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何故、システム開発はうまくいかないのか(5)

2008-08-03 22:08:05 | 分かる人にしか分からない話
さて、去年頃からIT業界で話題になっている工事進行基準であるが、これが一体、IT業界の現場にどのような影響をあたえるのか?プラスに働くのか、マイナスに働くのか、その思惑は色々である。
今までが、いい加減、ドンブリ勘定でやっていただけに、「現場の管理稼働が増える」というのが大方の見方だ。
中には中小企業に有利に働くと主張している人もいるが、それは、やることがちゃんとできてのオ話。

まー、だからという訳でもないが、逆に工事進行基準を飯のタネしてしまおうという訳でもないが、に工事進行基準対応システムがいくつか出てきた
NEC
日揮情報システム
書店に行くと、書籍もいくつか出ていた。モロ、タイトルが「工事進行基準」を全面に押し出しているのもあって「これはいくらなんでも、ミーハーだな」と、手に取ってはみたものの、思わず赤面。

工事進行基準適用になれば、昔あったF通の水道局の1円入札や、「システム一式、○○○○万円」なんてドブリ勘定の見積りで契約なんてことはなくなる。そもそもの目的が、いざ蓋を開けてみたら赤字というプロジェクトを無くそうというのが目的なので、現場の締め付けが目的ではない。

しかし、現場の管理がいい加減だとコストが進捗に応じて出せないというのも事実。痛し痒しか。

Panasonic TZ3のusbstorage

2008-07-12 22:20:37 | 分かる人にしか分からない話
相変わらず新しく買ったデジカメPanasonic TZ3がOpenSuSE 11.0で認識しない。

確か、OpenSuSE 10.3の頃はフツーにusbstorageで認識していたはずだと思うが、今となってはわからない。usbstorageなんてもう、ドライバ側もデバイス側も枯れていると思うが、今時相性なんてあるんだろうか。他のUSBメモリはUSB HDDでは今のところ問題は出ていない。

色々、googleってみがた、他でもPanasonic TZ3は認識しないという話がある。ここを見るとPTPモード(デジカメのダイヤルを印刷モード)にすると認識するという情報があった。PTPモードでやってみると確かに認識できている。しかし、このPTPモードはusbstorageとはドライバが違うようだ。ファイルシステムが無いというが、KDEのファイルマネージャーで見るとこんな風に見える。usbstorageとは違い、Linuxのドライバではなく、アプリケーション側のdigikamで制御しているようだ。usbstorageのようなファイルシステムが無いからだろうか、ファイルがファイルマネージャから見えているのに削除ができない。

何故、システム開発はうまくいかないのか(4)

2008-07-12 21:09:04 | 分かる人にしか分からない話
何故、IT業界のシステム開発は予定どおりに行かないのか。そこには色々な「こんなハズじゃ・・・」がある。誰もが最初の計画ではうまく行くことを予期している(ちゅうか、当たり前)。しかし、終わってみると予想を大きく外れ「こんなハズじゃ・・・」となる。

これを見てもらいたい。IT業界に限らず、他の業界と比較した場合のグラフである。IT業界の仕組みは建設業界をモデルにしている。

建設業界のゼネコンのようなピラミッド階級もそうだし、受注単位を「工事」と呼んだり、プログラムのコーディング工程を「製造」と呼んだりしている。一般ピープルには「ソフトウェア開発」→「工事」、「製造」というのはイメージできないのではないかと思うが、我々の業界ではフツーの会話で使われているというのは事実である。

建設業界もモデルにしていながら、建設業界は規模が大きくなっても予想を外れて予算オーバになることが少ない。だいたい+-0%付近に横一列になっている。一方IT業界は規模が大きくなればなるほど、予算オーバの率が高く右上がりのグラフの傾向が出ている。

これが何故なのかはIT業界の永遠の課題であるが、自分は根本的にソフトウェアはモノではないというのがあると思っている。モノじゃないのを作っているのにモノを作っている建設業界をモデルにしているのだから無理があるのではないかと思う。

他の業界から比較するといかに原価管理ができていなく、いい加減かということである。そんないい加減だから、工事進行基準を導入せよという話がでてくる。この工事進行基準だが、他の業界では導入しているところもある。IT業界でも外資系は導入しているらしい。(ちゅうか、海外のIT業界の会計監査基準がそうだから)。日本は今時点で導入している会社は数社しかない。この日本にソフトウェア会社がゴマンとあるのにである。

この工事進行基準だが中身はEVM分析そのものである。だったらEVM分析でいいんじゃんと思うが、それさえもできている会社が少ないのだ。そもそも殆どのソフトウェア会社がEVM分析ができていたら、工事進行基準を導入せよてな話も出なかっただろう。

さて、今までがいい加減でドンブリ勘定でやっていたので、この工事進行基準がIT業界にどういう影響がでるのか、いい方に働くのか、悪い方に働くのか。現場の管理がどう変わるのか。中小ソフトウェア会社に有利に働くと考えている人もいるが、大方は余計な管理稼働がかかると胡散臭がっているのではないだろうか。

何故、システム開発はうまくいかないのか(2)

2008-06-24 00:06:30 | 分かる人にしか分からない話
今や、世間一般的に「システムは動いていて当たり前」なのである。誰もが、それがたまたまであっても、昨日までは動いていても、いざ自分が前にしたときに動いていないと「チェッ」と舌打ちし「何でトラブるんだ、だらしねぇな」と思うのである。

