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The Blog of Laughter and Forgetting

ノマド生活記録帳 只今の生息地:イギリス

産まれました!

2008-03-27 | Pregnancy in the UK
予定日よりかなり早めですが、22日に産まれました。ブログでは名前を公表できないので、ここではI君です。皆さんよろしくね。

木曜から陣痛は始まっていて、死ぬかとちょっと本気で思ったほどの超難産でした。(Fは半泣き、というか泣き入ってたしねぇ…)NHSの初入院体験記と併せて、詳細はまた落ち着いたらアップしますね。

あまりの分娩時の私の苦しみぶりに、夫はちょっとPTSD気味。というのも2週間のパパ休暇をとってくれているのでずっと家にいるのですが、それはもう感心するくらい掃除・洗濯・食事の準備・おむつ替えを全てやってくれてます。(笑)分娩室ではよっぽどひどい状態だったんだろうねぇ、私…。

出産準備 母国のお友達探索の巻 37w4d

2008-03-17 | Pregnancy in the UK
妊娠マイナートラブルのリストをまた満たしてしまい、ちょっとブルーです。何が問題なのかはちょっとブログでは語れない(といえばお察ししていただけるかと…笑)のですが、もうあとちょっとで出産なので油断しておりました。ああ、So Uncomfortableなのであります!

先週の土曜日は近所の教会で月2回のペースで開催されている、日本語トドラーグループの見学(気が早い?笑)をさせていただきに夫と出かけてきました。子ども慣れしていない私達には何もかも珍しく、あっという間の2時間でした。子ども達のかわいいこと!6ヶ月で参加されている赤ちゃんもいて「はないちもんめ」をして遊んでいる間中、大喜びで手をたたいているのを見て、6ヶ月くらいから連れてきても良いんだなぁ…と大変参考になりました。

この赤ちゃんのお母さんは、私が出産予定の病院で出産されたとのこと。「すごく良かった!また出産することがあったら絶対あそここでまた産みたい!」と絶賛していて、この一言を聞いただけでも見学しにきた甲斐があったというもの。

日本語で話すことに自信をもてる環境作りのために、基本的に日本語ができない保護者の参加は禁止とのこと。今回は見学なので夫も参加させていただきましたが、二人で感じたのはやはり国際結婚家庭での多言語教育は難しそう!ということ。日本語があまり得意ではない、もしくはしゃべりたくない子ども達は早々にアクティビティから逃亡し、おやつの時間だけ戻ってきてました。おやつの間の会話ももちろん英語。この傾向は5歳以上の男の子に多い模様…。うーむ。我が家は3カ国語環境になってしまうので、ちょっと心してかからないと大変だよー。と今から不安。

たまたまお話させていただいた方が、実は家から歩いて5~6分のところにお住まいだと発覚。しかもその方が言うには、我が家の近所には最低でも10家族位の日本人がお住まいだとか…。1年以上も住んでいるのですが、気がつかなかった~。とてもフレンドリーな方でメアドの交換をさせていただいたのですが、嬉しいことに早速お茶しませんかのメールを頂きました。残念なことに夏前に日本に帰国予定だそうですが、それまで先輩ママがご近所にいる!と思うと心強いばかりです。

お子さんは2歳半くらいの男の子なのですが、とても好奇心旺盛で会の間も1人でニコニコ他の子ども達と仲良く遊んでました。我が子が外にお出かけできる頃には天候も良くなっているだろうし、一緒に公園に行ったりできるかな、と楽しみです。出産前なのに気が早いかな、と思いもしましたが、やっぱり重い腰をあげて思い切って参加してみて良かったと思います。いくら私がお家大好き引きこもり人とはいえ、子どもは一緒に遊べるお友達がやはり必要だろうし、これからは少し頑張ってお子様と出会える場をどんどん開拓しないといけませんね。

出産準備 陣痛対策TENS手配の巻 37w1d

2008-03-13 | Pregnancy in the UK
出産が近くなると夜中に何度も目が覚めるのは、授乳(1.5~2時間間隔?)に備えて体が準備している…ナントよくできた自然のメカニズム!とかいう記述をどこかで見かけましたが、1時間半も寝れれば文句ないよ!というのが最近の正直な気持ち。もう何ヶ月も45分くらいごとにトイレに行ってるし、その間もよく眠れない…。もともと寝つきが悪かったので、仕方ないかと割り切ってるけれど、普段よく眠れる人だときっと辛いんだろうなぁ…とか思う余裕も最近は出てきました。

今朝4時くらいに腰痛&生理痛みたいな鈍い痛みが強くなり、しかもお腹も張る。これはいよいよですか!と一瞬喜んだのですが、「いや、待ってまだTENS届いてないし!ベッドも組み立ててないし!」と焦る。もちろん単にお産が近づいて各所に痛みが出てきているだけだったみたいなので、いつものごとくネットショッピングの旅に出て朝まで過ごしましたけどね。私のお腹は本当に頻繁に張るので、全く紛らわしいったらありゃしません。

で、TENSについてです。両親学級でもらった資料によると陣痛の間隔が5分になったら病院へ…とある。うーん。日本だともっと早い時期で入院よね?レクチャーでもなるべく家でリラックスしてた方が身のためよ~♪みたいなことを言われましたけれども、ま確かに。しかし陣痛10分間隔から先の痛みを自宅で乗り切るためには、何か対策が必要だろうと不安になる。で、NHSはTENSなるものを勧めているようなので調べてみました。正式名称はTranscutaneous Electrical Nerve Stimulationと絶対覚えられないような代物ですが、マイルドな電流を体に流して、エンドルフィン(?)などの鎮痛物質を増産いたしましょう!というものらしい。

病院で貸し出してくれるものと思っていたら、両親学級では申し訳ないけど自分で手配してねーと言われました。昔は病院で貸し出していたらしいんですが、コトゴトク盗まれてしまったそう。入院の手引きにもくどいほど盗難が多いから貴重品は持ってこないように!と繰り返されているのですが、分娩室で盗難が起きるって一体どういうことよ?(赤ちゃん泥棒防止のためにアクセス規制が厳しい)とちょっと悲しい。だってスタッフもしくは分娩仲間が盗人ってことですもんねぇ。

レンタルもしくは購入の選択肢があるTENSですが、私が利用したところは予定日3週間前にマシンを発送。で、昨日が丁度その3週間目だったわけです。タイムリーなことに今朝無事にポストマンが届けてくれました。ほほ、これでいつ陣痛がきてもよくってよ!と急に気が大きくなる。まだ使用方法も読んでないのにね。腰痛などの痛みにも使用されるTENSですが、お産の際は陣痛用のTENSを使わないと、痛みが増した際におっつかないみたいなので要注意。

その効果&使用感に対する好みには個人差が多いみたいなので、過度な期待はすまいと思いますが、少しでも楽になると良いなぁと願ってます。ま、初産だしなんか役立ちそうなものならば藁にでもすがるってやつですね。しかし妊娠初期から感じていたことですが、病院からあまり構ってもらえない(放し飼い)と、自分が産まなきゃならんのだからしっかりせねば!という気構えができて(本当にできてるのかは疑いの余地アリ…笑)、ある意味良かったのかなとも思うようになりました。TENSも無事届いたことだし、今週末は必ずベッドを組立てねば!

