The Blog of Laughter and Forgetting

ノマド生活記録帳 只今の生息地:イギリス

London AZ

2007-05-20 | Travel
先日ロンドンにてブルブル震えつつ待ちぼうけしていた、Natural History Museumです。中には入ってないのですが、外観がかわいいっ!おとぎばなしに出てくるような感じです。屋根瓦までキュート。門番さんの小さな小屋も素敵なのです。

夫は明日から3日間ロンドン出張。ロンドンオフィスはGoodge Streetのすぐ近くなのですが、B&Bどこなん?と聞くとオフィスから余裕で徒歩圏のTottenhamとのこと。会社も太っ腹だわと妙なところで感心する。

ロンドン遠征の際にはかかせないLondon AZ(地図)を出張荷物にパックしていて、まるで宝の地図のようなテクスチャーに成り果てた地図を広げる。一体何年使っているのかと考えてみると、数々の海外引越しの際にもちゃんとついてきたのねーと感慨深い。チューブのJubileeラインとかまだ建設予定の段階だし…。学生時代よく泊まっていたB&Bがメモしてあるのだけれど、その筆跡は見覚えのあるM嬢のもの。「あ!これM嬢がイギリスに遊びに来たときに使って、その後くれたんだった!」と思い出す。ということは1998年冬に購入ってことです。9年も使ってりゃ、宝の地図な風味も出るってもんです。あちこち破れてるし磨り減ってるし。でもやっぱり捨てられないなぁ。でも9年使ってる地図があるってことからして、つくづく年をとったものよ…と複雑な気持ちになっちゃいます。

今後はロンドンのお仕事も増えそうなFなので、ちょっとくたびれたAZちゃんですが、これからもバンバン活躍してくれるでしょう。

有馬温泉 そのいち

2006-11-24 | Travel
引越し手続きで忙しいなか、日曜から一泊で有馬温泉に行ってまいりました。というのも、日本での披露宴にわざわざやってきてくれたフランスの友人一同が、ホテル券をプレゼントしてくれてたのです。有効期限が来年春に迫った今、たまたま加盟旅館の陶泉御所坊さんが有馬だったので行ってきました♪

実は強羅花壇さんも加盟していて、あそこまで足をのばすか散々悩んだのですが、時間もないことなので結局近場にしました。サイトを見てるだけでうっとりしますよねぇ。いつか一度泊まってみたいもんです。

お部屋の名前はタンだそうな…読めない。

有馬温泉 そのさん

2006-11-24 | Travel
さっそく浴衣に着替えてくつろぐF殿。みかんがこれまた甘くておいしかった。今年初みかんだわ。浴衣が男性は白、羽織がカーキ。女性は紺で、羽織が紫です。断然男性用のがかわいい。あたしも白が着たかった~。

有馬温泉 そのよん

2006-11-24 | Travel
お部屋入ってすぐの間は板張りで、ででーんっとマッサージ器が2台鎮座しております。入ってびっくりしましたが、肩こりの私には結構嬉しかったりする。バーバリーのひざ掛けにくるまれ相撲観戦する、まるでおじいちゃんのようなF殿。

有馬温泉 そのはち

2006-11-24 | Travel
温泉は茶色に濁ってかなりパワフルなお湯でした。写真は中庭にある偲豊庵の夜の風景。こちらは温泉ではないそうですが、とても面白い空間でした。この場所は貸切にできるのですが、一日5~6組しか対応できないので、雲山・聴水御坊のB/T付きのお部屋に泊まらないと入れないようです。

有馬温泉 そのきゅう

2006-11-24 | Travel
お風呂のすぐ隣には写真手前に見えるように、五連の水琴窟があります。とても美しい調べで大変癒されます。いや、これはとても良い。私達は夜の11時くらいから入っていたので、辺りは静かだし、雨の音と水琴窟の奏でる音があいまってなんともいえない雰囲気です。

