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The Blog of Laughter and Forgetting

ノマド生活記録帳 只今の生息地:イギリス

ツボ

2008-01-10 | Hobby
最近赤ちゃん関連の覚書ばかりでしたので、ちょっと別の話題を…。引きこもり人の私は、お買い物はネットがメイン。洋服・靴・プレゼントと「おいおい実物見なくて大丈夫なんかい?」というようなものまで買っちゃいます。幸いにも「うわーん失敗したよ~!」ということはこれまでとりあえずナイです。(少なくとも記憶に残るぐらいのスケールでは…)。これにはネットで買い物する際の私ながらのゴールデンルールがありまして、まずウェブから判断できるショップさんの個性がどれだけ自分のツボにマッチしているかを見極めるべしということであります。調べたい傘のブランドがあって、しばらく覗いてなかったAssistOnを今日訪れたのです。こちらの「.fun」のカテゴリーにはいつも「ああ、欲しいわー。」と思うものが沢山あるのです(切り絵の本とか、透明トランプとか、魚カルタとか!)が、ああ、ツボです。久々のツボど真ん中です!

商品名からして素敵。その名も『コレジャナイロボ It is not this!』



<欲しかったロボはこれじゃない!子供たちの悲痛な叫びが聞こえる情操教育玩具>だそうです。(爆笑)

これって、趣味の問題なので「これの何が面白いのよ?」というあたなは以下スルーでお願いします。ちょっと長いですがショップさんの商品説明文を以下引用。
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「欲しかったのはこれじゃなーい!!」。プレゼントを開けた子供たちから発せられる、悲痛の叫び。心待ちにした楽しい瞬間から、奈落の底へとたたき落された瞬間の衝撃。

私たちの子供の頃は「あのヒーローとどこか違う・・・」キャラクター玩具やカード類がたくさん存在しました。また親たちもヒーローたちの知識や関心もあまり無く、情報も十分ではありませんでした。そのため、クリスマスイブや誕生日など、プレゼントを渡される時、このようなシーンはどこの家庭でも見られたものです。またその頃の感覚がトラウマとなっている方も多いことでしょう。

しかし考えてみてください。それではなぜ私たちが、今は立派な大人に成れたのだろうか?

人生、欲しいモノが何でもすぐに手に入る、何のリスクもなしに手に入るなんて話はそうありません。しかし私たちは子供の頃、あの苦い経験を経て思い知った。あの頃の「これじゃない!」の経験。もしくは両親の思いを感じとって、言いたくても言えなかった「これじゃない!」の叫び。そんなものを飲み込みながら、私たちは成長してきたのです。

ところで何でも欲しいものがカンタンに手に入ってしまう、現代の子供たちにそのような経験は?そしてこの体験を経てこなかった子供たちの未来は、感情教育は。

そのような私たちの貴重な経験を、モノが溢れ、情報があふれる現代の子供さんたちに体験していただくために創られた、情操教育玩具。それがこの「コレジャナイロボ」。

どこにでもある工作用の木材と汎用のパーツ、釘、をあえて使用。ペンキ塗装によって着色し、ひとつひとつを手作りによって組み立て、マジックインキで模様を描き作成しています。

そのため、これまでどこにも無かった「これじゃない感」を演出。良いものばかりを見てきた、綺麗な仕上げで丁寧な塗装のフィギュアばかりで遊んでいる現代の子供たちの目にも確実に対応。「欲しかったのは、これじゃない!」と悲痛な叫びをあげさせること、間違いない、高い感覚の仕上げとしました。
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オフィシャルサイトもあるんです。商品名にリンクさせてますので、興味のある方はどうぞ行ってらっしゃーい♪こちらの商品は『太郎商店』さんのものですが、その他にも写真の『自爆ボタン』(USB2.0のHubです)にも魅かれる…。



スポーツの秋

2007-09-13 | Hobby
日本ではまだまだ残暑が厳しい頃でしょうか?イギリスは着々と朝夕肌寒くなってきております。夫の同僚のS殿はスポーツ好きな人でして、同時期にアメリカに居たときは二人で仲良く氷の張ったデトロイトの10kレースを走ったりしていたのですが…。(応援に来いと言われたが、マイナス10度の中誰が行くものかと丁重にお断り。)そのS殿が今年ロンドントライアスロンにデビューしたのです。いや、運動苦手な私には全く想像もつかない世界です。

S殿に誘われてFも「じゃ、やってみるか」とプールに通いだし、次は何ぞや?と思っていると、「自転車貸して~♪」と今日は仕事から帰ってくるなり、S殿とサイクリングへ出かけて行きました。今月末にはミニミニトライアスロンに参加するらしい…。うーん。テストストロン馬鹿とは常々思っておりましたが、ちょっと早目のミッドライフクライシスかしら?

