The Blog of Laughter and Forgetting

ノマド生活記録帳 只今の生息地:イギリス

Paneer Kebabs パニヤケバブ

2007-05-30 | Recipe
Fは今週の大半もロンドンで仕事です。独りだと夕飯がさらに手抜きになる。うーん、いかんなぁ。今日はFの元同僚の奥様に教えていただいたレシピを保存。パニヤ&辛いもの好きにはたまらないレシピかと。イギリスではちょっと大きなスーパーだとパニヤも普通に売ってあるのですが、日本だと難しいかなぁ。手作りする手もあります。牛乳にレモンたらすだけとかだった気がする。固形にするのに水を抜くのが大変そうだけど…。気になる方はネットで検索してみてください。


1 block Paneer (200-250g)
3/4 cup yoghurt with water taken out by putting through sieve
1/2 tsp salt
5/4 tsp chilli powder
1 tbs ginger paste
1 tbs garlic paste
1 tsp oil
1/2 tsp black pepper
1/2 tsp cardamon powder
1 tsp lime juice
1tsp vinegar
1/2 tsp nutmeg powder
2 tsp cumin powder
1 green pepper
(日本のピーマンだと炭化しちゃうので、パプリカを使用されたし。私は赤&緑パプリカ各1個と野菜増量してます)
1 onion (小ぶりなら2,3個使用)

パニヤと野菜以外の材料をよく混ぜ合わせる(オーブンでその後そのまま焼けるお皿を使うと楽チン)。パニヤ、パプリカ、玉ねぎを1.5~2センチ角に切り加え、6時間くらい漬け込む。高温(180程度?)のオーブンで焼き色がついて、水気がなくなるまで焼く。焦げやすいので、時々混ぜるのを忘れずに。必要ならオリーブオイルを少し足しながら。焼きあがったらレモン汁をふりかけて出来上がり。サラダを添えてピタパンで召し上がれ。オリジナルのレシピではピタパン推奨なのですが、我が家ではご飯のお供です。少し残ったら、ドライカレーみたいにチャーハンにしても旨いです。ただオーブン稼動中は部屋がインド料理店なみの玉ねぎアロマに満たされますので、乾燥中の洗濯モノがあるときにはNGなレシピです。ああ、書いてるそばから食べたくなっちゃったよー。

おすすめ漫画&イラストサイト 

2007-05-27 | Hobby
世界のどこに住んでいようとも、ネットのおかげで素敵なサイトにお邪魔できるわけであります。ちょっとした調べ物とかも便利だし、本当にありがたいですね。先日たまたま辿りついた素敵なサイトフェムドリルさん(管理人Ancou様)について勝手に熱く語りたいと思います。

一コマ漫画という形式で現在連載中の「TRICkSTar」は、屋根のラインとか煙突とか、ちょっとした背景の壁とか、得に場所を特定するものは見当たらないにもかかわらず、巴里よパリ!と思わずにはいられないリアルさです。ブログのカテゴリーもホビーにすべきかフランスにすべきか悩んだくらい。

男物のトレンチコート、背広、眼鏡、ラブリーな建築ディテールと萌えツボ満載。家具やパイ皿とかもとっても可愛いい。白熊君や鷹さんのシルエット使いやナイスにだるだるな表情とか、とにかく絶妙なのよ!!…というわけで、巴里ラブな方には特にオススメですので是非訪ねてみてくださいな。

Potato Bread Rolls じゃがいもロール

2007-05-25 | Recipe
ここ数年何度引っ越したか分かりませんが、確実に失せ物が増えております。なので今後はレシピもブログに保存することに。なんでもっと早く気がつかなかったのかしら。このブログももうすぐ3周年を迎えますが、日記帳って役立つのです!引越し続きの私達には特に。ビザの申請時とか、どこの国にいつからいつまでいたか、とかが過去数年分必要だったりすることがあるのですが、パスポートのスタンプから解読するのはトランプの神経衰弱状態でやってられないし。

というわけで、じゃがいもロール。私的には砂糖が入るスパニッシュスタイルを推奨。ストレス解消にぴったりの一品でございます。なんたって小麦800gですもの。かなり大きめのオーブンがないと一回で焼くのは困難かと。分量半分でやっても良いのでしょうが、イーストって普通7gで1パックだし、無駄にしたくないので私は根性で天板につめこみ焼いております。

800g unbleached strong white bread flour
50g unsalted butter, diced
1tbs sea salt
(60g caster sugar)
200g boiled, cooled and mashed potatoes
375ml tepid milk
15g fresh yeast もしくは 7g easy-blend dried yeast