有馬温泉 そのじゅう

2006-11-24 | Travel
お風呂の回りにはガラス戸がありますが、写真のように開放できる仕組み。和なんだけど、開放度を増すために角っこの柱が抜かれてるあたりとか、いい感じにモダンです。トイレから帰ってきたFが「ジャングルでトイレに行ったみたい」と訳の分からないコメントをしてましたが、行ってみて確かに納得。和蝋燭がお風呂場にあったり、神棚が浴槽から拝めたり。水琴窟をはさんでお風呂の向かいには炉が切ってあるお座敷。ここで碁の名人戦とかあったりしたそうです。Fが延々お風呂を堪能しているので、私は一足先に上がってここでごろり。これこそ旅館に求める非日常ですね。フランスの友達よ、ありがとう!ゴージャスな週末を過ごさせていただきました。

いざ鎌倉

2006-09-17 | Travel
横浜たそがれツアー2日目は鎌倉です。写真はお寺の龍のくせに、やけにハイカラな彼。翼の感じとか、ずんぐりむっくりな体型は、ドラゴンって言ったほうがしっくりくるほど。S夫妻オススメの明月院AKA紫陽花寺は本当に良かった~。お庭もきちんと手入れがしてあって、そこかしこで素敵なもの続々発見。屋根の上には天女ちっくな女性がハローとたなびいてるのが大変気に入りました。今回は友達と一緒であまりゆっくりできなかったから、また行ってみたいです。

中華街でたらふくご飯を食べて、新幹線で帰阪。他の名古屋チームはもう一泊の予定なので、その間もまだまだ中華街をハシゴ中。新幹線の中でぞくぞくと「今マーボーの美味しい店に来てる」(写真付き)、「今デザート、世界一(どういう基準だかは?)のマンゴープリンを食べてる、満腹で苦しい!」(写真付き)といったメールが届き、食いしん坊な私は悔しくて泣きそうでした。11月にはまたS夫妻の披露宴で横浜に行くので、そのときは世界一のマンゴープリンを絶対に食べるのであります。


横浜たそがれ

2006-09-16 | Travel
横浜たそがれと銘打たれたツアーに参加してきました。名古屋のお友達で、新しく横浜で新居を構えたカップルを冷やかしにいこう!というツアーなのですが、総勢12名という、寝袋持参でなんともはた迷惑な押しかけツアーです。

今回の幹事はAちゃんで、しっかり予定を組んでくれました。まずは新横浜で待ち合わせして、S夫妻のお家へ。新横浜からたったの一駅、高台の一軒家です。いいなぁ、地面に近いって…。マンション暮らしが長いので、お座敷にぺたっと座って、ちゃぶ台でお茶しているところに吹き抜ける風の感じとかに感動します。ああ、地面の近くに住みたい。

まずはカレーミュージアムに行って、みんなで分け合いつつ色々なカレーを食べまくる。奄美の鶏飯風カレーとかあって、もう何がなんだかわからん感じではありますが、みんなでああでもない、こうでもないと食べるのは楽しいですね。

お約束の元町、外国人墓地や港の見える丘公園(だっけ?)などなどぶらぶらして、夜景を見るために水上バスなるものにも乗る。所謂デートコースなんてものを辿るデートをしたことがない私には、とても新鮮。レンガな観光名所に移動してみると、お役所の何周年かを記念したイベントがあっていて、キャンドルがゆらゆらしていてとてもロマンチックでした。うーん、こういうのがロマンチックなデートってやつなのね、と唸りつつ夜はふけるのです。

余談ですが、その後銭湯に行く予定だったのに、遅くまで遊びすぎてぎりぎりに家を出たら、途中で迷子になってしまい、たどり着いたのは閉店10分前。商売っ気のあまりない女将さんに入店お断りされかけたのを、ここまで来て帰れるか!と「絶対10分で出ますから!」とすごんで無理矢理入店。本当に10分(女将さんと意地の張り合いである)でしかも男子より早く出てきた私達って、ちょっとどうだろう…。

姫路城 AKA 白鷺城

2006-09-03 | Travel
普通お城の壁はまっすぐなのですが、姫路城には微妙に湾曲した壁があってなんかすごくツボにはまる。瓦の色も黒々しすぎてなくて、ロマンスグレー(死語?)なところがオヤジ好きの私にはたまりません。城内をぐるりと回ると、色々な角度で素敵なものが目に入ってきます。また別の季節にきてみたいです。やっぱり、他の観光地と同じで、人が少ない時間を選んだほうが良いですね。