適度な運動は必要とは思うけれど、なぜに走るだけではダメなのでしょうか?水泳は健康にも宜しいし、プールに通うのは賛成なんだけどね。Fはクロールが苦手で平泳ぎの方が早いのでは?という人なので、クロール真面目に練習しないと、スウィムが問題になりそう…。というより、私の愛車を壊さないで欲しいです。自分のバイク買えば良いと思うのですが、マウンテンバイクを手に入れた暁には、フランスの友達が毎年参加しているトランスボルカニックという、山小屋にお泊りつき(つまりは1日以上かかるということ)レースに参加するというに決まっております。絶対転んで怪我するから、やめたほうが良いと思うんだけどなぁ…。ま、スポーツの秋ということで、頑張って欲しいものであります。

おすすめ漫画&イラストサイト 

2007-05-27 | Hobby
世界のどこに住んでいようとも、ネットのおかげで素敵なサイトにお邪魔できるわけであります。ちょっとした調べ物とかも便利だし、本当にありがたいですね。先日たまたま辿りついた素敵なサイトフェムドリルさん(管理人Ancou様)について勝手に熱く語りたいと思います。

一コマ漫画という形式で現在連載中の「TRICkSTar」は、屋根のラインとか煙突とか、ちょっとした背景の壁とか、得に場所を特定するものは見当たらないにもかかわらず、巴里よパリ!と思わずにはいられないリアルさです。ブログのカテゴリーもホビーにすべきかフランスにすべきか悩んだくらい。

男物のトレンチコート、背広、眼鏡、ラブリーな建築ディテールと萌えツボ満載。家具やパイ皿とかもとっても可愛いい。白熊君や鷹さんのシルエット使いやナイスにだるだるな表情とか、とにかく絶妙なのよ!!…というわけで、巴里ラブな方には特にオススメですので是非訪ねてみてくださいな。

オレガノケントビューティー、マイラブ☆

2006-06-16 | Hobby
私のポケットサイズサイバーショットでは、1メートル以内はぼける。それは分かっていてもこの愛らしさを伝えたくて色々撮ってみました。でもぼけぼけね。そこは想像力でカバーしていただくとして、今日はオレガノケントビューティーちゃんについて語りたいのであります!

なんといっても育てるのが簡単!水さえ毎日たっぷりあげて(といっても乾燥にも強いからそんなに神経質になることもなし)、週に一回液肥をあげるだけで、もうぐんぐん育ってくれますよ。なんかね、小さいころ(苗っていっていいのかしら)から、緑の色合いがとても繊細で美しいのです!見ているだけで心癒されます。そして30センチくらいに育った先端が白っぽくなるのですが、まるでお花みたいですよね。で、そこから龍のひげのように赤紫のお花(なのかしら)があちこち顔を覗かせるのです。

11月まで開花するらしいので、今からでも遅くはないです。ベランダに一鉢どうでしょう?本当手間がかからないで、良いですよ~♪ちなみに私のダメダメ写真ではどうにも伝わらんのでコチラをゼヒ参照あれ!私は100均の30センチくらいの長さのプランターに、元肥が入った観葉植物&お花用の土を使って2株植えましたが、丁度いい感じです。

バーベナ咲きました

2006-05-26 | Hobby
緑化計画推進中です。手入れが簡単でベランダで育てやすい!ということで我が家にやってきたシマトネリコちゃんは育ちに育ち、今やベランダの天井に届きそうな勢いでございます。とうとうFから、「うっとおしい!切れ!」とまで言われる始末。全く失敬なヤツです。

ま、切れと言われてもですね、どうやって剪定したらよいやら分からないので、下手なことはしたくないのです。枯れちゃったら嫌だしなぁ。というわけでベランダは夏に向けてジャングルのようになることでしょう。フフ。2メートルにもなろうかというこのシマちゃんですが、次の海外引越しの際にはどうするのかしら?と他人事のように微かに思案中。里子に出さなきゃいけないのでしょうねぇ。悲しいわ。

ベランダでは写真のバーベナちゃんが咲いております。気づけばお花系は全てブルー!まだ咲いてないけど、唯一野ボタンが濃いピンクというか赤紫というかってかんじの色ですね。それを選んだのだって時期ハズレの秋から春まで花が咲くからだったのです。う~ん。やはり私は赤系統にはあまり惹かれない女なようです。

今欲しいのはベランダ用の小さなテーブル。今の時期、夜は外でボーっとするのが大変心地良いですね。

ブロークバックマウンテン ジャック・ツイスト!

