The Blog of Laughter and Forgetting

ノマド生活記録帳 只今の生息地:イギリス

ちょうちょ? 17w6d

2007-10-30 | Pregnancy in the UK
数日前から突然お腹の中がピクピクする。非常に不思議な感覚である。これがいわゆる胎動というものなのかしら?単にお腹がグルグルしているだけなのでは?と思わないでもナイですが、NHSの雑誌によれば「最初はバタフライがはばたいているような感じ」らしい…うーん。分かるような、分からないような。この微妙なピクピク感は、ちょっと慣れるまで時間がかかりそうです。本当にお腹のなかにいるんだなぁ、とスキャンを見たときと同じように感慨深いのですが、きっと時間が経つにつれお腹をがしがし蹴られることになるのでしょう。

ところで、赤ちゃん用の乗り物(プラムやらプッシュチェアーやらバギーやら)の購入に備え学習中なのですが、読めども読めども全然違いが分からない!(きぃー!)バギーは軽くて便利だけど、長時間乗せるには快適ではナイ(特に生後間もない赤ちゃん)ということくらいはやっと把握しましたが、それ以外はもう何がなにやら?という感じです。町で最近よく見かける3輪アルミニウムシャシータイプ、カタログによれば「全地形対応、ジョギングに最適」らしい…。え、ジョギング?ジョギングってジョギング?とびっくりしたのですが、「赤ちゃんと一緒に走りたい!」という要望に応えて開発されたそうです。そんな要望を寄せるのはアメリカ人に違いない!と勝手に決め付けましたが、私が見たモデルはオランダのメーカーでした。ベビーカーと共に颯爽と走り抜けるパパもしくはママを想像してみるけれど、なかなかイメージが湧かない。

ところで、こちらで集めたベビーカーのカタログを見ていて思ったのは、表紙がちょいおしゃれなパパと赤ちゃんという組み合わせが結構あるということ。「いやーん、優しそうなパパ!」と女性の心をくすぐること間違いなしなのであります。少なくとも私はあっさりその罠にはまりました。笑 子ども好きな男はポイントが高いのであります。



巣作り、巣篭もり…篭城?

2007-10-29 | Pregnancy in the UK
横浜のFちゃんが先日無事に男子出産!おめでとう♪彼女は出産前にお家の襖の張替えをしたよーと言っていたのですが、やっぱり出産前になると巣作り本能が働くのでしょうか?1月に今のフラットに越してきたのですが、本類や普段着ないような衣類や靴などは全てダンボールに入ったままで過ごしてきたのに、突如「模様替えしなければ!」という衝動が先週から湧き出てまいりまして、あまり重いものとか持たないほうがよいだろうに棚をあちこち移動させたり、本やファイルの整理に挑んでいます。

2部屋ある寝室の小さな方を今は物置&衣装部屋として使っているのですが、そこを子ども部屋にするべく、効率良くお片づけしなければならんのです。が、これがなかなか難しい。NHSの指導によれば赤ちゃんは最初の6ヶ月は私達と同じ寝室で寝起きする予定なので急を要するわけではないのですが、これ以上お腹が大きくなってくると片付けも思うようにすすまなくなるのでは?という脅迫観念が働いているらしく、「今すぐ片付けよう!」という普段ならあまり感じない類の意欲が湧いてくる。不思議なものです。

現在車ナシの生活なので、時々重たいものをまとめて(一定の金額以上だとデリバリー料金が無料になる)宅配でオーダーしてます。贔屓のパスタディチェコ君(クルクル巻きのショートパスタ大好き)がいくらセール中だったとはいえ、届いてみればすごい量のパスタ天国…、計8.5キロなり。ロングライフの牛乳やオレンジジュース、はてはパン焼用の小麦粉もたくさん。うーん、やっぱり食料の買い置きも増やしたい!という潜在的な欲求でしょうか。冬眠?しばらく篭城してもダイジョウブ!みたいな。笑

