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The Blog of Laughter and Forgetting

ノマド生活記録帳 只今の生息地:イギリス

チキン南蛮♪

2007-11-18 | Recipe
悲しいかな、あまりに太りやすい体質なので、我が家では基本的に揚げ物禁止です。お掃除も大変だし。しかし、あまりに日本食が恋しくなり、とうとう今夜揚げちゃいましたよ、鳥の胸肉さんを!挑戦したのは大好物のチキン南蛮

日本にいるときは別ですが、イギリスでは大抵夕食でもワンプレートの我が家。大皿にたっぷりサラダとご飯のハーフ&ハーフ。ご飯の上に熱々のチキン南蛮をのせて、その上にはタルタルソースが!むちゃくちゃ簡単なのに、見栄えもよし。揚げ物なだけあって食べ応え満点。妊婦食には向いてないことは、重々承知でございます。仕方なかです、我慢できんかったっちゃもん。

チキン南蛮って、もはや全国区だとは思うけど、違うのかな?宮崎名物なんですよね。チキン南蛮に対する愛が強かった時期に、ネットでたまたま見かけた宮崎の有名店で本場のチキン南蛮を食べるためだけに、宮崎まで南下しようかと本気で考えてたこともアリ。いや、お家でこんなに簡単にできちゃうなんて!嬉しいわー。

レシピはクックパッドにて見つけました。ハンバーグのレシピ検索でたまたま辿りついたサイトだったんだけど、毎日のお献立に役立ちそうなレシピが多くて便利だね。普通にお家にあるような材料使ってあるものが多いし。ここで私は初めて「キャラ弁」なる言葉を習得いたしました。日本のママって頑張るなぁ、と素直に感心した。まさにティディベアなお弁当を見て言葉を失いました。ふわふわの毛皮は鰹節をまぶして表現…。アートな領域です。キャラ弁何それ?というアナタ、時間があるときに覗いてみてくださいな。なんかすごい世界だから。

このチキン南蛮、本当お手軽に美味しくできるので、がっつり食べたいときには是非お試しあれ!レシピ、リンクしときます。写真はレシピ元のダナエ姫さんのものを拝借。見るからに美味しそうだよねぇ。

http://cookpad.com/?utm_source=bt&utm_medium=bt_r" target="_blank">レシピ 一番人気!チキン南蛮! by ダナエ姫


幸せ☆オレンジロール

2007-11-17 | Recipe
レシピ本の著者に訴えられそうですが、あんまり幸せになれるパンなので宣伝。北アフリカはオレンジの大生産地なそうです。知らなかった~。だからOrange Flower waterがアラブ料理に使われるものの一つなのだそう。どんな料理にどうやって使うのかなぁ…。いつか北アフリカへ行って食べてみたいものであります。

で、幸せオレンジロールであります。その名はMounasというそうで、朝食にぴったりの菓子パンでコーヒーと一緒にどうぞ!という説明に魅かれ挑戦してみました。普通のパンと比べてちょいと手間が多いですが、大したことはナイです。ただリッチなパンなので、その分ねかす時間がとても長い。日本の夏のパワーならばどんどん膨らんでくれるでしょうが、冬のイギリスですので、私は1晩ねかして朝焼く手法をとってます。ベッドからちょっと抜け出して成形し、二度寝。いよいよ起きるか、という段になってオーブンを暖めてさらにごろごろ。洗面もしくはシャワー前にパンをオーブンに放り込んでおけば、コーヒーが入った頃には、台所がオレンジの匂いで満たされているという、ちょっと面倒くさいけれど、まさに週末用の特別パンなのであります。



450g unbleached strong white bread flour
1tsp sea salt
100g caster sugar
7g dried yeast
125ml tepid water
2 medium eggs, beaten
the grated zest of 1 orange, organic or unwaxed
3tbs virgin olive oil
2tbs orange flower water
beaten egg, to glaze
icing sugar, for dusting

makes 12



小さめのボールにイーストと小麦粉100gを混ぜ合わせ、それに水を加えて20分放置した後、卵、オレンジゼスト、油、オレンジフラワーウォーターを加える。よく混ざったら、残りの小麦粉+塩+砂糖を入れた大きなボールへ加える。粉を打った作業台で10分程よくこね、ボールに戻してラップで覆い2倍に膨らむまでねかせる(暖かい部屋だと3時間、寒い場所だと一晩)

粉を打った作業台に取り出して、空気抜きのため軽くパンチ。12分割して丸め、ベイキングシートをひいた天板に並べる。乾燥しないようカバーしてさらに1時間ねかせる。

卵液を表面に塗り、200度に暖めておいたオーブンで15分焼く。焼き上がり後、デコレーションしたいなら粉砂糖をふりかける。(私は卵も粉砂糖もスキップしてます。)

リッチなだけあり、最初に練る段階でどれだけ打ち粉がいるんじゃ!と思いつつもかなりの粉を使用。案の定少し重たい焼き上がりな感じがしないでもナイ。次回は練り方を工夫して、なるべく打ち粉控えめで頑張ってみよう。でも、焼きたての匂いは本当に素敵なので、是非お試しあれ!