逆らいがたい衝動… 37 weeks

2008-03-12 | Pregnancy in the UK
37週に突入いたしました。全く気のせいかもしれないけれど、ここ数日は「そろそろ産まれる日も近いかもしれない」と思うこと多し(現実逃避?笑)。胎動は相変わらずかなり激しく、有り得ない場所を蹴られて、急激に大きくなっているのを感じます。体重管理もちょっと大変なことになっていて、自分なりに調べて設定していた出産時安産体重を今日の時点で700gオーバー(涙)。ちょっと食生活を引き締めなければなりませんねぇ。

おもちゃ類はまだあまり購入していない我が家ですが、お友達が1人ぐらい居たほうが良かろうと、以下の写真の熊さんを購入。ぬいぐるみではなくって、英語ではComforterに分類されてます。ピーナッツ(スヌーピー)の安心毛布みたいなもんですね。届いた商品は、写真より断然かわいい+手触り(オーガニックコットン)も極上♪顔なんだけども、刺繍でもプリントでもない模様…、もしや…、油性ペンで手書きですか?と1人で大笑い。立体の頭部には鈴が入っていてラトルになってます。で、歯固め用の木製リングと腕を組んでるデザイン。体の部分はフラットです。で、お母さんが肌の近くに数日置いといて(どうやってだ?と今だ悩み中)匂いを移しておくと、赤ちゃんはお母さんの匂いがするこの熊殿に癒されるらしい。

手触りが良いこのノホホンとした表情の熊殿に癒されまくっている私ですが、どうしても逆らいがたい衝動にかられるため、今は棚の奥に隠してます。その衝動とは…、「歯固め用のリングを噛んだらどんな感触なのかしら?…ちょっとガシガシしてみたい~!」というもの。ま、反対されるとはわかっていたけど、夫に「ちょっとだけ噛んでみたらダメかしら?」と言ってみたら、信じられない!という顔をされました。ううー、好奇心のないヤツです。



ドイツからやってきたこの熊殿ですが、Nanchen Naturというドイツのカップルが製造していらっしゃるシリーズもの。ラベルの女の子が黒髪アジアンだったので、気になってHPを覗いてみたら、奥様の名前はNaNaさんなのでもしや日本の方かしら?と気になる。人型ぬいぐるみ系にあまり情熱を感じない私ですが、カタログのバナナちゃん(↓)にハートを打ち抜かれる。か、かわいか~。




ところで、産後のお風呂解禁デー用という名目で購入したWeledaのバスミルク(今回はラベンダー)ですが、昨日無事到着。もちろん待ちきれず(笑)早速使用してみました。気持ちよく入浴して、顔のパックなんかも久しぶりにしてみたりして、ご機嫌で髪を乾かしていると、気持ちのよい疲労感がどっと襲ってきました!温泉上がりの疲労感と同じだー!と喜ぶ私。ベッドの中では、足がポカポカと1晩中暖かく体もリラックスしているのを実感。毎晩の憂鬱なトイレ参りも、全く寒く感じずその効果に大満足です。もっと早く試しとけばよかったわー。イギリスで妊婦として冬を越さなければならない方に、おすすめです。

定期健診 36 weeks

2008-03-05 | Pregnancy in the UK
とうとうこの日がやって来ましたよ~!36週に到達です。これでよっぽど何か問題が起こらない限り、家の近くの病院で出産できます。32~34週の間に3センチも増えてしまった子宮底長ですが、ちょっと食べ物に気をつけていた甲斐あって今回は1.5センチと控えめな伸び。しかし、まだまだ平均よりちょい上…。ホリデーから帰ってきたばかりのカレンさんはいい感じに日焼けして羨ましいかぎり。検診はいつものごとく10分もかからず終了。「じゃ、次は38週ね~!」とあっさりバイバイされてしまったのですが、予定日も近づいてきたから心構えを説かれるとか、なんか少し変化が欲しかったわー。心の中では「その頃にはもう産まれてるかもね!」なんてホクホクしつつ帰宅する。

ところで毎回検診で赤ちゃんの位置とともに頭の位置もメモされるんだけれど、家に着いてよくよくノートを見てみると、これまでFreeだった頭位が3-2/5Engagedになっていることを発見。おお、これで逆子に戻る可能性もかなり低くなったに違いない!しかもお産も近いかも!などなど自分に都合の良いように解釈していると、夫はスキャンもしてないのにどうしてそんなこと分かるのー?と疑問な様子。それはずばり、カレンさんがわしわしお腹をこねた感触から導かれた結論よ!と答えるとかなり疑わしげな眼差しが返ってきました。

正産期が近づいて一安心というのもあって、先週末は日帰りで美容室詣で(伸び放題だったセミロングが久々のショートボブに!嬉しい♪)のロンドン遠征もしたし、バースプランも完成したし、着々とお産の準備も進行中。(M嬢へ:短くしたとはいえ髪が顔にかかるくらいなので、ヘアバンドはもちろん分娩中に使用いたします!)