土曜日は近くのデパートの子ども用品売り場を覗いてみました。バギーやらプッシュチェアーやら、あまりの選択肢の多さに二人とも唖然。600ポンド(14万強)もするやつとかあってオタオタしましたよー。誰が買うんじゃ!と思ったけど今すごい人気なモデルらしく、町でもよく見かけます。その度に「600ポンド~!」と心の中で叫んでいる私。そこでもらったカタログを家で読んでいて仰天したのは、マクラレンのスペシャルエディション・プッシュチェアー、なんと850ポンド(20万)でございます!!革張りでカーボンファイバー云々、いや有り得ないから!!世の中お金の使い道がなくって困っているリッチな人々がいるもんだわー、とちょっと切なくなっちゃいました。

ナーサリーのセクションでは珍しくFが「かわいい~!」と子ども用品に興味を示していて微笑ましかったです。真っ白のベビーベッドにお揃いの家具、ベッドの柵に取り付けられているのは、ベージュが基調の小さなぬいぐるみが何匹か集まったモービル!いかにもという取り合わせで確かに素敵なのですが、赤ちゃんってはっきりしたコントラストの色が好きっていうし、ベージュとか「けっ!」とかるーく無視されちゃいそうな悲しい予感。

ところで、先日蜂蜜でおなじみラガリクさんちの奥様Kちゃんが平日の昼間「元気~?」とお電話してくれました。彼女も9月に第2女クロエちゃんを出産したばかりで産休中なのです。Fの友人達の奥さん達は皆さんフレドリーで良い人ばっかりなのですが、私のフラ語があまりにも役立たずなので、Kちゃんのような英語が達者な奥様達とはやりとりしやすい。もうちょっとフラ語頑張らないとなぁ…。Kちゃん曰く、知り合いの農家が言うには栗が豊作だった年は女の子が多く産まれて、胡桃が豊作の時は男の子が多いそうな。で、今年はどうだったのよ?と聞くと、「今年は両方豊作だったんだって!だから選び放題よ!ホホホー♪」と高笑い。栗と胡桃がわさわさたくさん実っているのを想像して、なんだか微笑ましい気持ちになりました。胡桃拾いまた行きたいな~。

電話で笑ったことといえば、叔母1号と電話で話していた際のこと。話題は里帰り。ちなみに叔母1号は独身で子育て経験ゼロな人。「叔母2号が言うにはね、飛行機の揺れが赤ちゃんの脳みそをゆさぶって良くないけん、2歳くらいまでは飛行機で長距離は無理ってよ。そんなに帰ってこれんなら、みんなでイギリスまで会いに行かないかんねと言いよったとよ!」と言われ、魔のプラハツアー(英語全くダメな箱入りおばさま4名を一人でプラハやパリに連れていった)が頭をよぎる。すかさず「いやいやいや、そんなことなかよ。6ヶ月くらいでイギリスから日本まで里帰りしたって話も聞くし、4月に産まれるけん10月くらいには帰るけんね!心配せんで良かよ!」と牽制する。赤ちゃん産んで疲れ果てたころに、あのマイペース叔母1号2号がイギリス上陸するのは、産後の肥立ちのためにも(?)絶対に回避しなければなりません。

笑えるのはそれを聞いた叔母1号の一言。「じゃ、帰ってくるときはビジネスにしときーね。」「そんなん無理!」「送金しちゃるけん!」「いや、お金の問題ではなくって…いや、お金の問題でもあるんやけど、叔母1号よ、エコノミーでもビジネスでも飛行機は公平に揺れるけんね、どこに座っとっても関係なかとよ!」と言うと「あらー、そういえばそうやね!ハハハー!」と大笑い。今でも会社に毎日顔を出す働きものの叔母1号は、独りでお家を2回も新築した実績をお持ちの、我が一族には稀なとても甲斐性のある人です。でも妙なところで抜けてるんだよね…。孫が産まれると孫馬鹿と化した祖父母が、色々買い与えてくれるという話も聞きますが、里帰りの足代出すといわれるとは思いもしませんでした。(いや、もちろん丁重にお断りしましたよ。)

母のお友達に起こったとても切ない話。そのお友達の旦那さんは、初孫かわいさに娘夫婦になんとマンションをポーンとお買い上げ。(頭金とかじゃなくってお買い上げっす。いろんな意味で有り得ない!)なのになぜかそのマンションには娘婿さんのお母さんの部屋はあるのに、パトロンパパは招待もされないらしい…。そしてたまに里帰りしたかと思うと、空港からデパートに直行で、子供服を山のようにお買い上げ、それはもちろんパパカードらしい。その話を聞いてとても切なくなりました。うううー、泣けちゃうわねパパ!ちょっと娘の教育方針を間違ったわね。いや、世の中にはまるでドラマみたいな有り得ない話が転がっているものでございます。恐ろしい。