18切符消化試合 そのさん 姫路城

2006-09-03 | Travel
ピザには裏切られつつも、明石焼に満たされ、スタバのカフェインで癒されつつ、姫路へ移動。姫路城って思っていたより全然スケールがでかい!あまり期待していなかったので、ちょっと嬉しい。入場券も思ったより安かったしね。ま、東照宮の後だとなんでも安く思えてしまいますね。4時に入城したので、人も少なくて良かったし。このお城ならまた来てもいいなぁ。

18切符消化試合 そのいち たこフェリー

2006-09-03 | Travel
18切符の残りを消化すべく、M嬢とFと三人で明石&姫路へお出かけしてきました。絶好の行楽日和です、まだまだ暑いとはいえ秋な雰囲気がそこかしこに…うきうきしますね。明石へは、M嬢おすすめのピザ屋さん目当てで行ったのですが…。予約ナシには入れないのは承知の上で、ピザをテイクアウトしようと待っていたのです。が!今日はピザ生地ちゃんがイマイチ気がのらなかったらしく、1時間以上まった挙句に結局食べれなかったのです。でも、待ってる間も写真のようなのどかな景色を眺めつつだったので、薄情な私的にはダメージちょこっと。情のあついM嬢とFは「あああ、ピザ~!」と嘆いておりましたが、ま、またリベンジしに行きましょう。たこフェリーは写真のようなめちゃ素人ちっくなタコ模様。でも、いるかちゃんバージョンもあるのですね。(という発見をするくらいにピザを待ち続けていた私達。哀れナリ…)

今度はたこフェリーに乗り、淡路島で遊び、帰りにがっつりピザも食って帰るとです。

18切符の旅 Day 7

2006-08-19 | Travel
悲しいかな旅も最終日。東海道本線をひたすら下ります。ロングシートが多くてあまり快適とはいえません。停車中に隣のプラットフォームにボックスシート発見!下り方面だったので、すぐさま移動。やっぱり旅の快適度が格段に違いますねぇ、ボックスシートさまさまであります。

ちなみに写真は東北のどこかで撮ったボックスシート。布の色が明るいブルーで素敵です。東北で乗った電車はボックスシートが9割ってとこでしたが、みんな寒色系のおしゃれレトロチックな生地でうっとり。それに比べて太平洋側はきちゃないオレンジ系が多かったような…。たまたま乗った電車がそうだっただけでしょうか?今回の旅からすると、長距離乗るならば、断然日本海側がよろしいように思いました。

名古屋で休憩がてら下車。名古屋駅から徒歩7分に住んでいた頃を思い返し、何をしていたか考える。結局駅地下の矢場トンでご飯を食べて、ヨドバシ隣のティフィンでデザート。スコーンセットなんて始めたのね。ついつい頼んでしまいましたが、美味でした。駅上の三省堂で私は漫画、Fは仏語の雑誌を買って米原行きに乗り込みます。

行きは悪夢の米原でしたが、そこそこに18切符トラベラーズで混んでいるとはいえ、帰りはなんてことなく乗換えを済ませて大阪到着であります。暇つぶしにのぞいていた米原のキヨスク(キオスク?いつもどちらか分からない。ちなみに公文学習中にキヨスクはフランス語だったことを発見!意外です。)で森永のあずきキャラメル発見。あまり駄菓子類を買わない我が家では、かなり今頃?なタイミングでこういった新発見があります。小豆好きとしては買わずにはいられないので、もちろん購入。かなりしっかりした小豆テイストに度肝を抜かれました。やるじゃん森永!