大きなボール(ホントに大きくないと大変なこっちゃになります)に小麦粉を入れる。ドライイーストを使う場合はこのときに小麦粉と混ぜ合わせる。

バターを加えなじませる。(お菓子作りの時と同じく指先をつかってそぼろ状?にしていくような感じ)しっかりなじんだら塩(スパニッシュスタイルの場合は砂糖もここで投入)とマッシュしたじゃがいもを加える。

フレッシュイーストを使う場合は、室温もしくはちょい暖めた牛乳(冷たいままではダメでございます)にイーストを加えよく混ぜ合わせたものを小麦粉に加え混ぜ合わせる。

粉がまとまったら打ち粉をした台に移して練る。最低でも10分は頑張る。パンの基本的な練り方(手の付け根を使ってゴムを引き伸ばすような感じ?)でOK。師(レシピ本の人)によれば絹のようにスムーズな表面になるハズであります。上手く説明できないので、パン初心者の方は何かのレシピ本を参照されるのが良いかと思われます。ボールに戻してラップでカバー。サイズが2倍になるまで(90分程度)ねかせる。

何回か適当に膨らんだ生地をパンチして(空気ぬき?)生地を18等分する。ベーキングシートを敷いた天板に並べる。(個人的にはここで形を整えすぎないほうが好きです。生地を等分するときに乱切りくらいの勢いで切り分けてそのままでーん、みたいな。)大きなビニール袋があればそれに天板ごと入れるべしと師はおっしゃりますが、そんなでかい袋は我が家になかとです。要は乾燥を防げれば良いので、私は余裕をもたせて(膨らむ分を考慮して)ラップをかけてます。サイズが2倍になるまで(30分)放置。オーブンの余熱開始、220度で。

15-20分焼けば出来上がり。その日に食べる分以外は冷凍庫へ、1ヶ月はもちます。ちなみに写真は冷凍したものを再度オーブンにてこんがりと焼いたものなので、ちょい色が濃いです。初回焼き上がりはこれより薄い焼き上がりの色になります。

なんちゃこちゃない素朴なパンなのですが、個人的には大変好きな味です。師によるとfloury old potatoesを使えというのですが、師匠、flouryはまだしもoldってどういうことでしょう?芽が出てしばらくしてもほっといたようなじゃがってことですか?ちなみに私は師匠のアドバイスを無視して手持ちのflouryでもoldでもないポテト君で試してみましたが、問題なく美味しかったです。次回はちゃんと言いつけにしたがってみよう。


London AZ

2007-05-20 | Travel
先日ロンドンにてブルブル震えつつ待ちぼうけしていた、Natural History Museumです。中には入ってないのですが、外観がかわいいっ!おとぎばなしに出てくるような感じです。屋根瓦までキュート。門番さんの小さな小屋も素敵なのです。

夫は明日から3日間ロンドン出張。ロンドンオフィスはGoodge Streetのすぐ近くなのですが、B&Bどこなん?と聞くとオフィスから余裕で徒歩圏のTottenhamとのこと。会社も太っ腹だわと妙なところで感心する。

ロンドン遠征の際にはかかせないLondon AZ(地図)を出張荷物にパックしていて、まるで宝の地図のようなテクスチャーに成り果てた地図を広げる。一体何年使っているのかと考えてみると、数々の海外引越しの際にもちゃんとついてきたのねーと感慨深い。チューブのJubileeラインとかまだ建設予定の段階だし…。学生時代よく泊まっていたB&Bがメモしてあるのだけれど、その筆跡は見覚えのあるM嬢のもの。「あ!これM嬢がイギリスに遊びに来たときに使って、その後くれたんだった!」と思い出す。ということは1998年冬に購入ってことです。9年も使ってりゃ、宝の地図な風味も出るってもんです。あちこち破れてるし磨り減ってるし。でもやっぱり捨てられないなぁ。でも9年使ってる地図があるってことからして、つくづく年をとったものよ…と複雑な気持ちになっちゃいます。

今後はロンドンのお仕事も増えそうなFなので、ちょっとくたびれたAZちゃんですが、これからもバンバン活躍してくれるでしょう。

「雨ニモ負ケズ、汚レニモ負ケヌ、強イ書籍」…だそうです

2007-05-18 | Diary
母の還暦が迫り散々わたわたしたので、父の時は同じ轍を踏むまいと思っていたのにぃぃぃ…。(がっくり)

まずいです、ひじょーにまずいです。頼みの鞄屋さんはソールドアウトの嵐。新規開拓が必要ですが、ダイヤルアップで「オンラインショッピング=画像で重たい」はまさに拷問なのよー。ううう、しかも男性ギフトって難しい。こういう時に引き出物の娘っちゅーのは困るのです、焼き物系オールアウトですし。

