今まで何の心配もなく、当たり前にしてきたものが たくさん崩れた 今回の大震災。
なくなって初めて 有り難味が わかったり、 必要以上の 備えの大切さが わかったりするものです。
でも “ 窮すれば通ず ” と言うか、 どうしても必要に迫られれば 思いがけないような 工夫が生まれてくることもあります。
先月、草津市の 元建設請負業の 平松さん と言う方が
簡単な構造だが 誰も試みなかった “ 目からウロコ ” 的な発想の 磁力抵抗 「 ゼロ 」 の発電機を 発明。
解析した 京都大学准教授が 学会で発表、 これから 電気自動車 や 風力発電 などへの 応用が期待されると言う。
また、 「 伊勢ー白山道 ブログ 」 でも 紹介のあった 6月26日 放送の 「 夢の扉 」 には
造園家の 吉村さんと言う方が、 植物の根が 石にからみ付く姿を ヒントに
「 ブランチブロック 」という 枝状のブロックを 蜂の巣状に 組む工法と 石積みとを 組み合わせ
最強の防護壁を 造り上げる事に 10年の苦労の末 成功したという。
昨年の 台湾の災害でも 採用されたという この工法、 東北大震災でも 採用が検討されている との事ですが
護岸工事に 既得権を 持つ 大手の者たちに 邪魔されて
この革命的な工法が 採用されない事のないように お願いしたいと思います。