ワタシタチノウチ

だんなが突然「おじいちゃんと話したんだけど、リフォームさせてもらうことにしたから」と言い出した。
は？(+_+)
あまりに急な話で、唖然とする私。
私は、今の時期にリフォームするのは反対！
リフォームするなら、自分達の代になってからにしたい。(理想は建て替えだし)
私がそう伝えると、不服そうに「じゃあ、やめれば！」とは言ったものの、彼の頭の中では、もうとっくに構想が練られているみたいで、ことあるごとにリフォームの話を持ち出す。
でも、私は断固反対。なにがあっても反対。
今リフォームしても、自分達の思い通りにはならないというのも理由のひとつ。
でも、もっとわかってほしい理由は、今の流れでリフォームしても、ここは“ワタシタチノウチ”にならないということ。
私になんの相談もなく、義父とふたりで話をすすめたことが、私はとてもかなしい。
大事なことを決めるとき、いつも私は後回しにされる。
ああ、わたしたちって夫婦じゃないよな…って思う。
実家を離れたことのないだんなは、いまでもこの家の長男であり、主ではないんだ。
だから、彼には夫婦で生活を築いているという感覚はない。
だから、私はいつでも二の次なんだ。
私達は、子供達の父母にはなったけど、いまだ夫婦にはなりきれていないんだ。
たぶん本当の意味での夫婦になれるのは、私達の代になってから。
心の問題として、そうなってからじゃないと、どんなリフォームをしたとしても、ここは“ワタシタチノウチ”にはならない。
でもね、伝わらないんだ、私の気持ち。
人生をふたりで歩いているんだなって、実感できる日まで、リフォームはしたくない。
私、断固反対しつづけます。