
・Local ACPIをdisable

どれを選んでも途中で止まってしまう。通常インストールとACPIをdisableはSATAのドライバなのだろうかloading ahciのところで止まってしまう。最後のLocal ACPIをdisableでは写真のloading atiixpのところで止まってしまう。

うむむむ・・・64bit Linuxへの道は険しい・・・

64bit Linux

2007-03-18 09:15:24 | Linux
とうとうVIAOが限界で、新しいノートPCを注文した。

このVAIOはいつ頃買ったのか、もう記憶には薄いが、当時14万円グライだったと思う。それから比べればやはり最近は安くなっている。

DELLで注文したのでCPUを

AMD Turion(TM) 64 X2デュアルコア・モバイル・テクノロジ TL-50 (1.6GHz/256KB×2 L2キャッシュ

にしたが、これって立派な64bitのデュアル・コアだ。デスクトップはDELLのPentium75MHzから始めて4代目か、1代目はDELL製だが、次からは自作なので部品を使いまわしているのでマザーボードで数えると4代目。デスクトップは何故か歴代Intel製。

ノートはVAIOが1代目でこれで2代目。偶然なのかデスクトップはずーとIntel、ノートはAMDである。ノートの場合はデスクトップのように拡張性がないのでCPUは別になんだって構わないからこれでもいいのである。デスクトップの場合はやはりAMDは安いかもしれないが、マザーボード等のバリエーションが少ないような気がする。

ま、折角の64bitのデュアル・コアなのでこれにOpenSUSEの64bit版でも入れてみようかと思う。メモリが標準のままの512MBなのでやや少なめ。これは後から追加が必要かもしれない。

しかし・・・フツーに一番安い価格帯のノートPCを注文して64bitのデュアル・コアが付いてくるとは、何ちゅうか、そーゆー時代になったのか。

すごいぞ!VirtualBox

2007-03-03 23:26:47 | Linux
昔と違って今はそこら辺のPCだってCPUパワーがありあまっているので仮想マシンが簡単に動かせてしまう。仮想マシンのパイオニアと言えばVMwareである。自分もV1.0の頃から使っている。そのときは今世紀最大の驚愕ソフトウェアだと思った。目からウロコが1024枚くらい落ちた。

それからというものの色々な商用、フリーを含め仮想マシンが出てきた。フリーで有名なのはXen、商用ではあのMicroSoftも仮想マシンの会社を買収してVirtualPCを出している。

ほかにもオープンソースでVirtualBoxといのがあるらしい。この記事を見て、うむむむ・・・と唸ってしまった。VMwareと同等互角なのである。元々、商用版があってそのオープンソース版なのだ。元となる商用版があるので出来、特に見栄えはVMwareと比較して遜色無い。

仮想マシン自体に互換性があるなら乗り換えようか・・・と考えてしまうが、まそれは無理だろう。

skim-scim-anthy

2007-02-24 13:07:18 | Linux
昔はUnixのFIPと言えばcanna、wnnが標準だったが、最近はAnthy(アンシーと発音するらしい)がdistributionのほぼ標準になっている。

今月号のSoftwareDesignにLinuxのFIPの特集が載っていた。

Anthyは基本的に漢字変換のバックエンドでそのフロントエンドはscimがほぼ標準である。OpenSUSEもインストールするとscim、anthyが標準で設定される。scimはGTK Widgetを使ったフロントエンドなのでKDEの場合はQT widgetを使ったskimというのがある。KDEを使っている場合はskimの方が全体の見た目の統一性が計れていい。

しかし、skimを使う場合はskimのアイコンから設定できるのはskimの見た目の設定だけで漢字変換の設定はscimの設定ツールを呼び出さないとできなかった。つまり

skim -> scim -> anthy

のような流れになるのだろう。

今月号のSoftwareDesignにskim-scim-anthyというパッケージがあってこれをインストールするとskimからscimの設定ができるようになると書かれていた。早速探してみるがOpenSUSEの標準パッケージの中には入っていない。探してみると、ここにあった。

これをコンパイルしてインストールするとこの通り、見た目にはatokやMS-IMEに負けないぐらいの設定情報がある。

OpenSUSE 10.2のvfatのmount問題(2)

2007-02-17 22:44:10 | Linux
OpenSUSEをデフォルトのエンコーディングUTF-8で使う分にはなにも問題ないが、他のエンコーディング、特にEUC-JPで使つときに色々問題が出る。

どうやらこれはOpenSUSEの問題というよりもKDEの問題のようだ。OpenSUSEでWindowManagerにKDEを使っていた場合、USBにstorageデバイスを接続したときに自動的にmountまでやってくれるのは実はKDEがやってくれていのだ。

