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OpenSUSE10.3のlibata

2007-10-15 22:57:48 | Linux
OpenSUSE10.3からはlibataが使用され、パラレルATAであってもlinuxから見えるデバイスは/dev/sda、/dev/sdb ・・・として見える。以前はパラレルATAは/dev/hda、/dev/hdb・・・と言う風に見えていたがSCSIとして見える訳である。

今、このマシンはS-ATAなので、S-ATAはどっちの道BIOSでSCSIをエミュレーションしているのでATAと名乗りながらlinuxからはSCSIで見える。

会社の古いマシンにインストールしたときに気がついた。SCSIなんて積んでいないはずなのにSCSIで見えて、それで動いている。へぇーーーーー、って感じ。
この辺のことはReleaseNotesにも出ています

libata for IDE Devices

libata uses /dev/sda for the first harddisk instead of /dev/hda. Disks with more than 15 partitions are not handled automatically right now. You can disable libata support by booting with the following kernel parameter:
hwprobe=-modules.pata
Then you see all the partitions > 15 again and can access them for installation.

ちなみにパテーションは15個までしか認識しないのでそれ以上のパテーションがある場合はこの機能をoffにしろと書いてある。

Linuxベンダーに対する初の特許侵害訴訟,訴えられたのはRed HatとNovell

2007-10-15 22:45:49 | Linux
Linuxベンダーに対する初の特許侵害訴訟,訴えられたのはRed HatとNovell

なんか、こんな訴訟が本当になってしまった。きっと、今頃は某M社のCEOのBは「ほれ、見たことか」とほくそえんでいることだろう。もしかしたら、裏で糸を引いているかも。過去に資金援助している調査会社にMSに有利な調査結果を出させたという実績もあるから、そうであっても不思議はない。

しかし・・・

問題とされる特許は,オブジェクト・ベースのユーザー・インタフェースで提供された作業領域について,複数のウインドウを共有したり,他のディスプレイ・オブジェクトを表示したりする技術に関するもの。もともと米Xeroxが取得した特許である。

って何の言だろう?もしかしたらKDEやGNOMEのタスクバーの標準アプレットにある仮想デスクトップのことを言っているのではないだろうか。だとしたら、訴訟相手はRedHatはやNovellではなくKDEやGNOMEのコミニュティではないか。しかし、この程度の仮想デスクトップの機能は他のウィンドウマネージャーにだってあるし(古くはtwm、fvwmから)、Windowsのフリーソフトにだってあるのではないか。

ま、アメリカ企業の訴訟によくありがちな、まずは大金を巻き上げられそうなところから訴訟相手にしていくという手法だろうか。

Google Desktop for Linux 1.1

2007-10-15 22:37:30 | Linux
Google Desktop for Linux 1.1がβ版だけど出ました。

1.1では待望のMicroSoft Officeのドキュメントが検索インデクスに追加できるようになった。
ライセンス的に大丈夫なんだろうか、MicroSoftから突っ込みは入らないのだろうかとか心配になるが、まずはその実力の程を試してみたい。Google Desktop for Linuxが本格的にMicroSoft Officeのドキュメントに対応しているとなるとnamazuの存在が危ぶまれるかも。firefoxの履歴もインデクスできるのでOpenSUSEに標準ではいっているbeagleはもう、アンインストールしてしまおうかどうか考えているところ。

OpenSUSE 10.3ネタ、Javaがクラッシュ

2007-10-13 21:12:06 | Linux
しばらくOpenSUSE 10.3ネタが続きます

Javaのアプリが何故かクラッシュ。Eclipse-3.3が立ち上がらなくなった。Eclipse-3.2だと大丈夫

eclipse: xcb_xlib.c:52: xcb_xlib_unlock: Assertion `c->xlib.lock' が失敗しました.
アボートしました

Javaとxlibの相性なんだろうか。早速googleってみると
Re: [opensuse-factory] my java application crashes because of an xlib problem
環境変数を一発設定するとOKらしい

export LIBXCB_ALLOW_SLOPPY_LOCK=1

OpenSUSE 10.3をインストールしてみた

2007-10-13 14:08:47 | Linux
OpenSUSE 10.3がリリースされたのでインストールしてみた。
とりあえずは試しに何がどんだけ変わったか見てみたい。しかし、今の環境はくずしたくないのでVMwareの仮想マシンにインストール。

いつもはクリーンインストールだが、今回はOpenSUSE 10.2からのアップデートで試してみた。クリーンインストールは昔のゴミは残らなくていいが、設定をいちからやり直しなので面倒臭い。10.2からのアップデートだと設定は引き継ぐが・・・こういう旧バージョンからのアップデートは怪しいのが常。

10.2は青を基調とした画面だったが、10.3は緑になった。確か10.1だったかも緑だったような気がする。緑→青→緑→青の繰り返しなんだろうか(笑)。緑かSUSEのカメレオンらしくていいか。

ブートローダの画面
ブート中のスプラッシュスクリーン
標準のデスクトップ
YaST2の画面、アイコンのデザインが変わってる

VMwareの仮想マシン上では何ら問題なく、アップデートできた。設定も引き継いでいる。よしよし・・・と思って物理マシンのパテーションを分けて片方をアップデートしたらブートしなくなった。ブートマスターレコードを壊してしまたようだ。

とりあえず、CD-ROMからGRUBを起動してそこからHDDのルートパテーションに起動かけることで復帰はしたが、なんだか。その後VMwareの仮想マシンでkernelのアップデートが乗ってきたのでアップデートしたら途中でコケた。その後。その仮想マシンは二度と立ち上がらなくなった。なんだかブートローダ周りの動きが怪しい。

