とあるヲタクの超電波ブログ

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うちのPENN LEVELMATIC 920 (ペンリール レベルマチック 920)の紹介と初期型、2型、3型の見分け方

2016年04月25日 22時17分23秒 | 釣り PENN ペン
最近、釣果が芳しくないので、たまには趣向を変えて、愛用しているアメリカ製のPennリールについて紹介してみたいと思います。

ゴールドに輝く姿は成金っぽいと言われるかもしれないが、私的には派手な感じがあまりせず渋い金色なのでけっこう気に入っています(^^)

Pennの名作、スピンフィッシャー(スピニングリール)、インターナショナル(トローリングで使われる両軸リール)など、それらはすべて金色が配色されていて、金色はPennの代表的カラーですw

愛用しているリールは、スピンフィッシャーとレベルマチック。

今回はレベルマチックを紹介します。

レベルマチックには、910、920、930、940の4種類売られていました。
910と920はスプールの幅が違うだけで基本性能は同じです。また、スプール幅の違い以外には、ハンドルがシングルかダブルかの違いもありました。
930と940もスプール幅とハンドルが違うだけで基本性能は同じでした。930と940は、910や920に比べて大きめのサイズです。

で、所有しているのは920。

920のサイズは、ベイトリールの有名所だと、ABU 5500Cくらいかな?

最初の発売時期は1972年で、今となってはかなりレトロです。
けれど、発売期間は長く、2000年前後くらいまで発売されてたようで、息の長いロングセラー商品でした。
このように長期間販売されるなんて日本製のリールでは考えられませんが、レベルマチックはユーザーの求める必要十分な基本性能を備え、丈夫なリールであったことから、それだけユーザーに長く愛され続けてきたのでしょう。

とはいえ、マニュアルに記載されている920の基本性能を見ると、

12lb・175ヤード(約160m)のライン巻取量はユーザーの使用目的で決める部分なので良いとしても、
重さが11オンス(約310g)と、けっこう重いです。
ギア比は、4:1と低速ギアです。

このように920は、今どきのベイトリールに比べるとかなり見劣りします…(><)

けど、見た目が良いので気にしない!(笑)
何よりも頑丈でシンプルな作りで、長く使い込めるのが気に入っています!
さらに一部欠品はあるものの何十年経っても新品パーツが今でも入手できるので、ほとんどの修理が可能というのが日本メーカーのリールと一線を画す魅力があります。

キャスティング性能もそれほど高くないのですが、投げるのに慣れれば1/2~1オンスのルアーだとそこそこ飛んでくれるので十分許容範囲内w

なので、使い勝手は、重めのルアーを投げる分には不便なく普通に使えます。

今でも920を現役で使っている人をネットで検索すると、重めのポッパー等のトップ系ルアーを投げたりするナマズ釣りや雷魚釣りで愛用されている方が多いみたいです。


ところで、レベルマチックは、ザクッと見た目上で区分すると初期型、2型、3型があり、発売時期によって微妙に改良が加えられてきました。

見分け方は、
■初期型:レバーノブの部分(Key No:21A)がシルバー色の凸凹した形の金属になっている、かつ、フレームをつなぐスタンド部分(Key No:30)が一体型になっていない。
■2 型 :レバーノブの部分(Key No:21A)がシルバー色の丸みを帯びた金属になっている、かつ、フレームをつなぐスタンド部分(Key No:30)が一体型になっていない。
■3 型 :レバーノブの部分(Key No:21A)が黒色の凸凹したプラスチックになっている、かつ、フレームをつなぐスタンド部分(Key No:30)が一体型で形成されている。
※パーツリスト(Key No)はこちらを参照してくださいw⇒Scott's Bait and Tackle
※※上記の区分は、私がネットで見たり自分の所有しているものを見たりして、見た目上で明確に異なる部分に着目して3つに区分した個人的な見解です。もしかしたら人によっては、2型も初期型に含めてしまう方もいるかもしれませんが…ノブの形状が明らかに違うので私的には初期型と2型を区別しています)


ちなみに、↓左のスタンドが初期型と2型に使用され、右のスタンド(一体形成タイプ)が3型で使用されているものです。



ちなみに2型と3型をそれぞれ1台ずつ所有しています(2型はコレクション用で未使用品)。

上述以外の細かな違いとしては、2型のスタンドにはMADE IN USAと打刻されていて、3型のスタンドは何も打刻されていません。初期型の打刻の有無については、所有していないので不明です。

とりあえず、私の持っている2型と3型の920を比較した写真を下に並べてみます。

左が2型、右が3型


↑スタードラグの形状と大きさが若干違うのわかるかな?2型の方が小さいので実釣では少し大きく改良された3型の方が使い勝手がいいですね!



※所有している2型は未使用品なのでスプールの保護のためにコルクが付いてます。


2型(ノブの部分)

3型(ノブの部分)


2型(スタンドの部分)

3型(スタンドの部分)


ちなみにハンドルは通常、↑の画像のようにシングルですが、下の画像のようにダブルハンドルも純正パーツで別途売られていて取付可能です。



それと自前で3型をオーバーホールした時に気付いたのですが、所有している3型のECCENTRIC ASSEMBLY WITH LEVER(Key No:19)は、BRIDGE ASSEMBLY(Key No:3)と連結させる部分で他の3型と違うみたいです。

他の3型は↓こんな感じになっていて、画像左側パーツの上部の丸穴と右側パーツの金属部分の丸型の凸部分を重ね合わせて連動して可動させるようになっているのですが

   ※image source:Fishing Reel Repair by Alan Tani http://alantani.com/index.php?topic=1835.0
所有している3型は右側パーツの金属部分は丸型の凸ではなく丸穴が開いてて、左側パーツと右側パーツの両方の丸穴をスプリットリングを通して連結させ可動させるようになっていました。この文章だけの説明だとわかり難いので、私の3型のこの部分の画像については、次回オーバーホールしたときに写真を撮ってアップしていつか追記します。(最近、使用頻度低いのでオーバーホールがいつになるかわかりませんが^^;)

なお、スプリットリングだと組み立てるときにコツがいるようで、スプリットリングの微妙な位置の違いで、ルアーをキャストする時にスプールを完全にフリーにできなかったりしてしまうといった症状が出てしまいました。そのため、オーバーホールのときのスプリットリングのセッティング調整に非常に難儀しました。その点、スプリットリングを使っていないパーツの場合は、そういうことが必要ないのでオーバーホールが非常に気軽にできると予想されます。けれど、こればかりは中身を確認して購入することができないので運しだいですね。

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