1週間くらいネットの海を彷徨い続け、やっと見つけた還暦祝い。はー、良かった。いやいや、まだカード認証の壁が待っている。海外発行カードなので、たまに日本のサイトでお買いものできないことがあるんだよね、不便。ま、最悪の場合は代引き=ママローンですな。いや、ちゃんと送金しますですよ。そこまでヒトデナシではありません。(弁解)

で本題なのですが、そこのサイトで見かけたのが「おふろで読む文庫本」。そうなんだよねー、私の新潮ちゃん達って気をつけてもやっぱり波打っちゃってるもんねー、と興味が湧いたのでタイトルチェック。一番最初が草枕、いやーん素敵♪とのたうちつつチェックチェック。たけくらべもあるー♪とノリノリで見ていたらば…瓶詰地獄…むむむー。久ちゃん嫌いじゃないけど、いやどちらかというと好きだけど、でもさ、コンセプトはお風呂でリラックス半身浴の友じゃなかったのかな?それとも浴室のじめじめ感を利用して蝋燭の灯りで雰囲気つくりましょうってことなのでしょうか。うーん、個人的にはちょっといらないなぁ。

賢治さんとホームズ君という取り合わせにM嬢の相方を連想。お子さん誕生の際にはこれをプレゼントすることにする。(かなり気が早い)パパにお風呂で読んでもらうって素敵ー。(妄想モードスイッチオン)でも表紙とかサイズとかのバランスがおしゃれじゃないのが気になるところです。

同じサイトで見かけたムーミン!かわいかー。そして流離う男によろめく私。



人智の積み重ね

2007-05-15 | Food
鰻と梅干は食べあわせが悪し、だっけ?あまり美味しそうな組み合わせでもないので、敢えて危険を冒そうとは思いませんが、昔の人は色々と試行錯誤を繰り返したのでしょう。ありがたや、ありがたや。

Fの出身地オーベルニュは緑レンティルが名産の1つです。フランスでレンティルはソーセージと組み合わされること多し、でして、これがまた「昔の人ありがとう!なんて素敵な組み合わせ!」なのであります。

今はまっているのはキャラメライズされた赤玉葱入りソーセージ&緑レンティル。ソーセージまで甘くてどうする!って思わんでもないですが、いや、これが絶妙なのです。(イギリスにお住まいの方、SainsburyのTaste the differenceコーナーにありますので、一度お試しあれ)

日本ではあんまりレンティル食べないよね、美味しいのに。冬にスープに入ってるくらいかしら?レンティルはたんぱく質も多いし、低カロリー♪ダイエットには最適。しかしソーセージと組み合わせちゃうと意味ないんだよね。でも一度是非お試しあれー。

フランス気質

2007-05-10 | Diary
今日はFのお供で久々にロンドンまで行ってきました。フランス領事館のお隣にはリセがあるのですが、リセの入り口付近には休み時間なのかアンニュイに煙草をすぱすぱしているフランス乙女が鈴なりです。そこがリセだって知らずとも、話している言葉が聞こえずとも、なぜかフランスのお嬢さんだって分かるんだよなぁ。本当独特な雰囲気をかもしております。

信号待ち中にむちゃくちゃかわいいフランススポーツ少年達を見かけました。幼稚園児だとおもうのだけど、付き添いの先生らしき若者3人も子供達も全員男の子で、ブルーのユニフォーム。Fの観察によれば、サッカーのスパイクを履いてる子がいたからサッカーしに行くかと思えば、リュックからテニスラケットがはみ出てる子もおり、なんだかよく分からない取り合わせ。でもお子さまサイズのテニスラケットがこまくてまたかわいかとです。日本みたいに整列じゃなくて、先生はわしわしお子様の手を必死につかんで、信号が変わると「オントラバース!(渡るぞー)」と大声で叫んびつつ誘導、羊飼いを連想してしまう。

2時に予約してたので、すぐ終わるだろうと思い「じゃ、私は向かいのナチュラルヒストリーミュージアムのベンチにでも座ってるわ」と別れたはいいものの、待てど暮らせど夫は帰って来ず。そのうち寒くなるわ、雨は降り出すは散々な目にあってやっと帰ってきたのですが、間違った場所を案内されて必要ないのにぼけーっと1時間以上待っていたらしい。予約時間15分過ぎたら誰かに聞こうよ、我が夫!その上、IDカードの発行は3ヶ月後の予定だそうです。フランスよ、IDカードの発行に3ヶ月もかかるのは先進国としてどうかと真剣に問いたい。(泣)

サーコジが大統領ということは今後私のビザとかの手続きは益々煩雑になるに違いなく、それにフランス式カオスなお役所仕事が加わればもう恐ろしいことになるんだろうなぁ。ううう。しつこいようですが、IDカードに3ヶ月はひどすぎます。ま、未だにパスポートの写真が切り貼り&糊でペタな国ですし、仕方なかとかもしれんとです。