無事に自宅に到着♪枯れているかと心配していた植物達ですが、やはり外に出していたのはかなりの打撃を受けていました。オレガノケントビュティーちゃんは息も絶え絶えな感じ。一方部屋の中に入れていたトネリコ達は部屋が温室状態になっていたらしく、かなり青々と元気になっていてびっくり。こんなことなら全員中へ入れておくのだったと後悔しきり。

18切符の旅は、時期と(限られた中でしか選べませんが…)ルートさえ上手く選べばかなり楽しいものですね。青森リベンジと、冬の北海道、四国にもいつか行ってみたいです。それまで日本にいれるかどうかだなぁ。海外にまたもどることになれば、次に里帰りするときには新幹線に乗れてしまうレイルパスが買えるということもあるし…。でも副題が付いてるような、車窓の眺めも雅な路線を行く、普通電車の旅にはまた是非出かけたいです。


18切符の旅 Day 6

2006-08-18 | Travel
旅も終盤、本格的な南下の開始です。福島から郡山-黒磯-宇都宮-日光へ。郡山では、Day2に売り切れていて買えなかった駅弁「秘伝豚肉の女将漬辨當」をゲット。駅弁名なんて読むのか知りませんが、私的にはかなりがっかりなお弁当でした。ざんねーん。駅弁って、人の旅心を弄ぶひどいヤツですよね。電車に揺られながらお弁当を食べたい私はつい手を出してしまうのですが、たいしたボリュームもないのに1050円とかいう値段だし。今後はちゃんと下調べしてから買わないといけませんね。駅弁といえば、折尾のかしわめしが食べたくて最近仕方ありません。昔よく食べてたなぁ、懐かしい。

駅弁はさておき、日光に到着。すずしかった仙台が嘘のように暑い!仙台は日中25度とかだったから、35度とかの世界に帰って来るとくらくらします。あ、そういえば!仙台でのカルチャーショック。最高気温25度にもかかわらず、今日は蒸しますからノースリーブで!とのたまわる天気予報のお姉さんにびっくり。じゃ30度越したら一体何を着ればよろしいか?それと昼の奥さん向け情報番組があまりに地域密着型でびっくり。今日の安売りというコーナーでは、○○町のダイエーで鯖がいくらです!とかやってました。それはあんまり密着しすぎではないでしょうか。

いやいや、日光の話でした。拝観料1300円にまずびっくり。日光に来て東照宮へ参らない人はいないだろうし、なんか独占禁止法を適用して欲しいくらいのお値段。ガイドのおばちゃんの話を盗み聞くところによると、全ての建物を塗り替えるのに300億かかる云々だそうですが、1300円って取りすぎじゃあないでしょうか。でも東照宮はFの仏語ガイド曰く、ユニークな日本のバロック(バロックといえば、ゆがんだ真珠!といわずにはいられない某D研出身者)といわれるだけあり、確かにインパクト強し。遠回りしてまで来た甲斐がありました。

今晩は横浜泊まりです。宇都宮からすでに忙しい街の香りがプンプンとします。のんびりの旅もとうとう終わっちゃったわ…、と少し物悲しい。しかし都市には都市なりの電車でのエピソードもあります。荷物を持って新宿乗換えなんてしたくなかったので、大宮経由して京浜東北線で横浜へ向かったのですが、その車内でのこと。ボックスシートにFと私は向かい合わせに座っていたのですが、Fの隣にはめがねに黒髪の真面目そうなひょろっとした青年が座っていて、その彼の眠たそうぶり(?)が非常にダイナミックでエクセレント!イヤフォンをしているのですが、全く何も聞いちゃいやしまいという熟睡ぶりで、首ががくんがくんと揺れにゆれても目が覚めない。よっぽど疲れているんだろうなぁと、お気の毒になりました。

私の隣には、うら若きOLさん風の女性。読書しながら膝の上に置かれたビニール袋から取り出したサンドイッチを食べているなぁと思っていたら、いつまでたっても食べ物がその袋から現れ続け、彼女はもくもくと食べ続けるのです。やっとブルーベリーちっくなパンで打ち止め、デザートか?と思っていたら、次にはなんとおにぎりがでてきてびっくり。おにぎり2個目が出てきたところで、横浜に着いてしまい、降りなければならなかったのが心残り。私が見ていた間にパン5種類プラスおにぎり2個。ほっそりしていた彼女はいつもあんなに食べてるのかなぁ、それともお昼抜きではらぺこだったのかしら。それともストレスがたまって自棄になっていたのか…。何にせよ近年まれにみる気持ちの良い食べっぷりでございました。