出産準備 お召し物の巻 35w5d

2008-03-03 | Pregnancy in the UK
赤ちゃんに関すること全般について疎い私達にとって、洋服を揃えるのにも「うーん…」と悩むこと多しです。夫が情熱的に洋服ハントに出かけるとも思えないし、これは私の守備範囲だろうととりあえず情報探し。しかし調べれば調べるほどどんどん分からなくなり、プッシュチェアー探しの迷宮を思い出す…。

私の妊娠バイブルであるNHSのThe Pregnancy book曰く…

ストレッチスーツ×6
カーディガン×2
ベスト×4
ショールまたはブランケット
毛糸もしくは綿の帽子
ミトン
靴下もしくはブーティーズ
日よけ用の帽子(日差しが強い場合)

デパートJL配布のパンフレットYour new baby:buying the essentials曰く…

ボディスーツ×5
スリープスーツ×5
カーディガン×2
ミトン×2
ブーティーズ×2
靴下
帽子
よだれかけ×6
ショール
防寒用の上着(冬季)

マザーケアのHPにあるBaby's first wardrobeリスト曰く…

スリープスーツ×6~8
ボディスーツ×6~8
ラップオーバーベスト×2
カーディガン×3
綿の帽子×2
厚手の上着×1
ミトン×2
靴下×6 (嘘やん!と思わず叫ぶ、絶対靴下6セットもいらんよねー)
ショールまたはブランケット
よだれかけ×6

とりあえず、呼称を統一してくださいよーと泣きそうになる。イラストが入っているマザーケアのHPなどを参考にして、どうやら一番肌に近い半袖もしくは長袖の肌着(足部分はむき出し)がベストと呼ばれているものらしいと判明。ストレッチスーツもしくはスリープスーツはその上に着せる長袖+足部分も覆われたものな模様。しかしスリープスーツには靴下一体化バージョンと足首までバージョンがある模様…。うううー。こんな些細なことで悩んでいるのがバカらしいけれど、料理初心者の人が「片栗粉×小さじ2を水で溶いておく」とだけ言われて、一体どれだけの水で溶けば良いのよ!と思うような、初々しい生真面目さに似てますよね。

下調べ中に布オムツ使用ベビー用のメーカーさんを発見。紙オムツに比べて布はかさばるらしく、普通の洋服のカットだとお尻まわりがピチピチになってしまうらしい…。うーん、確かにそう言われればそうだよねぇ。このメーカーさんはオーガニック使用の割にはお値段も手ごろだし、私の苦手な原色+キャラクター系のデザイン要素もなく、以下の写真のようなしぶい色味使いに一目ぼれ。しかもサイズが0-3monthsから始まるのもちょっと安心。デパートなんかだと下手すると新生児用の0monthに始まり、 1month, 2-3monthsとこれだけ揃えてたら大変なことになるよ!というサイズ展開なのです。しかも新生児用なんてすぐ着れなくなること間違いなし…。なかには大きい赤ちゃんで一度も新生児用は着る機会がなかったなんて話もあるし。到着した洋服を見た夫は「でかい…でかいよ!ぶかぶかじゃないの?」と心配している模様ですが、良いのです。メーカーさんが0-3monthsというならば、それでオッケーなハズなのよっ!


↑がベストというものらしい。この恐竜シリーズ大好きなんだけど新作なので、次のシーズンが出たらきっとセールになるに違いない!3-6months用として買うべく、理性を総動員してぐっと我慢。

帽子のかわいさに抵抗できず、セールだったこともあり、ついついベージュとブルーの縞々をポチッとな。1つで充分だって分かってるんだけどねぇ…。



0-3monthsの時期はそんなにお出かけもしないだろうし、オーバーオールのジーンズとかにもかなり誘惑されるものの、実用的なベストとスリープスーツのみで乗り切る予定。そんな中でもちょっとだけお洋服っぽいロンパーがセールだったのでポチッとな。このメーカーさんは提携工場がインドにあるのですが、届いた商品からは日本のインド雑貨屋さんと同じちょっとエスニックな香りがして、おお、インドからやってきたのね!とちょっとおかしい。うすっぺらくなくって、しっかりした生地&手触りもすごく良いです。



よだれかけは新生児でも必要なのか?と疑問だったので3枚だけとりあえず購入。洋服と違うメーカーさんなんだけども、届いてみたら小さくて写真よりかわいいー。



男の子なのにハート?と思われた方…、寝袋なんてペールブルーがベースといえ花柄もアリな我が家です。いや、男の子デザインのものってあんまりぐっとこないんだもんなぁ…。二人目が男の子とも限らないし、なるべくニュートラルなものにしときたいのです。



シンプルなブラウンのギンガムチェック。オーガニックのナチュラルなベージュの肌着と合わせると、身もだえするほどかわいいっす。

痛いよー! 35 weeks

2008-02-27 | Pregnancy in the UK
35週に到達。待ち遠しい36週はすぐそこです!しかしまだバースプランも書いてないし、入院用の荷物もパックし終えてないので、産まれてきては困ります。が、しかし!初めての妊娠にしては、かなり早い時期から胎動を感じていたのですが、もうここ最近はあまりの激しさ&痛みに息もできない有様。あまりの激しさに逆に心配になり助産婦さんに相談するも、動かないより動いた方がよし!とあまり相手にしてもらえない…。

しかし、最近は一日に何時間かを痛みをこらえて過ごしている(もちろんその後はぐったりして何も手につかない…)ような状態。膀胱をがんがん蹴られるので夜は1時間ごとにトイレに行ってるし、もう生活が完璧に破綻してます(笑)。長くてもあと1ヶ月の我慢と、自分に言い聞かせる毎日です。はぁぁぁ。

運動始めなきゃいけないけれど、この胎動&お腹の張りで果たしてまともに歩けるのかしら…。

定期健診 34 weeks

2008-02-20 | Pregnancy in the UK
34週に入りました!わーい。刻一刻と、もう産まれてもヨカですデーに近づいてるのが嬉しいかぎり。胎動が激しすぎて、最近では蹴られ疲れ(そんなものあるのか?)で日に2回お昼寝しないとならないときもあり…。

最近お腹がが急に大きくなったのでちょい心配してたんだけれど、子宮底長が33センチと2週間で3センチも大きくなっていて、チャートの上限ぎりぎりに…。うーん、最近調子にのって食べ過ぎだものねぇ。ちょっとこれから2週間は注意しないと、この傾きで成長し続けたら出産時の体重が4.5キロとか恐ろしいことになってしまう。

36週過ぎたら運動も解禁なので、毎日せっせと歩こうと思ってます。準備万端にしちゃうと早産しちゃいそうな気がして、なんやかんやと先送りしている出産準備ですが、とうとう母の呼び寄せ便も予約しました。バースプランも今週末こそ書かなきゃね。そういえば入院バッグもまだちゃんとパックしてないし…。うーん。こう考えてみると、のんびりしてる場合じゃないのかしら。ちょっと真面目に取り組まないと、「あれ、陣痛きちゃったよ!」という嫌な状況に陥るに違いないですね。