メモメモ ハンバーグ

2007-11-04 | Recipe
子牛の挽肉が大安売りだったので買ったはいいが、何に使おうか悩む。ミートソースにするにはもったいない気がする。なんたって子牛ちゃんなのである。というわけで、ハンバーグを作ってみよう!(挽肉というとそれくらいしか思いつかなかった…)と思い立ってネットで検索。いや、ネットって本当便利だねぇ…。全て材料をわしわし練って焼くだけの簡単レシピ。いや、玉ねぎがしゃきしゃきして美味しい。お子様が大きくなったころに備え(何年先のことかい!)、キッズラブなレパートリーも増やさなければなるまい。うん。忘れないようメモしときます。

合い挽肉 350g
玉ねぎ 半分 みじん切り
食パン 1枚
卵 1個
牛乳 40cc

ハンバーグなんて作ったの学校の調理実習以来ではないかしら。こんな簡単なのに、どうして家のママさんは普通に作れなかったのかしら!(涙)ソースをメモするの忘れたので、面倒臭かったしケチャップ、ソース、マスタード、砂糖を適当に混ぜてみたら、ちゃんとソースになり結果オーライ。しかし、ネットで玉ねぎソースというのも見つけたので、今度作ってみよう。あと、前回はレシピ通りに作ってみたけれど、ハンバーグのたねにナツメグとかスパイスもちょっと入れてみたほうが大人な味になるかしら。大根おろしと青じそで和風ソースも良いよねぇ…。大学時代先輩達についてよく通ったジョイフルを思い出すわ。そういえば私和風ハンバーグ以外あそこで食べたことない気がする。和風ソースの時は、たねにいり胡麻とか入れても美味しそう♪うう、日本の食材が懐かしい。

玉ねぎ 半分 あめ色になるまでバターで炒めてから液体投入
バター 20g
醤油と砂糖 各大匙3
みりん 大匙2
酢 大匙1

二人だとハンバーグが余るので、翌日Fのお弁当はハンバーグサンドである。オフィスで芳しい匂いを振りまいているに違いない。近所迷惑も省みず、チキンティカマサラとか、平気でお弁当としてもたせている私。

Clafoutis☆クラフティ

2007-07-17 | Recipe
こないだの土曜日(7/14)はフランス建国記念日(?)でしたが、町の広場にはフランスからの行商隊が来てました。たまーにマーケット来てるんだけど、八百屋で並んでいると、丁度私達の前に買い物してたフランス人のお客さんは「営業許可は取ってあるの?」と軽口をたたいてました。祝日は普通お休み(というか営業できない)だからなのでしょうが、やっぱり慣習の違いを感じます。日本でお店が全部閉まってるなんて想像できないしなぁ。

チェリーをたくさん買ったのでクラフティを作ることにしました。写真の通り面倒くさいので種はそのままです。素朴な味で私は好きなのですが、なんといってもクラフティの最大の長所は手間がかからずオーブンさえあればフルーチェ並にお手軽にできることかしら。



800g of fruits
40g butter
60g flour
125g sugar (ちょっと甘すぎるので私は90~100gくらいで作ってます)
3 eggs
250ml milk
Vanila sugar (無ければ砂糖で代用もしくはスキップしてよろしいかと)



小麦粉、砂糖、卵を混ぜ合わせ、牛乳を加える。溶かしたバターも加えて混ぜる。焼皿にバターを塗って底にフルーツを並べ、液体を流し込む。200度のオーブンで45分焼く。焼き上がり5~10分前にヴァニラシュガーを表面にふりかける。

プルーンとチェリーでしか作ったことないですが、林檎でもいいみたいです。フルーツ800gとありますが、これも適当で大丈夫。注意が必要なのは焼皿の深さです。調理中にかなり(2倍くらい?)膨れます。焼きあがって冷ませば元通りしぼむんですけど。なので、焼皿は深さのあるものをご使用あれ。


Paneer Kebabs パニヤケバブ

2007-05-30 | Recipe
Fは今週の大半もロンドンで仕事です。独りだと夕飯がさらに手抜きになる。うーん、いかんなぁ。今日はFの元同僚の奥様に教えていただいたレシピを保存。パニヤ&辛いもの好きにはたまらないレシピかと。イギリスではちょっと大きなスーパーだとパニヤも普通に売ってあるのですが、日本だと難しいかなぁ。手作りする手もあります。牛乳にレモンたらすだけとかだった気がする。固形にするのに水を抜くのが大変そうだけど…。気になる方はネットで検索してみてください。


