お久しぶりです。
ここ1ヵ月以上の間記事の投稿ができていませんでしたが、この間にいろいろなことがありました。ネタにしようと思ったニュースもいくつかありましたが、1度PCに向かうと数時間という時間がすぐに過ぎてしまい、なかなか記事投稿に着手できない状態でした。
さて、そんな中、何気なくWEBを見ていたところ、海外旅行者にとってなかなか興味深い記事がシンガポール航空(SQ)のプレスリリースに出ていました。SQが乗客に提供しているエンターテイメントシステムであるKrisWorldのコンテンツにベルリッツ社の外国語講座が提供される、というのです。詳細はSQの6/20付けプレスリリース「Learn A New Language With Singapore Airlines」を御覧戴きたいのですが、このプレスリリースによれば、このサービスは6月から実施され、対象の言語は英語、日本語も含めた11種類、今後は20種類までに拡大されるそうです。数字、日付、基本的な単語や会話等が取り上げられ、自己診断テストや発音練習までできるそうです。更におまけに、コースを終了するとEメールで終了証書が送られるという、本格的なもののようです。
本サービスは当初、A345が利用されるシンガポール-北米ノンストップ便(SQ20/19およびSQ22/21)で適用されていましたが、今ではWisemen3000と呼ばれるシステムが導入されている機体であれば利用可能だそうです。機内エンターテイメントプログラムに外国語講座を導入したのはSQが初めてだとか。
近年、SQ20を始めとする飛行時間17時間、18時間といった超長距離ノンストップ便の就航が続いていますが、大幅に延びた飛行中の時間をどう過ごすか、ということを考えても、この企画は面白いですし、非常に良いものだと思います。SQの機内サービス部門の副社長であるBetty Wong氏曰く、「(このサービスのおかげで)我が社の乗客は外国に行ってもジェスチャに頼ることはなくなった」そうですが、最大でも17、18時間(経由便であればもう少し時間は延びますが)という時間制約があり、外国語の習得は何度も練習し、良く使わないと身につかない部分はありますので、その次元まで至るかはともかくも、機内で目的地の言葉を少しでも覚える機会がある、しかも、発音練習付きで、というのはなかなか良いものです。私もそうですし、目的地の言葉に不慣れな方々もそうかと思いますが、この一言がわからなかったためにジェスチャをしたり、絵を頭や口が固まってしまうことはあるかと思います。
この記事を書くにあたり、検索サイトでいろいろと見ていたところ、同じことを考えておられるブロガーの方はいらっしゃったようで、著者であるjessi氏は「ゲームやショーを見た後で退屈するだけでなく、もっと生産的なことに飛行時間を使いたいね」と言っています。このプログラムの利用は有料かどうかは書いてありませんが、もしこれまでの機内エンタメ同様、これだけの内容が無料で利用できるとしたら、個人的には凄いなと思います。
少し考えてみれば、このようなコンテンツがあったらどうだろう、とは思いはしたかもしれませんが、ここまで本格的なものかどうかは別としても、SQが着手するまでは誰もやったことがなかったというのも不思議です。あったらいいとは思ったものの、本当に機内が外国語教室になるとは想像できなかったでしょう。私達はどうしても固定観念(この場合は機内エンタメというと、映画やゲーム、というイメージでしょうか)に縛られてしまいますが、ちょっとしたものでもこれは、と思ったものを採り入れたりする、これが新しいものを生み出す原動力になります。分かっていても、想像できなかったり、なかなかできない。だからこそ新しいものが出来たときは凄さを感じるのです。SQ20の時もそうでした。
もしSQのWisemen3000搭載機を利用する機会がございましたら、チェックしてみてはいかがでしょうか。
ここ1ヵ月以上の間記事の投稿ができていませんでしたが、この間にいろいろなことがありました。ネタにしようと思ったニュースもいくつかありましたが、1度PCに向かうと数時間という時間がすぐに過ぎてしまい、なかなか記事投稿に着手できない状態でした。
さて、そんな中、何気なくWEBを見ていたところ、海外旅行者にとってなかなか興味深い記事がシンガポール航空(SQ)のプレスリリースに出ていました。SQが乗客に提供しているエンターテイメントシステムであるKrisWorldのコンテンツにベルリッツ社の外国語講座が提供される、というのです。詳細はSQの6/20付けプレスリリース「Learn A New Language With Singapore Airlines」を御覧戴きたいのですが、このプレスリリースによれば、このサービスは6月から実施され、対象の言語は英語、日本語も含めた11種類、今後は20種類までに拡大されるそうです。数字、日付、基本的な単語や会話等が取り上げられ、自己診断テストや発音練習までできるそうです。更におまけに、コースを終了するとEメールで終了証書が送られるという、本格的なもののようです。
本サービスは当初、A345が利用されるシンガポール-北米ノンストップ便(SQ20/19およびSQ22/21)で適用されていましたが、今ではWisemen3000と呼ばれるシステムが導入されている機体であれば利用可能だそうです。機内エンターテイメントプログラムに外国語講座を導入したのはSQが初めてだとか。
近年、SQ20を始めとする飛行時間17時間、18時間といった超長距離ノンストップ便の就航が続いていますが、大幅に延びた飛行中の時間をどう過ごすか、ということを考えても、この企画は面白いですし、非常に良いものだと思います。SQの機内サービス部門の副社長であるBetty Wong氏曰く、「(このサービスのおかげで)我が社の乗客は外国に行ってもジェスチャに頼ることはなくなった」そうですが、最大でも17、18時間(経由便であればもう少し時間は延びますが)という時間制約があり、外国語の習得は何度も練習し、良く使わないと身につかない部分はありますので、その次元まで至るかはともかくも、機内で目的地の言葉を少しでも覚える機会がある、しかも、発音練習付きで、というのはなかなか良いものです。私もそうですし、目的地の言葉に不慣れな方々もそうかと思いますが、この一言がわからなかったためにジェスチャをしたり、絵を頭や口が固まってしまうことはあるかと思います。
この記事を書くにあたり、検索サイトでいろいろと見ていたところ、同じことを考えておられるブロガーの方はいらっしゃったようで、著者であるjessi氏は「ゲームやショーを見た後で退屈するだけでなく、もっと生産的なことに飛行時間を使いたいね」と言っています。このプログラムの利用は有料かどうかは書いてありませんが、もしこれまでの機内エンタメ同様、これだけの内容が無料で利用できるとしたら、個人的には凄いなと思います。
少し考えてみれば、このようなコンテンツがあったらどうだろう、とは思いはしたかもしれませんが、ここまで本格的なものかどうかは別としても、SQが着手するまでは誰もやったことがなかったというのも不思議です。あったらいいとは思ったものの、本当に機内が外国語教室になるとは想像できなかったでしょう。私達はどうしても固定観念(この場合は機内エンタメというと、映画やゲーム、というイメージでしょうか)に縛られてしまいますが、ちょっとしたものでもこれは、と思ったものを採り入れたりする、これが新しいものを生み出す原動力になります。分かっていても、想像できなかったり、なかなかできない。だからこそ新しいものが出来たときは凄さを感じるのです。SQ20の時もそうでした。
もしSQのWisemen3000搭載機を利用する機会がございましたら、チェックしてみてはいかがでしょうか。