とりあえず、夫にお味噌汁の作り方とご飯の炊き方(電気炊飯器なんてモダンなものはナイ我が家なのです)はしこんでおかないと、産後の食生活がパスタ・パスタ・パスタ…、になるのは間違いなかとです。甘い玉子焼きとほうれん草の胡麻和えも覚えてくれれば、文句ナイんだけどなぁ。これからしばらくは夕食の準備が家庭科の授業になりそう。夫は料理できない人ってわけではないのだけれど、どうもカロリー絶大伝統的なフレンチ(ココヴァンとか?)ORミニマリストな超シンプル食(夫の作るサンドイッチにはチーズしか入ってなかったりする、バターもマヨネーズもなくパンとチーズだけ…涙)と揺れ幅が大きいので困るんだよね。デザート系は得意なので、クレープとかタルトとか焼いてもらえばよいのかなぁ…。しかしどう考えても産後にはあまり適してないよね。

イギリスでは分娩時の入院リストに「パパ用のサンドイッチやバナナ」というのがあってかなり笑えるのですが、コンビニなんてものがナイこちらでは、分娩が長期化すれば切実な問題にもなり得る。陣痛がきたら取りあえず、余裕があるうちにご飯をたくさん炊いておにぎりを作っておくこと!が私の出産プランの第一に今のところ挙がってます。ちなみにメニューはゆかり+青菜+オカカの3種です。(笑)家には魔法瓶がないんだけれど、お味噌汁とかほうじ茶とか入れて持っていく用に買っちゃおうかなぁ…。いや、そんなことより先ずはバースプランを書かないとね。

出産準備 出生届の巻 33w4d

2008-02-17 | Pregnancy in the UK
毎週末、なんやかんやいって会社へ足を運んでいる夫ですが、今週はとうとう土日W出勤…。おつかれさまであります。

今日は出生届について覚書。日本妻+フランス夫=イギリス出産というパターンなので、手続きはイギリス、日本、フランスと3ヶ所で必要になります。といってもアメリカと違ってイギリスは出生=国籍取得ではありませんので、国籍は日本とフランスのみの取得。ただし、出生地なので公的な出生証明書はイギリスのお役所で発行してもらわなければなりません。

イギリスの手続き

出産後、病院からGeneral Register Officeに出産の事実が通達されます。入院期間にもよりますが、係官が定期的に病院を訪問するのとタイミングが合えば、病院にて手続きも済ませられる様子。もし病院で手続きできなかった場合はコチラのHPにて検索。近くのオフィスがどこか〒で検索できて便利。予約制らしいですが、持って行くものは退院の際に病院が発行するDischarge Summaryくらいみたい。何を聞かれたりするかチェックしておきたい方はこちらのHPで説明してあります。42日以内に手続きしましょう。入籍しているカップルであればお父さんのみが手続きしに行けば良いです。

ここで注意!General Register Officeで出生届けを出す際に、(簡易のやつではなくて所謂Full Birth Certificateですね)Official copyの出生証明書を後日発行してもらうようお願いできるのですが、ここで忘れずに必要枚数をお願いしておきましょう!というのは、この時点でお願いした場合のお値段1部3.5ポンド(うろ覚えな数字ですが確かそうだったハズ)、出生届けが完了して後日お願いする場合は、なんと2倍の7ポンドですよー!日本のお役所提出用に2通必要だし、フランス側にも提出しなければならないし、イギリス版児童手当の申請にも必要な模様…。自宅の控えで1部必要となると、5部は最低でも必要なわけです。余裕を持って7部くらいお願いしとこうと思います。

日本の手続き

日本人が海外で出産した場合のお役所関連の手続きですが、婚姻届けの提出と一緒で、領事館vs日本の役場という選択肢があります。領事館のデメリットは提出してから戸籍に反映されるまで2ヶ月くらい時間がかかるということ。パスポートの申請をする場合は戸籍に反映されてないとならないので、出生後なんらかの理由でパスポート取得をお急ぎの方はご注意を。私は6ヶ月までにパスポートが取れていれば良いので領事館ルートで申請します。海外での出産は3ヶ月以内に届出ましょう。あと、入籍されてない方は必要書類など変わってきますので、必ず確認を!特に注意が必要なのが、日本人(父)+外国人(母)の方です。胎児認知をしてないと出生による日本国籍の取得はできませんので、普通に出生届が出せないそうです。詳しくは領事館にてお問い合わせください。

在ロンドン領事館のHPに詳しく説明してあるので詳細は省きますが、出生届け関連で必要な書類請求用のフォームがダウンロードできるようになってます。在留届を出していれば郵送で手続きできるのが、地方に住む私には嬉しいところ。私はすでに書類も記入できるところは記入しました。きっと出産後はそんなことしてる余裕ないだろうしね。出生証明書を翻訳しないとならないのですが、その見本の雛形もちゃんと用意されてます。結婚届はフランスで出したのですが、リヨンの領事館ではフランスの住所を日本語に翻訳する際にとても便利な地名リストがもらえました。ロンドンもそういうのくれたら良いのになぁ。ま、適当にカタカナにしときましたけど。

フランスの手続き

これは夫の担当なので私には全くのブラックボックス。しかし、「必要な書類は何で、いつまでに手続きしなきゃならないの?」と聞いたところ「出生証明書だけで、別に締切なんてないよ」というなんともいい加減な返事。全然信用できない!出生届けに期限がない国なんて一体あるのか…、そんなわけナイに決まってます!(笑)しかも、Family bookに記入(手書きなのですよ、これが。しかも子どもの記入欄が8人分もある…。今時8人はかなりレアなケースだよねぇ。紙の無駄ではなかろうか?)してもらわないとならないんだから、Family bookは絶対提出しないとならないに違いないのだけれど、そんなことも考えてない様子の夫。この人に任せといて大丈夫なのかしら?という不安がどんどん募る。産後2週間の休暇中に是非とも手続きを済ませるよう願ってます。ま、フランス国籍取得できないだけですからね、私の知ったこっちゃありません。私は日本側に提出する出生届けの「日本国籍を留保する」欄をチェックして、署名捺印いたしましたからね。

最近フランス領事館の出張所がバーミンガム空港の近くに再オープンしたので、(といっても全く普通の人のお家なんだけど)ロンドンまで行かずにできることも増えて大変便利な模様。先日不在者投票(町長戦の時期であります。お友達のクレア町長さんを応援すべく、ちゃんと投票する夫)をしにいそいそと出かけた夫ですが、「学生さん?」と聞かれ愕然としておりました。来月には34才なんだけどなぁ…。