1 block Paneer (200-250g)
3/4 cup yoghurt with water taken out by putting through sieve
1/2 tsp salt
5/4 tsp chilli powder
1 tbs ginger paste
1 tbs garlic paste
1 tsp oil
1/2 tsp black pepper
1/2 tsp cardamon powder
1 tsp lime juice
1tsp vinegar
1/2 tsp nutmeg powder
2 tsp cumin powder
1 green pepper
(日本のピーマンだと炭化しちゃうので、パプリカを使用されたし。私は赤&緑パプリカ各1個と野菜増量してます)
1 onion (小ぶりなら2,3個使用)

パニヤと野菜以外の材料をよく混ぜ合わせる(オーブンでその後そのまま焼けるお皿を使うと楽チン)。パニヤ、パプリカ、玉ねぎを1.5~2センチ角に切り加え、6時間くらい漬け込む。高温(180程度?)のオーブンで焼き色がついて、水気がなくなるまで焼く。焦げやすいので、時々混ぜるのを忘れずに。必要ならオリーブオイルを少し足しながら。焼きあがったらレモン汁をふりかけて出来上がり。サラダを添えてピタパンで召し上がれ。オリジナルのレシピではピタパン推奨なのですが、我が家ではご飯のお供です。少し残ったら、ドライカレーみたいにチャーハンにしても旨いです。ただオーブン稼動中は部屋がインド料理店なみの玉ねぎアロマに満たされますので、乾燥中の洗濯モノがあるときにはNGなレシピです。ああ、書いてるそばから食べたくなっちゃったよー。

Potato Bread Rolls じゃがいもロール

2007-05-25 | Recipe
ここ数年何度引っ越したか分かりませんが、確実に失せ物が増えております。なので今後はレシピもブログに保存することに。なんでもっと早く気がつかなかったのかしら。このブログももうすぐ3周年を迎えますが、日記帳って役立つのです!引越し続きの私達には特に。ビザの申請時とか、どこの国にいつからいつまでいたか、とかが過去数年分必要だったりすることがあるのですが、パスポートのスタンプから解読するのはトランプの神経衰弱状態でやってられないし。

というわけで、じゃがいもロール。私的には砂糖が入るスパニッシュスタイルを推奨。ストレス解消にぴったりの一品でございます。なんたって小麦800gですもの。かなり大きめのオーブンがないと一回で焼くのは困難かと。分量半分でやっても良いのでしょうが、イーストって普通7gで1パックだし、無駄にしたくないので私は根性で天板につめこみ焼いております。

800g unbleached strong white bread flour
50g unsalted butter, diced
1tbs sea salt
(60g caster sugar)
200g boiled, cooled and mashed potatoes
375ml tepid milk
15g fresh yeast もしくは 7g easy-blend dried yeast

大きなボール(ホントに大きくないと大変なこっちゃになります)に小麦粉を入れる。ドライイーストを使う場合はこのときに小麦粉と混ぜ合わせる。

バターを加えなじませる。(お菓子作りの時と同じく指先をつかってそぼろ状?にしていくような感じ)しっかりなじんだら塩(スパニッシュスタイルの場合は砂糖もここで投入)とマッシュしたじゃがいもを加える。

フレッシュイーストを使う場合は、室温もしくはちょい暖めた牛乳(冷たいままではダメでございます)にイーストを加えよく混ぜ合わせたものを小麦粉に加え混ぜ合わせる。

粉がまとまったら打ち粉をした台に移して練る。最低でも10分は頑張る。パンの基本的な練り方(手の付け根を使ってゴムを引き伸ばすような感じ?)でOK。師(レシピ本の人)によれば絹のようにスムーズな表面になるハズであります。上手く説明できないので、パン初心者の方は何かのレシピ本を参照されるのが良いかと思われます。ボールに戻してラップでカバー。サイズが2倍になるまで(90分程度)ねかせる。

何回か適当に膨らんだ生地をパンチして(空気ぬき?)生地を18等分する。ベーキングシートを敷いた天板に並べる。(個人的にはここで形を整えすぎないほうが好きです。生地を等分するときに乱切りくらいの勢いで切り分けてそのままでーん、みたいな。)大きなビニール袋があればそれに天板ごと入れるべしと師はおっしゃりますが、そんなでかい袋は我が家になかとです。要は乾燥を防げれば良いので、私は余裕をもたせて(膨らむ分を考慮して)ラップをかけてます。サイズが2倍になるまで(30分)放置。オーブンの余熱開始、220度で。

15-20分焼けば出来上がり。その日に食べる分以外は冷凍庫へ、1ヶ月はもちます。ちなみに写真は冷凍したものを再度オーブンにてこんがりと焼いたものなので、ちょい色が濃いです。初回焼き上がりはこれより薄い焼き上がりの色になります。

なんちゃこちゃない素朴なパンなのですが、個人的には大変好きな味です。師によるとfloury old potatoesを使えというのですが、師匠、flouryはまだしもoldってどういうことでしょう?芽が出てしばらくしてもほっといたようなじゃがってことですか?ちなみに私は師匠のアドバイスを無視して手持ちのflouryでもoldでもないポテト君で試してみましたが、問題なく美味しかったです。次回はちゃんと言いつけにしたがってみよう。