おかえりパスポートよ! UK Residency card

2007-10-21 | Diary
私にとって海外でも有効な唯一の身分証明書であるパスポートがやっと戻ってまいりました!わーい。

EEA Family parmitの有効期限が迫ったので、Residency cardを手に入れるべく申請したのが5月末、5ヶ月弱かかったことになります。しかし、IDカードの更新を忘れていた夫+フランスのお役所仕事の超スローペースのせいで、スポンサー(私の場合は夫)の身分証が提出できたのはちょうど1ヶ月前なのです。これを鑑みれば、全ての書類が整ってから発行までに1ヶ月しかかかってないことになります。早かったのか、遅かったのかよく分からない…。

有効期限は5年間。これでとりあえずしばらくはビザに悩まされることなく、のんびりすごせます。しかーし。私のパスポートの期限は後3年…。どうして10年ものにしとかなかったかと悔やまれます。アメリカのビザの時は、確か添付してあるパスポートが失効しても、ビザ自体は有効だった気がするのですが(そんなことないかしら?)、イギリスの場合はまた申請しなおさなきゃならない気がするなぁ。まぁ、EUルートなので申請料もかからないし、ちょっと書類の記入が面倒くさいだけなのでよいんですけどね。次回は夫のIfDカードも同時に提出できるわけだし、さくさく進むことでしょう。

パスポートといえば、イギリスで出産予定なのだけれど、子供のパスポートはどうやって手に入れるのかしら。やっぱり領事館で申請なのかな?赤ちゃん連れてロンドンまでえっちら行かなきゃならんのは面倒くさいなぁ…。フランス&日本のお役所と全て手続き関係は2倍になるので、ちょっと憂鬱。

滝川クリステルさんですっけ?アナウンサーの。彼女は日本国籍では滝川雅子さん、フランスではクリステル・マサミ・タキガワ・ラリュデュさんらしいです。海外で過ごす時間がここ数年多かったこともあり、子供は利便性を考えれば(私の名字は正しく発音してもらえることが少ない)、夫の名字にしなければならんかと思い込んでました。

しかし考えてみれば私は旧姓のまま名字も変えてないことだし、子供も日本国籍上は私と同姓にしとこうと思います。フランスのお役所にはもちろん夫の名字で届け出るわけなので、名前が2つあるようでややこしいのでは?と思わないでもないですが、日本のパスポートを申請するときに「非ヘボン式ローマ字氏名表記等申出書」をあわせて提出すれば、フランスのパスポートと全く同じつづりにできるし、夫の姓も併記できるらしいです。滝川さんの例をとれば、Masami Takigawa (Lardux)というわけです。これでとりあえず、名字の件は解決かな。あ、でもイギリスで出生証明書がいるので、そのときはどうするのかしら。夫と妻の名字を両方提出できるのかな?調べてみなければなりますまい。

夫と義妹は昨日電話で延々と名前について論議しておりました。「女の子だったら○○ちゃんにしようかなと思ってる」と夫が言うと、すかさず義妹は「人気の名前ベストワンでそこいら中○○ちゃんで溢れてるからやめときなよー!」とくるし、義妹が提案する名前は友達のお子様にすでに名づけ済み(ゆうちゃん、お宅のお嬢さんですよ!笑)なので却下と、なかなか名づけの道は険しいのです。

自己管理! 16w

2007-10-19 | Pregnancy in the UK
16週の検診に今日行ってきました。場所は登録してある近くの医院なのですが、お医者さんに会うのではなくって、助産婦さんにお世話になります。8週の家庭訪問以来、カレンさんとは2ヶ月ぶりのご対面です。まずは12週に病院で受けた血液検査の結果の説明を受けます。何事も問題ナシとのことで一安心。そして血圧を測り、ドップラー(だっけ?)で心音の確認。お腹はどんどん大きくなるものの、やっぱり心音が聞けると、お腹の中にホントに居るのねぇ…、と感じます。