やはりフランス人もラテンの血を引いているだけあり、こういう手続き関連に対する興味が薄い気がする。領事館のHPなんかあまり役に立つ情報なさそうだしなぁ…。何せIDカード発行に3ヶ月かかる国であります。対して日本の在ロンドン領事館のHPは使いやすい。イギリスもお役所関係はしっかりしたHPが多いので非常に助かってます。

妊娠後期のマイナートラブル 不眠症 33 weeks

2008-02-13 | Pregnancy in the UK
眠れません!両親学級でサリーさんが言っていましたとも、NHSの妊婦本のマイナートラブルリストにもあがっていましたとも!今私を悩ませる憎いヤツ、それが不眠症です。マイナーというだけあって、NHS本は「心配しなくっても大丈夫、あなたが眠れなくたってお腹の赤ちゃんは痛くも痒くもないからね。眠れないのに無理に寝ようとすると逆にストレスになるし、眠れないときはいさぎよく諦めて本でも読んだら~!」みたいな(かなり意訳)ことが、書いてある。しかしサリーさんは両親学級でちらっと「なるべくリラックスして眠る工夫をしてね、臨月にはパートナーは(気の立った妊婦を刺激しないよう…笑)ソファかゲストルームで寝てね。あんまり眠れないと薬を使う場合もあるけど、それはなるべく避けたいから…」みたいなことを言ってなかったか?NHS本に従い、私は眠れないときは起き出して色々ごそごそと気晴らしをし、疲れが襲ってきたときにばたっとベットに倒れこむという戦法をとっております。昼寝するから夜眠れないのよ!というご意見もあるかもしれませんが、そういう問題でもないんだなぁ…。Fがベッドから蹴りだされる日も近いでしょう。

2時前とかに起き出したりする日もあり、こうなるともはや朝早く起きるというカテゴリーから、すっかり外れてます。ちなみに今朝は頑張ってベッドに居座ったので、結構良い時間だろうと思いつつ居間へ移動してみると、4時半とかで(笑)。しかしお腹の我が子は「腹へった!」とガシガシお腹を蹴ってくるので、お稲荷さん2つにミニバナナ&キウイのヨーグルトサラダをむしゃむしゃと…。お稲荷さんなんて嬉しいものがあったのは、昨年末とうとう手を出してしまった日本食材の宅配(エンゲル係数跳ね上がる…笑)のおかげ。真空パックのあげで、そりゃとてつもなく美味しいというわけではないんですけれど、海外に住む身としてはありがたい。ぶっかけうどんに使って何枚か余ってたのが冷蔵庫にあったので、いつもはおにぎりにしておく余ったご飯を、昨晩は適当にお酢とお砂糖をふりかけてあげにつめておいたのです。

ところでヨーグルトなんですけれど、最近はまっているのが、Rachel's OrganicのLouscious Low Fat Yogurtのバニラ味(ルバーブ味も悪くないですが、フルーツサラダにすることが多いのでバニラがお気に入り)。ヨーグルトにはうるさい夫も「これ美味しい~」と気に入った模様。ここ数年ヨーグルトといえばダノンのバイオを買っていたのですが、今のフラットから近いスーパーにプレーンタイプがストックされてないので、フルファット+砂糖含有量の高いフルーツ系ダノンちゃんは妊婦にはツライ。牛乳をあんまりがぶがぶ飲むのはよろしくないとどこかで読んだ(アレルギーの観点から)ので、カルシウム源として毎日結構な量を消費するから、ローファットは必須条件。イギリスにお住まいで、Rachel's Organicシリーズをまだ試したことない方、是非一度ご賞味あれ。

28週からは食欲を上手くコントロールすることが大切!と日本の妊婦サイトで読んだのですが、それを今まさに体感してます。さっき食べたばかりなのにもうお腹がぺこぺこという状態が一日続く。理論的には胃が押し上げられていて一度に食べれる量が減っているハズなのですが、もともと食べる量が男の人並みな私にとっては、私なりに減ったと思う食事量が立派な女性の普通食くらい…。お腹の張りが相変わらずなので、家事は毎日それなりにこなしているものの圧倒的に運動不足。次に体重計に乗るのが怖いわー。36週過ぎたら、毎日たくさん歩かなければなりません。お腹はどんどん大きくなって、おへそがそろそろ消滅しそうな勢い。おへそがなくなるなんて、想像もできずちょっとビクビク。波打つお腹といい、わが身がプチホラーです。

定期健診 32 weeks クラリネットはパパから貰ったのではありません。

2008-02-06 | Pregnancy in the UK
NHSの妊娠ブックみたいなやつに書き連ねてある、「妊娠後期のマイナートラブル」とやらを次々に体験中の私でございます(涙)、皆さんはお元気にお過ごでしょうか?

ここ最近は全く眠れない夜があったりして、あんまり暇&頭にくるので独りで夜中にぶつぶつ言ってます(笑)。胎動が激しいを通り越して、家庭内暴力的なのも問題なのですが、お腹が大きくてどうにも心地の良いポジションが見つからない!どたんばたんと寝返りを打つ度に、頭に浮かぶのはセイウチが浜辺でごろごろと転がってゆく風景…。今朝は我慢できずに4時半に起きだして、ネットショッピング(ストレス発散)しつつ朝食を…。もちろんその後おえーっつと気持ち悪くなって泣く泣くベッドに逆戻り。

今日の定期健診にはちょっと遅刻してしまいました。今まで急いで15分もしくは普通に歩いて20分だった医院が、今日はやけに遠かった…、結局25分くらいかかっちゃたのかな。自分がいかに普通に身動きできなくなっているかを体感。

28週で採血していた血液検査の結果もOK、血圧も尿検査もOKといつも通りの10分もかからないチェックアップでした。心配していた腹囲ですが、ここ4週間意識してなるべくおやつの回数を増やしたりしたのが効いたのか、それともFが居ない間のポテチ大袋×2の自棄食いが身になったのか(そんな訳はありません)、28週の25センチからなんと30センチまでに成長!皮膚もがんばって伸びてくれたんですね。まさにFar East Asianの平均ど真ん中で、カレンさんは「ほーらだから言ったでしょう?」とニコニコしている。ええ、確かに心配なかったですねー。そしてもちろん私の体重なんか興味ないんですよね?もうこのまま出産まで一度も体重について聞かれることはなかろうと確信。