今回からタスクトレィに入っているOpenSUSE-updaterのデザインが変わってる。やっぱり緑に(笑)。動きも少々違うようだ。さらに今回から標準以外のアップデートリポジトリがあらかじめ登録済でそこから選べるようになっている。これがリポジトリの一覧だが、見てわかるだろうか。今まではこれを手動で追加する必要があった。ATIやNvidiaのドライバのリポジトリもある。

Intelの統合チップセットのビデオドライバが新しくなっている。今まではi810というドライバ(このi810ちゅう名前の古いよねぇ)だったが、intel(安直)という名前の新しいドライバが用意されている。旧バージョンからのアップデートの場合は新しいドライバに変更されない。

# sax2 -r

を実行すると新しいドライバに変更される、とReleaseNotesに書いてある。新しいドライバだからきっと早くなったんだろうなと思ったがglxgearsで計測してもあまり変わらない1500fpsぐらいか。

ま、ざっと大きな変更はこんなもんだろうが、なんだか全体的に動きがキビキビして早くなったような気がする。kernelのバージョンが上がって性能が上がっているのだろうか。


OpenSUSE10.3が正式リリース

2007-10-05 22:36:09 | Linux
OpenSUSE10.3が正式リリースされた。紹介記事はこちら

日本のサイトではまだ最新版が10.2になっているが、その左上からGetSoftwareを選ぶと英語になり10.3がダウンロードできるようになっている。

DVD版はいつもの通りだが、今回からCD-ROM版はGNOMEとKDEとAddon-NonOSS-CDで分かれている。確か10.2の時はAddon-NonOSS-CDを含めCD-ROM6枚組だったような気がするがGNOMEとKDEで分かれたとは言え、3枚で足りるのだろうか?DVD版は4Gフルフルに使っているが。

今回の目玉は
Kernel-2.6.18→2.6.22
KDEは変わらず3.5。ただし4.0版のアプリが移植されている
Xorgは7.2で変わらず
仮想マシンのVirtualBox1.5をバンドル

で、やはり注目はVirtualBoxだろうか。でもなー、VMwareがあれば不要だな。
ま、とりあえずはVMware仮想マシンにインストールしてみて様子を見るか。

「Linuxは軽い」は神話か?

2007-08-07 23:44:15 | Linux
「Linuxは軽い」は神話か?

確かに最近の重量級アプリケーション、Firefox、OpenOffice、Eclipseは重たい。派手なGUIを駆使したウィンドウマネージャのKDEやGNOMEも重たい。

しかし、それはアプリケーションの問題ではなかろうか。Firefox、OpenOffice、EclipseはWindowsでも変わらず重たい。ウィンドウマネージャのKDEやGNOMEだって選択の自由がある。KDEやGNOMEが重たくて嫌であれば軽量なウィンドウマネージャはいくらでもある。fvwmや今となっては地味過ぎてかえって新鮮なtwm等。

kernelもスリム化しようと思えばカスタマイズできる。

Windowsにはこれらは無理だろう。しかしVistaで推奨メモリが1G以上とは・・・いくらメモリが安くなったとは言え、なんか本末転倒ではないか。

Google Desktop for Linux

2007-07-01 21:41:13 | Linux
google desktop for Linuxをインストールして使ってみたが、さすがはgoogleである。Windows版よりも機能は少ないもののユーザインタフェースもよくできている。

ただ、firefoxじゃなくてkonquerorが標準のブラウザとして設定されているところがナンであるが。残念ながら標準のブラウザをfirefoxに設定変更するメニューは見付からず。

さて、google desktop for Linuxはブラウザの履歴とThunderbirdのメールもインデックスして検索できるようだが、Thunderbirdのメールが何故かインデクスされない。色々調べてみるとここに対処方法があった。

google desktop for Linuxは単純に$HOME配下をインデックスしているのではなくてForefoxとThunderbirdはプラグインとして動作しているようだ。道理で、ブラウザの履歴が速攻でインデクスされているのは速すぎると思っていた。ForefoxとThunderbirdはプラグインでブラウザで新しいURLを開くたびに、mailを受信するたびにForefoxとThunderbird側からインデクスに登録しにいくしくみなのだろう。

OpenSUSE10.2ではThunderbird-1.5.xが標準で、既にThunderbird-2.0.xが出ているので別なディレクトリにThunderbirdをインストールしていた。そのためThunderbird-2.0.xにプラグインが登録されていなかったためのようだ。

Google Desktop for Linux

2007-06-29 23:16:04 | Linux
遂にGoogle Desktop for Linuxが出た。まだベータ版らしいが、早速ダウンロードしてインストールしてみた。

OpenSUSEの場合はここに書いてある通り設定するとYaST2からインストールできる。

インストールして/opt/google/desktop/bin/gdlinuxを実行するとKDEのタスクトレィにgoogle desktopのアイコンが入る。このアイコンからindexの登録とか色々な設定ができる。

使ってみて感じたのは、google desktopから起動されるブラウザがkonquer(KDE付属のブラウザ)であること。firefoxにならんのかなー?google desktopのアイコンがタスクトレィに入っている状態でデーモンが裏で動いてポートが開いているようだ。konquerからの設定もこのポートのurlを開いて行われる。

Webの履歴、メールも検索できるらしい。firefoxやthunderbirdと連携できるのだろうか。Windows版も試してみたが、Linux版はやはりWindows版よりも機能が少ない。まだ実装されていない機能もあるのだろうか。Windows版は検索結果からThunderbirdにリンクできる。Linux版はどうなのだろうか。