そしてカレンさんは引き出しから採血セットらしきものを取り出す…。心の中では「ええええー、また採血かい!」と動揺するが、いい年した大人なので、おとなしく腕を差し出す。そしてあっさり面接は終了。またもや、体重測定はナシです。うーん。もう16週なんだけど、まだ一回も実測されてないんだよねー、体重。自己管理って苦手な私ですが、ここまで放任主義だと、しっかりしなくては!という気に遅ればせながらなってきました。このままノビノビ育てられちゃうと、恐ろしい体重増加率を達成してしまいそうです。

お腹が大きくなるといえば、数週間前からもう仰向けに寝れない。なんで?と最初は思っていたけれど、とにかくdon't feel rightとしか言いようがない。どこかで読んだ気がするのは、仰向けだと胎盤に酸素があまり効率よく届かないとかなんとか…。本当にそうなのかは知りませんが、やはり本能というか、自分の体が嫌じゃ!ということはやめとこうと思いました。

ところでイギリスで妊娠は全て週で数えます。私は只今16週なので、妊娠4ヶ月と思っていたのだけれど、日本のサイトだと16週は妊娠5ヶ月になっている…。これは満4ヶ月で5ヶ月に入ったところ、という数え方なのかしら?週で数えるくせがついてるので、自分が何ヶ月なのかイマイチ理解していないうえに、実感も湧かないのです。

全く赤ちゃん用品とかの買い物にも手を出していないのですが、そろそろ子育ても予習せねばなるまい、とレーチェ・リーグの母乳育児をポチッとな。アマゾンは海外からだと送料がお高いのですが、bk1だと配送方法としてSALが選べるのでかなり助かります。SALは追跡できないので、あんまり高価なお買い物するなら避けたほうが無難なのでしょうが、今のところちょっと時間がかかることくらいで何の問題もないです。

軽い気持ちでオーダーした母乳育児さんですが、届いてみるとこれが結構分厚い…。頑張って読破しようと思います。日本にいれば図書館で色々借りて読めるのですが、こちらにいるとそうもいかないので、アマゾンとかのレビューを読んで的を絞りつつ、育児書関連も揃えていかないといけないなぁ。皆さん何かおすすめのものがあれば教えてくださいな。

育児書関連でWANTEDの告知です。岩波から出てる松田道雄著「定本育児の百科」を探しているのですが、在庫ナシで重版の予定もないみたいなんですよね…。CD-ROM版なら在庫あるみたいなんですが、やっぱり紙が良いのです。というわけで、古本屋さんにお出かけの際は、ついでに探してみておくれー。

お子様関係の書籍第一弾、にも個性が現れます。私は母乳育児、やはり我が子とはいえ、他人事なのにも関わらず「食」に重きを置いてる…。Fはわざわざフランスから2冊もバイリンガル関連本をお取り寄せ。気が早すぎるにも程がある…、教育パパになる予感がヒシヒシ。Fの妹は今でもたまに電話で彼に物理の質問(受け持ちのクラスを教えるのに必要だったりするらしい…。いいのか、先生、お兄ちゃんに質問していて!)をしたりしてるのですが、「ちがうっ!XがYしてガァアアア、そんなことも分からんか!」と絵に描いたような、教えベタ+やる気を削がせる台詞の連続に、我が子の学業的未来が暗雲に包まれているのがはっきりと見える今日この頃です。そんな私の気持ちも知らず、「僕、ちゃんと数学教えるよ!」と張り切ってます。いやだ、絶対数学嫌いになっちゃうよ!

自転車選び

2007-10-15 | Sport
身重の妻を残し、来月夫は泊りがけも含む週末×2回、ウェールズの山へサイクリングへ出かけるらしい…。と、ちょっとすねている振りをしてみましたが、どんどんお出かけしてください!って感じです。せっかくの週末だけど私はどこかへ遠出しようという気にはマダマダなれないし。(つわりはまだまだ健在なのであります。おえー。)怪我だけは気をつけていただきたいですが、楽しんできて欲しいものです。