私のお腹を見た瞬間「あら、思いっきりTransverse(水平に寝そべってる状態?)な感じね」と言ったカレンさんですが、しばらくお腹をわしわしコネて「あらでも頭は下にあるわね」とおっしゃる。全然信憑性がないわ、カレンさん!無理矢理頭を下に押しやったんじゃないでしょうね?と心の中で思いつつも「あら良かった!」とニコニコしておく。「でもまたいつ逆子に戻るかもしれないしねぇ」と不吉なことを呟くカレンさん。

今度の検診は2週間後の34週ですが、カレンさんはホリデーで居ないらしい…。皮膚アレルギーで助けが必要だったクリスマス休暇前にも、携帯の留守電から無情に流れる陽気な「ホリデー中でーす」の声に、「クリスマス休暇前のこの時期に何ですと!」と驚かされたのですが、今回はロスまで飛行機で移動してそこからハワイまでクルーズなんですって!なんとも羨ましいわー。

逆子が直っていることに気を良くしたおばかな私は、行きの教訓を活かすことなく医院の近くのスーパーにて、林檎1袋(10個くらい入ってる大きなやつです)にヨーグルト(500gくらい?)、むちゃくちゃお買い得で買わずにはいられなかったティーバッグ(トワイニングのやつなんだけど、なんと160袋入りが5百円ちょっと!もちろん買いです)+レモン1個をお買い上げ。ええ、普通の人だったら大したことない買い物です。しかし、すっかり忘れていたけれど私は妊婦!スーパーを出て50メートルくらいですでに後悔。帰りは30分以上かかりましたとも、しかも張ったお腹をだましだましさすりつつ、ふーふー言いながらね。

ところでお祖母ちゃんのお葬式でフランスに帰っていた夫ですが、健気にも私の好きなブランド(ユニクロちゃんに買収されたとこですね)の薄手のニットをお土産に買ってきてくれました。「いやね、バーゲンだったんだもの、これは買わないわけにはいかないよね」とか余計なことも言ってましたが、お土産はやっぱり嬉しい♪サイズ1なんですけど、ゆったり着るようにデザインされてるやつを選んでくれたので、妊娠9ヶ月にも関わらず余裕で着れちゃいました。かわいいー。

息子へのお土産は絵本。そのうちの1つがCD付きのメジャーな唱歌フランス版だったのですが、それを昨晩聞いてみているうちにカルチャーショックな事実が判明。「あ、この曲知ってる。日本でも有名だよ、パパからもらったクラリネットが壊れちゃったんだよね。」と言うと、Fは憮然とした顔で「パパから貰ったなんていってないよー!」とのたまう。確かに歌詞を読んでみるとそんなこと書いてない。

この歌の大元の言語が何なのかは知りませんが、やっぱり歌詞の訳って文化を反映してかなーりフリースタイルなんだなぁ…とびっくり。両方のバージョンを歌わされるであろう我が息子は、「一体クラリネットは誰から貰ったのか、否、そもそもそんなことはハナから問題ではナイのか?」について悩み、混乱を極めることになるのでしょうか?

出産準備 母を呼び寄せるの巻 31w1d

2008-02-01 | Pregnancy in the UK
31週に入り、そろそろ実家の母がどうやってイギリスまで1人でたどり着けるか、その手段を考えねばなるまいと、本腰を入れて調査開始いたしました。

ちゃきちゃきの江戸っ子よ!(別に博多っ子でも良いんですけど)みたいな、しっかり者でさばけたお母さんならば、英語が喋れずとも、日本からの直通便にさえしておけばなんとかなるのかもしれません。しかし我が母は関空での乗換えさえちょっと不安になるような箱入りおばちゃんなので、悲しいかなそう簡単に話は運びません。そのくせ初孫の誘惑にすっかり魅入られているようで、「1人で来る!」と珍しく無謀なチャレンジャー精神を発揮してます。しかしいくら熱意があろうとも、こちらとしては本当にたどり着けるのか?と心配なのです。

母には乗り継ぎなんて無理なので、日本からの直行便でヒースロー着、しかもできればやはり日本のキャリアが良かろう…となると航空会社はANAさんvsJALさん、乗換えは関空vs成田の選択が残される。

そうこう調査しているうちに出くわしたのが「JALファミリーサービス」なるもの。詳しくはリンク先をお読みいただくとして、私の注意を惹きつけたのは『海外赴任、帰任時、赴任中のご家族を訪問される際に、ご渡航をきめ細かくお手伝いするJALならではのサービスです。』のうたい文句。ブログなどで体験記が多いのは、海外から1人で赤ちゃんと里帰りされる日本人の方が多いのですが、中には私のようなケースの方もいらっしゃる様子。昨年還暦を迎えた母は「60歳以上のご家族のみの場合」という利用対象者条件も満たしてます。しかし!悲しいかな「ファーストクラス、エグゼクティブクラス、エコノミークラスに普通運賃、JALビジネスセイバー運賃、エコノミーセイバープラス運賃にてご搭乗の際」という条件もついてくる。この2条件を満たせば母は無料にてファミリーサービスが受けられるのですが、運賃条件のハードルが高すぎる。一番安いであろうエコノミーセイバープラス運賃(現在はエコノミーセイバーフレックスに改名されている模様)だと、福岡-関空-ロンドンで35万の見積。それだけ出すなら、誰かアルバイトで付き添い雇って2人旅できちゃいます。

むむむ。そうするとやはり直行便の格安航空券を使って、周囲の心優しい日本人の皆さんを頼りつつ到着ロビーまでやってきてもらうしかナイのか?と思うけれど、不安はぬぐえない。母ならば関空のJAL国際線カウンターにたどり着くのに1時間くらいかかって飛行機を乗り過ごしても不思議はないからです。接続よくって、関空到着後の乗換え時間2時間以下というのが裏目に出そう。(笑)

ファミリーサービス利用談を更に色々読んでみて、海外在住者ならば自分がJALファミリークラブなるものに入会し、その際に母も家族会員として登録しておけば、ファミリーサービスが使えるらしいことを発見。こちら年会費としてイギリスでは15ポンドが必要になります。登録できる家族は本会員の両親(居住地の制限はないので本会員が海外在住であれば、両親が日本に居住していても登録できます)・子ども・配偶者・配偶者の両親だそう。