2006-03-19 | Hobby
レイトショーで昨日見てきました、ブロークバックマウンテン。かなり期待しすぎだったということと、やはりヒース・レジャーは好みじゃないという要素がマイナスに働きました。とはいえジェイク・ギレンホールにはもう登場30秒でノックダウンされてしまいましたよ。ああ、あのフェロモン全開な小悪魔的な眼差し!もう最高です。ドニー・ダーコから何年なんだろう、大人の男になりましたな。

カウボーイハットとブーツ+あとは裸で体を洗うシーンがあるのですが、全裸ではなくて靴下付きとかだと、人間どうしてああも頼りないというか情けない風情になってしまうのでしょうか。服を脱ぎ捨てるという行為においては、順序というものが大切であると感じる次第です(映画とは全く関係ないですな)、くれぐれも靴下は一番最初に脱ぐべし!

台湾で遊ぶ Juming Museum

2006-03-05 | Hobby
台北から車でしばらく行った山の中にあるJuming Museumへ行きました。写真の太極拳(タイチー)シリーズが有名な彫刻家の作品が、広々とした敷地内にひしめいています。色々なポーズがありましたが、実際太極拳をする人にはもっと面白いんだろうなぁ。霧のように白いもやが風にのってこちらに近付いてきたな、と思っていると、ミストサウナのなかにいるかのようなくすぐったいような感覚に襲われます。なんだか変な感じ。南の方の異国にいるのだなぁ、と感じた一瞬です。

2005 Life Sciences Orchestra

2005-01-15 | Hobby
お友達のお友達に誘われて、クラシックのコンサートへ行ってきました。ミシガン大学のLife Sciences部(日本語ではなんになるのでしょうね…医学関係だとは思いますど、お医者さんだらけだったし…)のコンサートです。演目はモーツアルトとマーラー詳細略(おいっ!)。無料のコンサートなので、全く期待していなかったのですが、始まってみるといい具合に期待はずれでよかったです。

ただ、国家斉唱が最初にあったのですが、これはどうにかならんもんかなと思いました。コンサートで、国家斉唱のため起立!とかいわれたのは初めてです。会場も立派で、響きのよさげなホールでした。写真もとったんですけど、データのサイズが大きすぎるようで、アップロードできなかった(泣)。ピアノはお稽古事でしていましたが、弦楽器はかっこいいですねぇ。Fと二人で、チェロの素敵なおじ様にうっとりしていました。あとPrincipal Double Bassの女性のソロにはまたもや、うっとり。私もFも小柄なので、とてもダブルバスは無理ですねぇ。

その後、皆でおすしを食べに行きました。ひさびさの日本食!結構おいしかったです。その後別のバーで口直しに一杯飲み、クラブへ繰り出すことに…まさか、クラシックコンサートの後にそんなことになろうとは思ってもおらず、見事に長袖のカシミアセーターとか着込んできてたので、暑くて大変。フランス人達は、脱いじゃえとか無責任なこといってましたが、ババシャツ(外はマイナス9度とかなんですよね。今の季節)まで着てんだから、そう簡単に脱げるかっ!と汗だくになりつつも、楽しかったです。ホテルに帰還したのは、朝の4時。さすがに疲れました~。


BALTIC そのに

2004-10-08 | Hobby
BALTICについての続きです。写真はAntony Gormley氏(ニューキャッスル名物のヒトツAngel of the Northの創作者です)による、Domain Fieldという作品。写真がうまくとれなくて、わかりづらいと思いますが、ステンレス棒を溶接した彫刻群です。

ニューキャッスルとゲーツヘッド地区から集まったボランティアは、下は2歳から上は85歳まで。勇敢なボランティアの皆さんは、裸でプラスターの洗礼をうけ、そうしてできあがったモールドを基に彫刻が作られたそうです。

彫刻群の中を自由に歩き回るのは、不思議な感覚です。遠くから見ると人にしか見えないものが、近づくと化学の授業でおなじみの分子模型のような物体でしかないことに気づきます。大人と子供の違いはもちろんのこと、単にお腹がぽっこりした人なのか、妊婦さんなのかと話題はつきません。きらきらひかる魚の群れの中を彷徨っているような気分にもなり、光の反射の海をくるくると歩き回るのはとても気持ちがよいものでした。久々に展示を楽しんだなぁ、と印象にのこる作品でした。

ちなみにBALTICのTシャツはおすすめです。