KDEのkioSlaveというモジュールがUSBにstorageデバイスを検知し、dbusを通して、HALからファイルシステムの色々な設定情報を取得してmountしにいかなければならないのだが、ここでkioSlaveがVFATのmountオプションであるcodepage=,iocharset=を無視してしまうらしい。そのためうまくエンコードが渡らずに文字化けを起こしてしまう。その辺のいきさつがここに書いてある

そこにはkioSlaveのパッチも載っているので力業でパッチを当てればできないこともないが、「近い将来、そのうち直るだろう」という楽観的なことも書かれている

そこにも書かれているが、konquerorの左のツールバーから「システム」を選択し、記憶メディアからUSBのstorageデバイスを選択し、プロパティを開くとこんな画面が開く。そこにUTF-8のエンコーディングでmountするかしないかの設定があるが、これを外すと、確かにmountオプションからutf8のオプションは外れるが、LANGやHALの設定は見てくれない。ISO8859-1でmountしに行っているようだ。うむむむ・・・これじゃ片手落ちだ。

Novellに「新版Linux販売禁止令」の可能性

2007-02-15 23:51:54 | Linux
Microsoftがオープンソースの存在意義を認めたということでは歴史的な出来事であるNovellとMicroSoftの提携であるが、一方オープンソース界隈では「裏切り行為である」という反感を買っている。

遂にはこんなニュースも出たが、実はガセネタだったようだ。

ま、気持ちはわからないでもないが、いくらなんでもLinuxの販売を禁止する権利は誰にもない。

歴史的な出来事ではある半面、色々と亀裂は生じているようだ。Novellも今後はコミュニティに気をつかっていかなければならないだろう。

ライブドア、ターボリナックス株式の売却検討を開始

2007-02-10 23:52:41 | Linux
ライブドア事件が発覚してその傘下に入っていた企業は散々な目に合っていたが、TurboLinuxも同じ。

この会社、最初は外国人の社長が起こした企業で、当時まだ日本語化が不完全だったLinux界ではその日本語化の完成度は高かった。自分もTurboLinux2.0、4.0、6.0、8.0までは御世話になった。その後一度はSRAの傘下に入ったが、売却。そしてライブドア傘下へ。結構、波瀾万丈な会社である。

最近はイメージキャラクタにLinux界としては異色のゆうこりんを採用し、新デバイスを発表した。ゆうこりん自らが名付け親の新デバイスの評価はビミョーなところであるが、これで当たらしイノベーションを起こせるのだろうか?

ライブドアがこんな状態なので再び売却されるらしい。さて、こんどはどこが買い取るのか?以前からLinux企業を買収しようとあちらこちらを物色していたOracleあたりはどうだろうか?ま、Oracle自身は資金力もありそうだし、Turboはアジア圏で結構力があるからちょうどいいのでは?

OpenSUSE 10.2のvfatのmount

2007-02-04 10:29:00 | Linux
OpenSUSEのデフォルトのエンコードであるが、家で使う分にはファイル名の文字コードを一気にUTF-8に変換したので問題ない。USBのHDDやメモリはvfatでフォーマットされているのでmountの時に適正なエンコード(標準はUTF-8)が指定されていれば、自動的に変換してくれるので問題ない。

困ったのは会社で使っているファイルサーバのエンコーディングが未だEUC-JPのままであるということ。これは仕事なので自分の都合で勝手には変えることは出来ない。自分のPCをOpenSUSE10.2にアップデートしたとしてこのファイルサーバのファイルをNFS mountして使っているので、やはりデフォルトのエンコーディングはEUC-JPにするしかない。

そうなると困るのはUSBのHDDやメモリをmountするときで、この時はUTF-8でmountしてしまうようだ。OpenSUSE10.1の時と同じ手が使えるかなと思ったが/usr/lib/hal/scripts/hal-system-storage-mountが見当たらない。

mountするのがスクリプトでは無くなったようである。うむむむ・・・10.2になってまた変わったのか・・・

色々、/etc下をgrepしてみるとYast2になにやらmountオプションを指定する物があるのを見付けた。
  • Yast2->システム->パーテショナを起動 パーテションの一覧からUSB HDDを選択、この時にUSB HDDは実際に接続されていなければならない
  • 編集ボタンをクリック
  • fstabオプションをクリック
  • ファイル名のキャラクタセットのeuc-jpを指定
  • FATのコードページは932を指定
  • 任意のオプションからutf8=trueを削除

この設定を保存

これで実際にmountすると「/mediaの下にmount pointが無い」と言ってくるので作ってやる。

これでvfatをEUC-JPで自動的にmountできる。ただ、・・・この方法だと設定した内容は/etc/fstabに書かれるようだ。標準ではhalで管理される外付けUSB HDD等は/etc/fstabには書かれない。どうもhalの管理をスッ飛ばしてfstabでmountするようだ。

それから気がついたのは10.1まではKDEが起動し終わってから外付けのUSB HDD等を接続しないと自動的にmountしてくれなかったが、10.2では指したまま電源onしてもmountしてくれるようになった。便利便利。