家族メンバー間のマイルはプールできるらしく、母はこれから年に一度はこちらに遊びに来る気満々なので、特典などは効率的にたまりそう。15ポンドが安いのか高いのかは置いといて、もし急に私が子どもを連れて一人で帰国しなきゃならないような状況になったとしても、経由地で荷物のピックアップなどもサポートしてもらえるので、私のように関空から先の乗り継ぎがあるような人だと、子どもが小さい間の利用価値は大きくないでしょうか。

問題の運賃条件を電話で問い合わせしてみたのですが、JALFCのメンバーであれば、Web悟空などの料金設定分でもファミリーサービス利用可能とのこと。そうすると値段もぐっと下がります。注意点としては、あくまで海外在住者向けのサービスなので、海外発券(私の場合はイギリス)でないとなりません。ということは私がこちらで母用に呼び寄せ便のチケットを購入しないとならないわけです。

呼び寄せ悟空なるチケットで見積してもらいましたが、850ポンドとやはり割高になってしまいます。しかし私達が使う格安のチケットでも最近だと、650ポンドくらいなもんだと思うので、この差200ポンドをどう見るかはケースバイケースではないでしょうか。自分用だったら高いと感じますが、関空の乗換えさえ心配する我が家の母の場合は、私+ヒースローまで送り迎えしなきゃならない夫+母の3人分のストレスから被るダメージを考慮すると、支払い価値のある必要経費と判断。早速FC入会手続きをしました。

しかし!カードの発行に2~4週間かかるらしく、その間にチケットの値段はどんどん上がっていくのでしょう。ああ、準備はやっぱり早めにしなきゃだめですねー。もしカードが発行された時点の呼び寄せ便が、手の出ない額になっていた場合は仕方ないので格安チケットで頑張っていただくことになります。ああ、心配だわー。

Parentcraft 両親学級 Labour&Delivery class 30 weeks

2008-01-23 | Pregnancy in the UK
いよいよ30週の大台に乗りました~♪ハレルヤ!早産は望ましくはないものの、30週をすぎると万が一何かあっても大丈夫率が↑というのが精神的に非常にありがたい。今日は両親学級に参加してきました。

19時開始の部を選んだのですが、やはり皆さんパートナーと一緒に参加してました。今晩のテーマは出産&分娩。早めの夕食を済ませてバス停へ…、しかしバスが来ない!結局30分以上もバスは遅れ、大慌てで病院へ。しかし、今度は教室がある場所にたどり着けない!地図で場所は確認していたのですが、時間外なので入口が制限されていてグルグルと病院の敷地を走り回る。結局救急車や警察官やらがたむろしていて、ちょっと物々しい雰囲気のA&Eへ駆け込み、受付で場所を聞くはめに…。

10分くらい遅れで到着すると、もちろんすでにレクチャーは始まっている。ごめんなさーいと着席。話題は搬送先の様子。私が搬送される可能性のある病院は全部で3つあるのですが、出産予定なのは一番自宅から近くかつ規模も一番小さな病院。小児科医が常勤してないので、full-termに到達してない36週以前の出産は自動的に全て他病院へ搬送とのこと。ムム、「30週だ、わーい♪」とか浮かれておりましたが、36週までは気が抜けないわ…。第一搬送先までだと家から車で15分~20分ってとこですが、第二搬送先になると1時間くらいかかるハズ。第三搬送先なんてもっと遠い…。「じゃぁ、帝王切開になると第二搬送先になっちゃうのね」と気落ちしていたのですが、帝王切開にはもちろん対応していると説明されて、ちょっと混乱。よくよく考えてみれば、外科医は常勤しているので、緊急帝王切開にも対応できるけれど、小児科医は常勤していないので、分娩後に赤ちゃんに医学的に特別な措置が必要になる可能性が高い場合(36週に満たない場合など)は他病院へ、ということらしい。昼間はちゃんと小児科医さんが巡回に来てくれるので安心よーと助産婦さんは説明している。なるほどねー。

NHSの本などでカバーされている一般的なことはさらっと流す、もしくはプリント配布で補って、実際の体験談など聞きたかったことが満載で、よくまとまったクラスだと感心する。胎盤の処理について、というテーマで「6年前に研修生としてタイ人女性のホームバースに立ち会ったけれど、なぜか台所で色んなハーブが入った大きなお鍋がぐらぐら煮えてた…」そこまで聞いて、え、も、もしや!と思ったらばやはり「で、胎盤が投入されてさらにぐらぐら…、でスープを飲んで…」もちろん会場はドン引きです、しかし今夜のレクチャー担当のサリーさんは続ける「いやね、でも翌日の彼女の回復っぷりときたら、とても昨日出産した人とは思えなかったわ!」だそう。うーん…。見るからにアジアンな私に向けられる視線が痛い…。確かにスープ作るなら、ホームバースじゃないと無理だよね、とか変に納得もする。

低リスク出産の場合、基本的に出産は助産婦さんが全てカバーするので、病院の施設を利用しつつ助産院で出産するようなハイブリッド式ですね。私は皮膚のアレルギーでGPのお世話になりましたが、産婦人科の先生なんて未だ見かけてもいません。分娩室の見学もさせてもらえて一安心。私はプールを使いたいのですが、残念なことにプールがある部屋は1つだけなので「早い者勝ち」だそう。陣痛が始まったらとりあえず病院に電話して、「プールの部屋、なるべく空けといてね~」とリクエストはできるものの、ホテルじゃあるまいし予約はできないから、こればっかりは運ですね。

電動式のベッドは合体ロボのように色々な高さ&形に変形できるやつで、図式のボタンがずらっと並んでいる。「バースパートナーに頼んで自分で好きにしてくれて構いませんよ~」とサリーさん。ちょっと遊園地みたいで楽しみにしている私…。当日そんな余裕はナイのだろうけど。(笑)電気もロマンチックモードならぬリラックスモードとかなり薄暗くできるのが非常に嬉しい。こちらの出産はかなり動きまわるように指示されるので、煌々と灯りのともった中半裸もしくは全裸(プール使用の場合ね)でうろちょろするのはさすがに気が引けますものね。トイレとシャワーも部屋についてるので便利。赤ちゃんに何かあった場合に備えて緊急救命マシーンも各分娩室に設置してあるので、「いきなり助産婦さんが赤ちゃんと駆け去るというドラマチックなシーンに肝を冷やすこともないわよ~」だそう。