ただ山を走るとなると、我が愛車はちょっと対応しかねますので、ちゃんとマウンテンバイクを借りるとかしなければらない。しかーし!レンタル料50ポンドって高いよねー!計3日借りなきゃいけないので、すでに150ポンドっすよ!同僚4人でお出かけなのですが、自転車大好きな方が独りいらっしゃり、フランス遠征もやぶさかではナイ!という雰囲気ですので、このままズルズルと週末は自転車の旅に出かけるに違いなく、毎週50ポンドなんて払うくらいなら、自分の買ってくれ!と懇願する私。しっかりしているようで、Fはこういうとこの金銭感覚が抜けているような気がする。確かにマウンテンバイクはお高いですが、レンタル代に無駄にする分見越してちゃんとしたやつ買ったほうが、長い目で見ればお得に違いありません。というわけで、時間もあまりないことだし、さっそく自転車選びをしております。

ところで、土曜日はずーっと悪い予感がしてましたが、フランスまたまたイギリスに負けちゃいましたよ、ラグビー。3位決定戦でまたまたアルゼンチンと対戦しなきゃならんし。よもや負けたりしますまいな!

つ、つわり… 14w5d

2007-10-08 | Pregnancy in the UK
つわりって、14週頃までには姿を消すのではなかったですか!!! うぉー!(心の叫び)

週末も撃沈してたのですが、電話で妹と話していたFは言うにことかいて「つわりって14週までには無くなるハズなんだってよー!今も気持ち悪いのは気のせいに違いない!」とは…、殺意がメラメラと燃え上がる。そんなの知ってるわよー!でもなくなるどころか、余計ひどくなってるのは私の意思ではないっ

その後、あまりの私のダークっぷりに地雷を踏んだと気がついたのか、夜寝る前には「何かあったら起こしてね♪」と、腹の足しにもならない親切そうな台詞を吐くが「あんたを起こしても、私の吐き気がなくなるわけではないのだー!」と余計頭にくるばかり。

もう少しで2ヶ月ですよー、つわりのヤツが居座り始めて。そろそろおいとましてください。ホント、もう我慢の限界なのであります。

追記:

Fが全くの役立たずかのように罵っておりますが、これは超不機嫌な妊婦のたわごとでして、ごめんねダーリン。昨日はせっせと夕飯も作ってくれたし、我が好物、林檎のタルト(美味)も焼いてくれたし、感謝してるわよー。

Les Bleus  祝☆準決勝進出!

2007-10-07 | Sport


今夜のラグビーワールドカップ2007☆フランスvsニュージーランド戦、観戦中の時間軸に沿った表情の変化です。最後の10分なんて、もう胃に穴が開くかと思いましたよ。コーヒーテーブルにすがりつきながら見ました。Fは「いや、もう見てられない!」とバタバタリビングを走りまわってたし。最後の最後までハラハラしっぱなしでした。

いやー、イングランドvsオーストラリア戦も予想外の勝者にびっくりしました。準決勝はオーストラリアvsニュージーランドだと誰もが思っていたことでしょう、それが蓋を開けてみれば、イングランドvsフランスだもんなぁ…。

いや、いや、いや、嬉しいけれど、ちょっと手放しでは喜べない。だって、審判ちょっとフランスよりだったような…。というか、副審がダメな人だったというべきかしら…。フランスがトライに至る途中の、ミシャラクへのパスですが、疑う余地なくフォワードですよね、うん。あれが無ければフランス負けてるし、というかボール支配率はニュージーランド70%、ニュージーランドチームからすれば、まさにrobed victoryですよ。テレビ中継に出演してた元キウイプレーヤーのフィッツ・パトリック氏なんか、試合終了後には涙うるうるでコメントしてて、よっぽど悔しかったに違いないと思わずもらい泣きしそうになりましたよ。

我がラブ・ケイブマンのシャバル(↓)も後半出場して、「きゃー、セクシー♪」と独り馬鹿騒ぎもして、満足です。いやー、それにしても今年のニュージーランドはドリームチームと前評判も高かったから、残念です。イギリス人解説者のコメント「フランス人って、人の気に障ることするのがホント好きだよね!」にも思わず、うまいこと言うわねアナタ、と思ってしまいました。確かに、そもそもフランスが初戦でアルゼンチンにさえ勝っとけば、こんな事態にはならなかったもんねぇ…。