夫婦の休日

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薬師寺

2006-07-05 15:36:47 | Weblog
法相宗大本山 薬師寺

薬師寺は天武天皇により発願(680)、地統天皇によって本尊開眼(697)
更に文武天皇の御代に至り、飛鳥の地において堂宇の完成を見ました
その後、平城遷都(710)に伴い現在地に移されたものです

享禄元年(1528)の兵火では、東塔を除く諸堂が焼けてしまいましたが
昭和42年、高田鉱胤管主(たかだこういんかんす)により
薬師寺の復興が発願され、金堂、西塔、中門、回廊
更には平成15年3月に大講堂が復興されました

ずっと以前から訪れてみたいと思っていた薬師寺
思っていたよりずっと立派でびっくりしました


金堂と西塔



金堂と東塔



各層に裳階(もこし)をつけているため六重に見えますが三重の塔です
この塔だけが焼け残ったもので時代を感じます



回廊



金堂(大講堂から見た光景)



大講堂
 正面41m 奥行20m 高さ17mあり伽藍最大の建造物です
 
 講堂が金堂より大きいのは古代伽藍の通則で、これは南都仏教が数学を
 重んじ講堂に大勢の学僧が参集して経典を講讃したためです



灯篭と踏切ってなかなかいい写真でしょう~