しかし、よーく考えてみると、何でもそうだが、100%完璧というものはこの世にありえない。それは99.999999・・・%かもしれないが100%ではない。その残りの0.00000001%をゼロにするためにはどれだけの労力が必要なのか。

特にトラブルに神経質なのは金融系、銀行とかだ。
6000人が作ったシステムは必ず動く
を見てもらいたい。6000人である。6000人月ではない。6000人である。つまりピーク時にこのシステムに関わったエンジニアが6000人。延べ人月にすると4万人月と書かれている。途方もない数字だ。きっと、最近よくある金融系のトラブルで信用を失墜しないように相当な力をいれたのだと思う。

しかし結果は残念なことに初日からトラブル
テストが甘かった? ――システムトラブルは防げたのか
(6000)人が作ったシステムは必ずどこか壊れている

延べ4万人月を投入したシステムが初日からトラブル。しかも原因は文字コード。「そんなの、事前にテストできなかったのか」と思うかもしれないが、それが上の0.00000001%だったのかもしれない。

またこの業界は人をつぎ込めばつぎ込む程効率は落ちて仕事が遅れるというマーフィーの法則がある。

果たして、これが予測できたかどうかというと微妙だと思う。予測できていたならテストされていたはずだ。結果的に、「くだらない」と思えるような些細な原因でも、トラブルを0%に抑えることは困難である。誰もが最初はうまく行くことを想定していたはず。(そうじゃないとおかしい)しかし、最後には色々な「こんな筈じゃ・・・」がでてくる。そう、この業界は蓋を開けてみれば「こんな筈じゃ・・・」が多すぎるのである。

IT業界の重鎮、IBMが落札した保険業務システムの再構築も最初は誰もがうまく行くと思っていた。しかし結果的には
Java400万行の大規模再構築,1年3カ月遅れるも全面稼働
遅れに遅れ1年3ヶ月遅れ。法改正までギリギリ間に合ったと言う状態。IBMは世界から先鋭を集めなんとか完成にこぎつけた。発注者側の日本貿易保険も「もしも、万が一」のために旧システムの改修も影で行っていたというのだ。きっとハラハラドキドキで見ていられなかったのだろう。結果的にそれは無駄に終わったが、日本貿易保険にとってその無駄は無駄ではなかった。

1年3ヶ月遅れでこの規模のシステムだから相当な予算オーバで赤字だろうが、それができるのがさすがIBM。ふつーの会社じゃとっくに潰れてる。

あっという間にゴールデンウィークも終わり

2008-05-11 21:58:03 | 分かる人にしか分からない話
最近、仕事が忙しかった
結局3月末まで終わっていなければならないものが、終わっていなく、4月末でも終わらず、ゴールデンウィークの後半4連休は仕事に出ることになってしまった。休めたのは5/5の子供の日だけ。

その余波はまだ残っているが、今週は久しぶりに休んだような気がする。
昨日今日は晴れてはいたものの気温は低く肌寒かった。昨日の午前中は車の久々の洗車。今日の午前中はバイクのオイル交換。午後から子供たちが乗りたいというのでひとりずつ交代でいつものアイスクリーム屋さんへ。

なんだか、休んだか休んでいないんだか・・・わからないまま土日は終わってしまった。

先週、今週は雪かきで疲れ果てた

2008-02-17 14:18:40 | 分かる人にしか分からない話
この冬は12月、1月は平年よりも雪が少なくて、雪かきの回数も少なくて楽だと思っていたが、やっぱり日本海側の地域は降るときは降る。2月に入って大雪が連続している。
先週はずーと毎日雪かき。毎年毎年、毎度毎度のことながら除雪車が入った跡、車庫の前に固くて重たい雪を山のように置いていかれるのがムカつく。
昨日も、今日も雪かきで汗ビッショリ。パンツとシャツを全交換。もう疲れたので今日はなにもやる気がしない。

WindowsとMacを狙うKDE

2008-01-26 16:11:28 | 分かる人にしか分からない話
なんと、KDEがWindows、Macで動く
WindowsとMacを狙うKDE

今まではLinuxのdesuktopのGUIはWindows、Macに比べ1世代も2世代も遅れを取っていた。KDEそのものもWindowsのGUIを強く意識した、エセWindowsGUIでもある。

スタートメニュー、タスクバー、タスクバーのトレィ、ブラウザとファイルマネージャーが統合されたKonqueror、等など。

今度は逆にKDEがWindows、Macに移植されるという。WindowsのGUIをわざわざKDEに置き換える人がどれだけいるかは疑問であるが、それはそれでひとつの挑戦であると思う。

お正月もあっと言う間に終わってしまった

2008-01-03 22:04:36 | 分かる人にしか分からない話
ことし残すところあとわずか、362日となってしまいました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

年末年始休暇もあっと言う間に終わってしまった。今日のさっき、夕方頃、実家から帰ってきた。子供たちやジジババ達にチヤホヤされて楽しかったようだが、大人達はさっぱり。いつものように、何となく、何をすることもなくダラダラと過ごしてしまった。別におもしろい正月番組がある分けではなく、紅白もどっちが勝ったのか興味もなし、レコード大賞もどーでもいい。

去年のように自分一人だけ家に詰めて仕事してるのも何だかだが、結局正月と言っても、食うだけでダラダラと過ごすのも何だか。

明日から、またいつものように慌しい仕事が始まる。年度末に向けてまたドタバタ劇が始まるんだろうな。毎年、分かっていながら一向に改善されない。