NHSでは母乳育児が推奨されているので、出産直後のカンガルーケアも問題なく対応してくれるのが嬉しいところ。赤ちゃんの上から温かいバスタオルをかけてくれるらしい。気持ち良さそう~。サリーさんは「お父さんでカンガルーケアしたい場合はバースプランに一応書いといてね、同僚で振り向いたら半裸のお父さんが待ち構えていて、危うく赤ちゃん落っことしそうになった人もいるしね。」と笑っている「私達は全裸の女性には慣れてるけど、男の人となればちょっと心の準備も必要だし。あとプールに一緒に入りたいお父さんは必ず水着を持ってきてね、プロといえども全裸の男の人が目の前をうろうろしてたら、ちゃんと仕事できるか自信ないからね」とジョークを飛ばしている。Fは冗談なのか本気なのか「プール入る!」と、目を輝かせているが「狭いからダメ!」と一蹴。

分娩室に持っていくものリストに「シャンプーとかの化粧品とバスタオル」を見つけちょっとびっくり。出産後シャワーを浴びて、髪も洗うってこと?日本だとシャワーの許可って数日後だとかネットで読んだ気がするんだけども…。違うのかしら。「私の髪洗うとドライヤーがいるからな、夜中だったら隣の人から苦情がくるよね」とか的外れなことを心配している私。やっぱり出産前にばさっと切っとくべきでしょうか…。

帰りのタクシーの中では夫も私も「分娩すごく楽しみになってきたね!」とハイテンション。いや、こんな心境になるとはちっとも思ってなかったけれど、痛いのは当たり前なので少しでも楽しまなきゃ損という気になってきたから不思議。36週まで持ちこたえ&低リスクのまま分娩を迎えて第一搬送先で出産できると良いです。

ちなみに両親学級担当のサリーさん、夫の同僚のパートナーさん。「そう言われれば会社のピクニックで見かけたわよねぇ!」とご挨拶。遅刻してごめんなさいねーと平謝り。世の中狭いですねぇ。

出産準備 掛け布団の巻 29w6d

2008-01-22 | Pregnancy in the UK
お正月休み中、悩みに悩んでコットベッド&マットレスを購入しましたが、寝具の準備はそれで終わりといかず、次は掛け布団を選ばなければならない…。イギリスでよく見かけるのは下の写真のようなコットンのブランケット。



1枚購入すればOKというものではナイらしく、NHSのリストには"several"の文字が…。え、そんなに何枚もいるの?と赤ちゃん経験ゼロの私は納得がいかない…が、頻繁によごれるので洗い替えが必要とのこと。なるほどねぇ…。

色々悩むのにも疲れてきたので、掛け布団はおとなしく先輩ママのラガリク家Kちゃんにオススメされていたgrobagにすることに。要は赤ちゃん用寝袋ですね。蹴飛ばす心配は確かにナイですよね。セントラルヒーティングで調節されてるフランスやイギリスの室温には便利なgrobagですが、寒暖の差が激しい+湿気もある日本の気候には向かないような気もする。というのも室温によってtog数を選ばなきゃならないのです。イギリスだと赤ちゃんの洋服を調節することによって2.5tog(16~20度まで対応)で大体年中大丈夫だそう。夏の一番暑い時に1.0tog(20~24度)がいるかいらないか…ってところだと思います。一番軽いタイプは0.5tog(26度)だそうだけど、私の実家では10月だってそれぐらいの気温ありそうな気がする…。成長に合わせて0-6months→6-18months→18-36months→3-6yearsとサイズアップしていく仕組み。温度調節+自由に動けるよう足元にかなりの余裕がとられてます。ラガリク家のMargoちゃんはベッドタイムになってgrobagにいれられてもよちよちと器用に歩き回ってたりする。初めてその光景を見たとき、なぜか年末定番の討ち入り物語が頭をよぎりました。「あ、吉良様だ、殿中でござる!」

イギリスでgrobagを購入検討中の方、Bump to 3で只今セール中です。モデルは限定されちゃいますけれど。私は定価が25ポンドくらいの0-6months/2.5tog2タイプを購入しましたが15.75ポンドと13.95ポンドでした。





grobagの0-6monthsは体重3.5キロ以上から使用すべしとのこと。もしそれより軽く産まれてきた場合のことも考えねばなるまい…と調査。12週のスキャン時からすでにむちゃくちゃ落ち着きのなかった我が子は、30週の今がんがん私の内臓を蹴りまくっております。この子は絶対moro reflexが強くて「自分で自分を起こしちゃうタイプ」になるに違いない!と、迷わずSwaddlingブランケットもポチッとな。



蓑虫みたいでちょっと間抜けだけれど、すやすや眠ってくれることを祈ります。気が早いかしら。以上掛け布団の巻でした。

頭を下にしてください! 29weeks

2008-01-16 | Pregnancy in the UK
29週に入りました。元旦から調子悪かったのですが、数日安静にした後、比較的具合も良くなり気分良く過ごしていたのに、数日前からお腹は痛いし、生理前のような鈍痛が腰の周りに発生。大事をとって昨日は半日安静にしていたのですが、今朝は起きるとドバッと何かが出てくるいやーな感触。結構な量の茶色の液体が!「またどっかが出血しとんのかい!」と朝から憂鬱なスタート。とりあえずFに朝食を食べさせお弁当をパックし、そのままベッドへUターン。体が非常にだるい。運動もしないといけないんだろうけど、こんな調子なのでなかなか難しいです。今は完全休養できるありがたい状況ですが、第2子の場合や仕事をしていたらと思うと、とてもこんな状態じゃ無理だと心配になる。

あっさり聞き流していた検診での逆子発言ですが、夫はかなり心配している様子。夜ベッドに入ってお腹をさすりながらフラ語で「まわれ~、まわれ~!」と話しかけてます。頭を下にするよう方向を指示しないとただグルグル回るだけじゃんね。しかしよくよく考えてみると、私は胎動を左右のわき腹、もしくは膀胱近くのお腹下部でしか感じたことがナイのです。これって我が子は一度も頭が下のポジションにいたことがナイってことなのかな?「そのうちちゃんと正しいポジションに落ち着くわよ~」と悠長に構えてましたが、流石にちょっと心配になってきました。

夫の妹は帝王切開推奨派なので「あら、良かったじゃん」とかいっている。夫も義妹も手術したことないからそんな悠長なこと言ってられるのでしょう。お腹切ると後が大変なんだから、そう気楽に帝王切開なんてしてられません。私の第3搬送先である病院では、先月妊婦さんが出産後2人立て続けに院内感染で死亡してしまったそうだし、段々不安になってきました。ああ、無事に産まれてきますように~。