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格闘家に関する余計なお世話なコラム

選手考察:ケビン・ランデルマン編

2005-06-30 18:22:16 | 選手考察
ミルコを倒した飛込み気味の左フックは決してラッキーパンチではない。あの左フックはニンジャをTKOに、桜庭もほぼダウンに追い込んでいるのである。奇しくも自身がリデルにKOされた同じ技なのだが、そのフックを研究したのか、抜群の身体能力もあいまって驚異的な技に仕立て上げてしまった。

スタミナに難があるので序盤だけの話とすれば、テイクダウンの攻防に関してはMMA界でトップに位置すると言っても過言ではない。しかしスタミナが切れることと下からの攻めを恐れてややパウンドに消極的な面や、上から極める技術も持っていない為にせっかくのレスリング能力を生かしきれていない。そして一旦下になってしまうと黒人選手によく見られる急激な気力の萎え(なえ)も隠せない。

それにしても前述のフックは並外れたスピードのタックルがあるからこそパンチだかタックルだか分からない怖さがある。そのように速いタックルを生かした打撃を考えていけば、ミルコを倒したようにまた打撃系選手をKOすることも不可能ではない。

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